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2013年8月12日月曜日

〔北朝鮮〕「プロレタリア独裁の看板を下ろし「金氏一家の世襲」を明文化

☆北朝鮮、金氏一家の世襲を明文化 憲法より重視する十大原則
(共同通信)

http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013081201001516.html

改定では、従来あった「プロレタリア独裁政権」との文言を削除し、金日成主席が確立した主体思想を背景にした「主体革命の業績」を強調。共産主義の看板を下ろし、金氏一家による国家統治を強調している。



☆プロレタリア独裁

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%8B%AC%E8%A3%81

ロシア革命において、レーニンが「どんな法律によっても、絶対にどんな規則によっても束縛されない、直接暴力で自ら保持する無制限の権力」(レーニン『プロレタリア革命と背教者カウツキー』)としてプロレタリア独裁を規定し、彼の指導を批判したカール・カウツキー『プロレタリアートの独裁』に反論した。

だが実際には、彼の指導する共産党支配は次第に、立法と執行が一体になったソヴィエト型政体、ひいては一党制や、法にもとづかない「反革命」弾圧・「粛清」をおこなう権力を意味するものへ変質していき、さらに「個人の独裁はきわめてしばしば革命的階級の独裁の表現者であり、担い手であり、先導者であった」(レーニン『ソヴェト権力の当面の任務』)として個人の独裁も肯定していった。

そして、スターリンがマルクス・レーニン主義を定式化する際にレーニンにおいては社会主義社会への移行段階とされていたプロレタリア独裁段階の社会そのものを社会主義社会とする理論化をおこない、この規定の承認をコミンテルンの加盟要件の一つとしたために、ソ連とその流れをくむマルクス主義においては、プロレタリアート独裁とは、職業革命家による前衛党つまりは共産党の一党支配を意味するものとなった。

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