柿沢未途(みんなの党・衆議院議員)
https://twitter.com/310kakizawa/status/221110744102604801
昨日の夕方の報告を。ベラルーシ議連でラハマノフ大使の話を聞く。チェルノブイリは隣国ウクライナだが、風に乗って汚染の6割はベラルーシに広がっている。原発のない国だが1986年の事故以降、2050年までの予想図を含めた汚染マップの作成や多種多様な線量計の開発を行なってきた。
柿沢未途(みんなの党・衆議院議員)
https://twitter.com/310kakizawa/status/221111480928571392
線量計に関して言えば、個人用線量計というのはチェルノブイリ事故以前そもそも存在しなかった。ベラルーシでは今や200種類もの線量計を開発、個人携帯用だけでなく、食品検査用、内部被曝検査用、貨物検査用、廃棄物検査用、等々。言葉はマイルドだが、ラハマノフ大使は日本の遅れを指摘する。
柿沢未途(みんなの党・衆議院議員)
https://twitter.com/310kakizawa/status/221112323828482048
ラハマノフ大使曰く、日本の線量計の品質には疑問がある。経験がないと良いスペクトルメーターは作れない。貨物や廃棄物の汚染コントロールがなく瓦礫等のリサイクルに懸念。α線やβ線の核種に関する情報がない。α線核種は体内に入るとリスクが高い。測定には特別な線量計が必要だがそれがない。
柿沢未途(みんなの党・衆議院議員)
https://twitter.com/310kakizawa/status/221139907324805121
ラハマノフ大使、続き。ベラルーシは汚染地域からの強制避難者13.8万人、自主避難者20万人、汚染地域で生活する人が110万人。150万人が無料の健康診断を毎年受けている。日本には詳しい汚染マップがまだない。ゼロから着手したベラルーシは8年かかったが、今の技術なら直ちにできるはず。
柿沢未途(みんなの党・衆議院議員)
https://twitter.com/310kakizawa/status/221152675335634944
以前にラハマノフ大使に会った時にも書いたが
http://togetter.com/li/243290
日本では放射性物質の健康リスクについて議論が二分している。しかし大使は長期的な健康影響について「ある」とほぼ断言されている。改めてその点について大使に伺った。
柿沢未途(みんなの党・衆議院議員)
https://twitter.com/310kakizawa/status/221153483208921089
ラハマノフ大使「二つの意見がある。全く大丈夫だという意見と、とても悪く逃げるべきだ、解決は無理だという意見だ。両方とも正しくない。まずは状況を把握する事だ。(日本は)まだ理解と知識が不足している。ベラルーシの安全基準は当初厳しくなかった。年数を経て、少しずつ下がっていったのだ。」
柿沢未途(みんなの党・衆議院議員)
https://twitter.com/310kakizawa/status/221154812639715329
ラハマノフ大使「被曝の影響はすぐに出るはずがない。直ちに病気にならない=問題ない、ではない。ベラルーシでは健康被害は15-20年後が最も深刻、当時、子どもだった人に甲状腺癌が増えた。リスクグループと非汚染地域を比べて甲状腺癌の発症率は30倍」。外交官でなく科学者である大使の発言。