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2012年7月6日金曜日

〔原発事故〕原子力安全委員会が2009年7月に策定した指針は楽観論一色


107 名前:地震雷火事名無し(やわらか銀行)[sage]
投稿日:2012/07/06(金) 12:12:39.39 ID:i4EaiBOu0 [1/2]

原子炉立地審査指針等の記載内容、策定時の考え方等について
平成21年7月23日 原子力安全委員会事務局
(注:PDF)
http://www.nsc.go.jp/senmon/shidai/bougoWG/1/siryo1-4-1.pdf

これは興味深いね
想定しうる重大事故を上回る『仮想事故』という概念がある。
中でも、重大事故を上回る仮想事故の場合、一人当たり20msv。好ましいのは、国民全体の被曝許容量を1万人sv(0.1msv/人)までとしている。
いずれにせよ今の基準値が著しくそれらの基準を無視したものだとわかる。

>b 更に、重大事故を超えるような技術的見地からは起るとは考えられない事故
(以下「仮想事故」という。)
(例えば重大事故を想定する際には効果を期待した 安全防護施設のうちのいくつかが動作しないと仮想し、それに相当する放射性物質の放散を仮想するもの)の発生を仮想しても、周辺の公衆に著しい放射線災害を与えないこと。




109 名前:地震雷火事名無し(やわらか銀行)[sage]
投稿日:2012/07/06(金) 12:13:22.62 ID:i4EaiBOu0 [2/2]
>>107にある資料を見ると改めて政府が線量を低く見積もりたいか理解できる。



186 名前:地震雷火事名無し(SB-iPhone)[sage]
投稿日:2012/07/06(金) 12:43:24.42 ID:/YdEjcpIi

16ページにはこんな記述がある
『一般に炉心の相当部分の溶融を仮定しており、われわれが;重大事故と仮想事故の両方 について考えたのに比べて、仮想事故に近い考え方である』。

まさしく福島で起きてること。重大事故を上回る仮想事故だよ。

>一方、米国の原子炉敷地基準においては、事故の想定に際して、発生の可能性があるいかなる 災害よりも大きな災害をひき起こすと思われる事故を仮定しなければならないとしている。
従って、一般に炉心の相当部分の溶融を仮定しており、われわれが重大事故と仮想事故の両方 について考えたのに比べて、仮想事故に近い考え方である。
この事故に伴う災害の評価の指標線 量として、甲状腺に対し 300rem(大人)、全身に対し 25rem を採用している。
この際 2時間以 内に呼吸または直接被ばくにより、指標線量以上を受ける所は人口排除区域、また事故継続期間中留まっている場合に、この線量以上を受ける地域は低人口地域でなければならないとされている。



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