http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150307/k10010006861000.html
https://web.archive.org/web/20150306202944/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150307/k10010006861000.html
質問項目は、住まいや仕事の状況など100近くあり、このうち、健康状態について聞いたところ、震災前の持病が悪化したと答えた人は35.4%、震災後に新たな病気にかかったと答えた人は32.4%と、いずれも3人に1人が、健康状態が悪化していることが分かりました。
新たにかかった病気については、高血圧が25%と最も多く、高脂血症が12.9%、精神疾患が10.7%、糖尿病が10.4%など、運動不足やストレスなどを原因とする疾患が上位を占めていました。
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《福島県では「高脂血症の子供」が増加している》
https://www.facebook.com/fnscr/posts/595344033828008
被曝データを公開した山下俊一
福島県立医科大学の山下俊一が、米国の米国放射線防護・測定審議会(NCRP)の第49回年次総会で『福島原子力発電所事故と包括的健康リスク管理』と題する講演を行なっています。東日本大震災からちょうど2年目を迎えた2013年3月11日のことです。
そこで、山下が発表した内容全文を入手しました。以下がそれです。
(注:PDF)
http://www.ncrponline.org/Annual_Mtgs/2013_Ann_Mtg/Yamashita.pdf
これによると、福島では、子供で高脂血症が増え、若い男性で肝臓機能障害や高尿酸血が増えていることが示されています。
また、成人や年配者で高血圧、グルコース代謝不全、腎不全が増加していると報告しています。
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《被曝による持病の悪化》
全体的な抵抗力の低下により、様々な症状が起こってくる。個人の弱いところ、「持病が悪化」する。
http://www.kakehashi.or.jp/?p=4475
☆チェルノブイリ事故後、がんの診断後余命が20分の1以下になった
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/298.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2014 年 11 月 24 日 05:10
以前からがんで闘病していた人、福島原発事故後がんになった人が、急激に病状が悪化して、あっという間に亡くなる例が相次いでいます。
チェルノブイリでは、事故後は胃がんと肺がんの余命が何と20分の1以下になったということです。
被ばくによる免疫システムの崩壊によるものだそうです。
(略)
[胃がんと肺がんの診断後の余命: 事故前後の比較] (ウクライナ)
1985年 胃癌 57ヶ月 肺癌 42ヶ月 (事故1年前)
1996年 胃癌 2.3ヶ月 肺癌 2ヶ月 (事故10年後)
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☆ウクライナ医学アカデミー放射線医学研究センターのトップが明かすこれから子供たちに起きること~被曝は何をもやらすのか~知能の低下、左脳に損傷
(週刊現代 2011年7月16日・23日合併号)
https://web.archive.org/web/20120116071856/http://www.globe-walkers.com/ohno/interview/loganovski.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/418.html
胎児に関する研究でもう一つ気になるのは統合失調症をテーマにしたものだと、氏は話す。
「長崎大学医学部の中根充文名誉教授によると、原爆生存者の中に統合失調症の患者が増えており、胎児のときに被曝した人の中でもやはり患者が増えているという。ただ中根さんはこの病と被曝が関係あるという証拠がまだないと話していました。1994年のことです。統合失調症は左脳と関連があるといわれており、私たちも長崎大のものと同じような内容のデータを持っています」
ウクライナだけで20万人いろというチェルノブイリ事故の処理に当たった作業員たちの中にも、精神を病む人が出ていると、ロガノフスキー氏は言う。
「精神障害者は少なくありません。そのなかにはうつ病、PTSDが含まれています」
氏のチームの調査によって、自殺に走る作業員が多いことも判明した。
「私たちはエストニアの作業員を追跡調査しましたが、亡くなった作業員のうち20%が自殺でした。ただエストニアはとくに自殺は悪いことだとされている国なので、自殺した人間も心臓麻痺として処理されることがあり、実数はもっと多いのかもしれません」
精神的な病に陥るのは何も作業員に限ったことではない。京都大学原子炉実験所の今中哲二助教が編纂した『チェルノブイリ事故による放射能災害』によると、ベラルーシの専門化が調べた、同国の避難住民の精神障害罹患率は全住民のそれの2.06倍だった。
また、放射能汚染地域の子供の精神障害罹患率は汚染されていない地域の子供の2倍だったという。
ロガノフスキー氏は被曝によって白血病やがんの患者が増えるだけでなく、脳など中枢神経もダメージを受けると考えているのだ。それは15年にわたる様々な調査・研究の成果でもある。
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▼ Health Effects of Chernobyl
25 years after the reactor catastrophe
チェルノブイリの健康被害
原子炉大惨事から25年の記録
http://isinokai.churaumi.me/2012/03/07/chapter7/
放射線被ばく後の神経障害と精神障害
以前にチェルノブイリ地域に住んでいた多くの成人が精神病性障害に苦しんでいる。その原因として、放射線で神経細胞が損傷されるのではないかといわれている。1992年という早い段階からこの説を唱えていたのが、キエフにあるパラギュイン生化学研究所のナデイダ・グラヤである。
別の可能性として、電離作用をもつ放射線が特に血管に障害を及ぼした結果、大脳の血流障害が起き、脳への組織傷害が引き起こされるのではないかとも考えられている。この説は、モスクワにあるロシア科学アカデミ-の神経生理研究所のジャヴォロンカヴァにより提唱された。
さまざまな国の科学者たちが指摘していることだが、最大の問題となるのが、チェルノブイリ事故が人々のメンタルヘルスにいかに影響を与えたかということである(ここで問題にしているのはいわゆる“放射線恐怖症”のことではない-“放射線恐怖症”とはモスクワで作り出されたにせの病気で、放射能から国民の目をそらすため、何の証拠もないのにあらゆる健康問題の“真”の原因であるかのように宣伝してきた)。
WHOとIAEA、チェルノブイリ・フォ-ラムの健康に関する専門家チ-ムは、特別に注意を払うべき領域として次の4つを指定した;①ストレスに関係する症状、②小さい子どもの脳発達への影響、③高度に被ばくした汚染除去作業者の器質的脳障害、④自殺率。K.ロガノフスキ-がすでに指摘していることであるが、日本の原爆被爆者では6%もの人が統合失調症になっている。チェルノブイリの汚染除去作業者は、放射線の直接作用だけでなく、事故による他の原因で精神障害になるリスクも抱えていることは疑いようもない。
ロガノフスキ-は、汚染除去作業者ががん以外の疾患にかかる危険率を出そうと、多くの異なる研究を集め検討した。そして、統計学的に有意な結果が得られた。それによると、被ばくした1グレイ当りのリスクの増加(過剰相対リスクERR/Gy)(訳注:1グレイ被ばくした時、ある病気になる確率がどれくらい増えるか、ということである。0.4であれば100人が140人に増えるということになる)は、以下のようになる。
精神障害はERR/Gy=0.4(95%信頼区間=0.17―0.64)、神経学的感覚障害は0.35(95%信頼区間=0.19―0.52)、内分泌疾患は0.58(95%信頼区間=0.3―0.87)(ビリウコフら2001、ブズノフら2001、2003)、神経症性障害は0.82(95%信頼区間=0.32―1.32)である(ビリウコフら2001)。しかし、全体としてもっとも高リスクのものは、脳の血流障害(脳血管機能障害)で、1.17(95%信頼区間=0.45―1.88)である(イワノフら2000)。
さらに最近、150ミリグレイ(mGy)を超える外部放射線被ばくだけで脳血管機能障害のリスクが高まることがわかった。ERR/100mGy/day=2.17(95%信頼区間=0.64―3.69)が示された(イワノフら2005)。
しかしながら、これらの結果は、適切にデザインされた精神医学の調査と標準化された診断手続きによってなされたものではなく、精神障害に関する州の健康システムからの情報を単に解析したものに基づいている。
しかし、旧ソ連を後継した国々で精神医学の教科書的知識を見てみると、身体疾患との誤解や精神障害のシステムにおける診断の誤り(例;精神病性や器質性とせずに神経症性とする場合)のため、精神障害が行きすぎた過小評価を受けていることがうかがえる。実際、ウクライナ保健省は、1990年、1995年、2000年での精神障害の発症率を、それぞれ2.27%、2.27%、2.43%と計算している。
しかしながら、標準化された手法を用いたWHOの世界精神保健調査(WMH)によると、ウクライナの発症率は20.5%(95%信頼区間=17.7―23.3)とされる。つまり、州の健康システムは、精神障害の発症率を少なくとも10分の1も過小評価していることになる。世界精神保健調査には、恐怖、うつ、心身症やアルコ-ル乱用などのいわゆる精神不安が含まれるが、精神病、器質的障害に基づいた精神障害や精神遅滞といった専門用語の使用は避けられている。
http://isinokai.churaumi.me/2012/03/07/hapter2/
2.4 精神疾患
1993年1月13日発刊のモスクワタイムズの報道によれば、サンクトペテルブルクにあるクリニックで汚染除去作業員1600人を検診したところ、その80%が深刻な精神的問題に苦しんでいるという結果であった。
(略)
放射線障害モスクワセンタ-に勤務する精神科医ジュリア・マロ-ヴァは作業員の健康問題にとりわけ関心をもち、次のように説明している~私たちの理論は、何らかの理由で、脳への血流が以前に、またおそらくは今でも減少しつづけているというものである。このようなタイプの疾患は作業員では他の被害者よりも多くみられる。
汚染除去作業員にみられる他の症状としてとりわけ多いのが慢性疲労症候群である。
(略)
彼らの考えでは、これは、さまざまな神経的、精神的疾患が0.15~0.5シ-ベルトの放射線ひばくで引き起こされるということを示しているようだ。
(略)
彼はまた、脳波検査で脳の左半球に異常を示す疾患は、急性の放射線障害の作業員にも見られたと報告している。
(略)
ロシア科学アカデミ-の神経生理学研究所のL.A.ザボロンコバと公衆衛生省放射線研究所のN.B.ホロドヴァは汚染除去作業員たちに神経学的調査をしたところ、高次認知機能や精神機能が損なわれていた。
それらは、思考の遅延、疲労の増大、視覚性・言語性記憶障害、高次運動機能障害などである。
これらの症状は早期老化によるものと類似していた。
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《チェルノブイリ~被曝による糖尿病や食欲異常増進や過食症》
http://isinokai.churaumi.me/2012/03/07/chapter7/
糖尿病
デュッセルドルフのハインリヒ・ハイネ大学とミンスクのベラル-シ内分泌アドバイスセンタ-の内分泌科医たちは共同で、ベラル-シの小児および青年を対象に、糖尿病の発症についての調査を行なった。1980年から2002年まで、23年間の長きにわたり、汚染の程度がかなり異なる2つの地区で、糖尿病1型(インスリン依存性で、若年成人に主に発症するタイプ)の発症率(1年間に新たに発症した率)を検討した。汚染度の高いホメリ地域と比較的軽度に汚染されたミンスク地域のデ-タを事故前の1980年~1986年と事故後の1987年~2002年に分けて比較した。解析対象はホメリ地域の643人とミンスク地域の302人である。
事故前の1980年~1986年では、ホメリとミンスクのあいだには発病率に差はなかった。一方、事故後の1987年~2002年では、両地域の発病率に有意な差異が認められた(p<0 .001="" p="">
234 名前:地震雷火事名無し(中国地方)
投稿日:2011/09/05(月) 04:09:13.31 ID:UZX4SjUY0
ご飯食べたばっかなのに病的な空腹感が続くんだけどこれも放射能のせいか?
236 名前:地震雷火事名無し(東京都)
投稿日:2011/09/05(月) 04:59:36.61 ID:zsTKpYjB0
ただの過食症かもしれんし、わからん。
しかし、チェルノでは、内分泌系の異常(インスリン)で糖尿病が増えた模様(ソースは後で)。
仮に糖尿病なら、異常な食欲亢進が起こるかもしれない。
糖尿病
http://www.yabuisha.com/part1/003.shtml
>糖尿病の3大症状といわれるのが、全身の倦怠、喉の渇き、多尿です。
また、目のかすみ、視力低下、視力障害、感染症に対する抵抗力の低下、性欲減退、生理不順、インポテンツ、そのほか、異常な食欲亢進のため、体重が急激に増加したり、大食しているのに、逆にやせていくといった症状を伴うこともあります。
糖尿病
http://merckmanuals.jp/home/%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%81%A8%E4%BB%A3%E8%AC%9D%E3%81%AE%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E7%B3%96%E5%B0%BF%E7%97%85%EF%BC%88dm%EF%BC%89/%E7%B3%96%E5%B0%BF%E7%97%85.html#v772789_ja
237 名前:地震雷火事名無し(茸)
投稿日:2011/09/05(月) 05:09:23.07 ID:gMrq1E1N0
糖尿病、怖いよな。
ベラルーシだっけ?生まれてくる赤子が糖尿病だったってやってたな。
314 名前:236(東京都)
投稿日:2011/09/05(月) 22:01:35.50 ID:zsTKpYjB0
ヤブロコフ・ネステレンコ報告(注:PDFである)
http://www.tucradio.org/Yablokov_Chernobylbook.pdf
0>
(つづき、ソース)
糖尿病を含む内分泌系疾患の出現傾向については、
>The noticeable increase in endocrine diseases (autoimmune
thyroiditis, thyrotoxicosis, diabetes) began in 1992 in all the
contaminated territories (Tron’ko et al., 1995). In 1996 endocrine
illnesses in areas contaminated at levels higher than 5 Ci/km2
occurred markedly more often than within the general
Ukrainian population (Grodzinsky, 1999). From 1988 to 1999 endocrine
system morbidity in contaminated territories increased up to eightfold
(ウクライナ、80頁パラグラフ1)
内分泌系疾患(自己免疫性甲状腺炎、甲状腺機能亢進症、糖尿病)の顕著な増加が、汚染地域全域で事故6年後に開始した。事故10年後には、内分泌系の病気は、185KBq/m2以上の汚染地域において、ウクライナの一般公衆より著しく多くみられた。1988年~1999年の間に、汚染地域の内分泌系の疾患は8倍に増えた。
なかでも、作業員の場合については、
>Practically all liquidators had characteristic hormonal system
changes expressed first as impaired cortisone and insulin secretion
(Tron’ko et al., 1995). For some, hormonal system normalization
occurred 5 to 6 years after they were irradiated. At the same time
more than 52% of those examined still had an increased frequency of
occurrence of autoimmune endocrine diseases including thyroiditis,
diabetes mellitus, and obesity
(ウクライナ、80頁パラ12)
ほとんどすべての作業員は、最初にコルチゾン及びインスリン分泌障害として出現する特徴的な内分泌系の変化を抱えていた。このうち幾人かは、被爆後5-6年で内分泌系が正常化した。しかし同時に、被調査作業員の52%以上には、甲状腺炎を含む自己免疫疾患、糖尿病、肥満症について引き続き発病頻度の増加がみられた。
ここに肥満症というのがあるから、>>234に戻ると、レプチン関係の異常(分泌障害、あるいは脳神経系での受容障害?)というのも可能性はあり得るかもしれない。
肥満症
http://health.goo.ne.jp/medical/search/10M20100.html
糖尿病に戻ると、新生児の場合(>>237):
>In some areas where congenital diabetes had not been seen at all
before the catastrophe, there were occurrences afterward and the
numberof cases has increased since 1986
(ベラルーシ、78-79頁パラ6)
事故前に先天性糖尿病が全くなかった幾つかの地域において、事故年にそれが発生し、それ以来その数が増加した。
一般公衆では1型糖尿病、作業員・避難民では2型糖尿病という傾向があるのだろうか。
>Occurrence of Type-I diabetes increased significantly in all of
Belarus after the catastrophe (Mokhort, 2003) and to an even greater
degree in the heavily contaminated territories (Table 5.21).
(ベラルーシ、79頁パラ10)
事故後にベラルーシ全域で1型糖尿病の数が著しく増加し、高汚染地域で特に増加した。
>Belarus liquidators and evacuees had a 2.5- to 3-fold increase in the
number of individuals with Type-II diabetes and impaired glucose
tolerance and a 1.4- to 2.3-fold increase in hyperinsulinemiain
(ベラルーシ、79頁パラ16)
ベラルーシの作業員及び避難民は、2型糖尿病及び耐糖能障害を持つ者が2.5~3倍増加し、高インスリン血症の者は、1.4~2.3倍増加した。
318 名前:地震雷火事名無し(茨城県)
投稿日:2011/09/05(月) 22:37:56.66 ID:XixVas9d0
糖尿病も増えるのか、知らなかった
製薬企業が大儲けだな
319 名前:地震雷火事名無し(長野県)
投稿日:2011/09/05(月) 22:51:52.18 ID:pC6ONUbC0
あのさ、頻尿になったり尿が出にくくなった人いない?
夏頃から気になってて
放射線関係ないかもしれないけど・・
320 名前:地震雷火事名無し(沖縄県)
投稿日:2011/09/05(月) 22:55:07.52 ID:GBJNBCaP0
俺頻尿になった
321 名前:地震雷火事名無し(沖縄県)
投稿日:2011/09/05(月) 22:55:17.50 ID:aXYJGXMa0
頻尿あったよ
アップルペクチン飲んでるせいかな?と思ってたけど、関係なかったら被曝かも
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
《チェルノブイリ~被曝による高血圧症》
▼ Health Effects of Chernobyl
25 years after the reactor catastrophe
チェルノブイリの健康被害
原子炉大惨事から25年の記録
http://isinokai.churaumi.me/2012/03/07/hapter2/
旧ソ連に汚染除去作業員の登録記録(知られている限りであるが)がいくつか存在する。10,000人の作業員がウズベキスタンで登録されている。大惨事以降5年以内に8.3%の者が何かしらの病気を持つこととなった。事故以後10年で作業員の73.8%が病気になり、500人以上が死亡した。作業員の68.8%が4~5種類の病気にかかっている。960名の作業員と200名の一般住民の罹病率とを比較した場合、前者では次の病気の罹病率が著しくに高いことがわかった:
慢性脳循環不全症、自律神経失調症(起立性低血圧症)、慢性胃炎、十二指腸粘膜の慢性的炎症、慢性肝炎、胃十二指腸潰瘍、慢性胆のう炎、
高血圧症、
虚血性心疾患、慢性気管支炎、慢性腎盂腎炎、前立腺の慢性炎症、脊椎の退行性病変。
▼ ヤブロコフ報告書(注:PDF)
http://www.tucradio.org/Yablokov_Chernobylbook.pdf
より
http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/707.html
以下のヤブロコフの研究報告群を詠むと、セシウム摂取で傷つくのは、心筋だけではない。セシウムが血液中を巡回しながら乱射する放射線によって血管が傷つけられ、弾力性を失って硬直肥大化する。特に、左心室が肥大硬直化する。また、脳の血液循環も悪くなり、中枢神経の発達にも悪影響(→知能低下)につながる。若年者にして動脈硬化の症状が現れる。
(略)
(7)上昇した動脈の血圧と下降した動脈の血圧の両方が、汚染されたエリアにいる子供と大人に見られた。上昇した動脈の血圧は、30Ci/km2以上の汚染があるMogilev州にいる大人において、有意により頻繁に発生した。子供のより高い動脈圧は、摂取したCs-137の総量と相関していた。
(8)健康な子供と比べて、4-16才の子供における脳の動脈の血管は、ゴメリ・MogilevそしてBrest州の汚染エリアの子供の内で、より一層脆かった(硬くて弾性がなかった)。
(略)
(12)男女の掃除人の主要な罹病は、高血圧・急性心臓発作・脳血管疾患・手足のアテローム性動脈硬化(動脈壁の内側に脂肪質[アテローム]が沈着し、そのため動脈が狭くなる)-これらは1993-2003年に有意に増加した-であった。
5.1.2.2.Ukraine
(2)5000-15000Bq/平方メートルのレベルで汚染されたエリアにいる子供の55.2%で、早期のアテローム性動脈硬化症状が観察された。
(3)心臓および血管系の病気は、胎内で被曝した子供においてよりしばしば有意に発生した(57.8 vs 31.8%,p<0 .05="" p="">
(4)…若年の避難民と汚染エリアに住んでいる避難民において、アテローム性動脈硬化と心臓の虚血性の病気がよりしばしば有意に見られた。
(略)
5.1.2.3. Russia
(4)掃除人の健康は、対照群の健康と有意に異なっており、掃除人の動脈の血圧は高く、虚血性の心臓病であり、心臓の壁の厚み(この厚みはアテローム性動脈硬化の特徴を持っている)が増していた。Voronezh州の汚染エリアに住んでいる掃除人は、対照群と比べて、脳卒中および虚血性の心臓病の症例数において有意に異なっていた。
(5)破局から10年経って、・・・心臓収縮時の血圧上昇が検査されたすべての掃除人の特徴であった。
(7)検査されたすべての掃除人において、脳のウィリス動脈輪における動脈の血管の張力低下が見つかるような特徴を示していた。
(8)神経循環系の筋緊張異常が、1986-1987年に検査された大多数の掃除人で見つかり、その症例数は増加している。これらの変化は、主に、小動脈・細動脈の病気が原因となって発生し、若年の掃除人においてより頻繁に起きる。掃除人の脳における血液循環不全は、時として循環不全性の脳障害として定義され、慢性的な脳の循環病理は、中枢神経系の機能的および組織的破壊に至る。循環不全性の脳障害は、チェルノブイリの放射性物質のわずかな吸収放射線量によって引き起こされた影響(効果)に対して特有(明確)であり、こういった病理学上の状況は疾病の国際的な分類において見られないものである。
(9)・・・高血圧は、掃除人の子供においてさえもよりしばしば見られた。
(10)1993-1994年に検査された掃除人の大集団の幾人かを2000-2001年に再検査すると、腕頭動脈のアテローム性の動脈硬化が見られた。
(11)左の心室の心筋容積(重量)が、掃除人において有意に大きかった-動脈圧に異常はなかった。
(13)目の脈管の異常な循環が、検査されたすべての掃除人に見られた。また、掃除人は、血管の壁が持つ属性-病原微生物の成長を破壊するか、妨げることができる属性-の減退に陥っていることも見出された。
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