http://www.j-cast.com/2015/03/16230443.html?p=all
厚生労働省が定めている食品に含まれる放射性セシウムの基準値は、一般食品の場合で1キログラムあたり100ベクレル。福島で出されている食事は、この基準値を大幅に下回っていることになり、福島県産食材は安全と言ってもおかしくない状態だ。
☆26年度食事全て下限値未満
(福島民報。3月7日)
http://www.minpo.jp/news/detail/2015030721384
https://web.archive.org/web/20150316203602/http://www.minpo.jp/news/detail/2015030721384
コープふくしま(本部・福島市)は6日、県内の家庭の食事に含まれる放射性物質検査の平成26年度の調査結果を発表した。測定した100世帯全てで2日分の食事の放射性セシウムは検出下限値(1キロ当たり1ベクレル)未満だった。
↑
平成27年3月16日
厚生労働省では、東京電力福島原子力発電所事故を踏まえて自治体等において行われている、食品中の放射性物質の検査結果について、別添のとおり取りまとめましたので、公表します。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000077821.html
※ 基準値超過(12件)
No.13,14 :岩手県産イワナ(Cs:180 Bq/kg)
No.1004,1006,1007,1009,1011 ~1014,1016,1017:栃木県産イノシシ肉(Cs:110~190 Bq/kg)
2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果
※ 基準値超過(1件)
No.131 :福島県産イシガレイ(Cs:140 Bq/kg)
《阿修羅掲示板の論客の反応》
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/308.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2015 年 3 月 16 日 18:31
汚染基準値を超える食品が、それも福島県産以外でも頻繁に報告されているのですから、食品に不安を抱くのは当然です。
それなのに、「未だに食品には不安が多く」と言っただけで、袋叩き状態。
これはもう完全に言論弾圧と言ってよいでしょう。
雁屋哲氏の鼻血騒動と全く同じです。
コープふくしまの測定など、受験生が自分の答案を採点しているようなものですから、全く当てになりません。
福島産の全食材を調べたわけではないし、測定も十分な時間をかけたかどうかもわからない。
ストロンチウム90の測定もしていない。
他県の食材からも、これだけの汚染が検出されているのです。
測定結果がすべて1ベクレル未満だったと言われても、誰も信じないでしょう。
http://radiation7.blog.fc2.com/blog-entry-5093.html
(東京江戸川放射線 2015/3/11)
千葉県産きのこ粉末190ベクレル
群馬県赤城大沼ワカサギ68ベクレル
千葉県イノシシ肉65ベクレル
茨城県イシガレイ65ベクレル
(3/9 厚生労働省)
http://radiation7.blog.fc2.com/blog-entry-5073.html
(東京江戸川放射線 2015/2/26)
群馬県ニホンジカ肉580ベクレル、イワナ380ベクレル、ツキノワグマ肉300ベクレル
宮城県イノシシ肉390ベクレル
(2/23 厚生労働省)
http://radiation7.blog.fc2.com/blog-entry-5046.html
(東京江戸川放射線 2015/2/13)
福島県富岡町イノシシ肉15000ベクレル、シロメバル180ベクレル、
いわき市マコガレイ65ベクレル、ババガレイ64ベクレル
(2/9 厚生労働省)
ちなみに100ベクレル/kg以上の汚染物は、低レベル放射性廃棄物として、放射能マークのついた黄色いドラム缶に厳重に保管しなければなりません。
100ベクレルは核廃棄物、99ベクレルが食べて大丈夫なわけがありません。
どんなに誹謗中傷しようが隠蔽工作しようが、デマだとわめこうが、食品汚染、そして被ばく被害の事実を隠すことはできません。
↓
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/308.html#c11
コープふくしまの放射性物質測定には、以前にもコメントをしたことがある。
http://www.fukushima.coop/info/important/detail.php?d=ede136d917fd424cf82c581c332b55d04fc05caf
① 「コープふくしまでは組合員さんの協力を得て、」とあるが、各組合員への協力要請が、どのように行われたのか、はっきりしない。
組合員を、どのような基準(③も参照)で選択したのかも、示されていない。
とにかく組合員とその周辺の姿が、具体的に見えてこないので、これが、福島県の一般的な傾向を示す結果なのか、皆目分からない。
② 2011年度では「100家庭中、1キログラムあたり1ベクレル以上のセシウムが検出されたのは10家庭」
これが、2012年度では、「100家庭中、1キログラムあたり1ベクレル以上のセシウムが検出されたのは7家庭」
2013年度では、「100家庭中、1キログラムあたり1ベクレル以上のセシウムが検出されたのは4家庭」
1ベクレル以上の検出家庭が減って行くのは、継続的に協力している家庭があって、検出の結果を得て、改善した結果なのか、それとも、食材の汚染が減ってきている一般的な傾向を示すのか(この場合は、協力者は、調査毎に全く新しい人が選ばれたことになる。)判断できない。
③ >実際の食材の産地傾向 調査にご協力いただいた100家庭中9割以上のご家庭で福島県産の食材をご使用されていました。食品店で購入された食材、自家栽培の食材などさまざまです。天然のきのこをお召し上がりの方もいらっしゃいました。
食材産地のこだわりが特に大きい4世帯は、福島県産以外の材料で食事をされていました。
協力者である組合員の食物の放射能汚染に関する意識、態度、対策について、具体的な情報が与えられていない。(恣意的な例を挙げるのではなく、全体的な傾向を統計的に示すべきだ。)
また福島県産の、どの食材を、何種類、どの位の量使用して料理を拵えたのか、これも情報がない。
故に福島県産食材と1ベクレル以上の検出に、何らかの関係があるのか、全く分からない。(隠蔽したと言われても仕方がない。)
④ >毎食家族人数より1人分余計に食事を作り、それを2日分(6食+おやつや飲料など含め)保存して検査センターに送り、検査センターにおいてミキサーで均一に混ぜ込んだものを検査試料として測定します。
飲料に茶を含むならば、この検体はポテトスープのような、水分が過多な状態になったと思われる。
水分には、放射線の遮蔽効果がある。
食品検査では、水分を含まない乾燥状態が望ましい。
例として、「べぐれでねが」ブログの卵の測定を挙げる。
http://beguredenega.com/archives/849
手間が大変だと言うならば、福島県産の食材を多く使用した家庭、10軒分くらいの料理を、乾燥測定したらよい。
⑤ Sr-90の測定が、ほとんどないのは、よく指摘される。
福島原発事故によって、CsやIの他に、たくさんの放射性物質が、測定されないだけで環境中に放出されたことは間違いない。
⑥ 当方も「未だに食品には不安」で、死ぬまで続くことだと覚悟を決めている。
水産物は、米国、カナダ産も含めて、二度と口に出来ないだろうと思っている。
《チェルノブイリ視察を終えたばかりの広河隆一氏の話(昨年5月)》
https://twitter.com/jrmmnisi/status/467631992608018432
広河;チェルノではプルトニウムもストロンチウムも測っている。日本ではセシウムだけ。
https://twitter.com/jrmmnisi/status/467632353079087104
広河;チェルノ取材時に、バターを作っているところで「測定したのでこれで安全ですね」と聞くと「セシウムだけなので安全ではないです」と言われた。セシウムだけ測って安全ですとは言えない