(河北新報)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140521-00000014-khks-l07
https://web.archive.org/web/20140521074007/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140521-00000014-khks-l07
福島第1原発の汚染水対策として原子炉建屋に流れ込む前の地下水をくみ上げて海に放出する「地下水バイパス計画」で、東京電力は21日午前10時25分、地下水の海洋放出を開始した。貯留タンク9基のうち、放射性物質の分析を終えた1基分の561トンを海に流した。
《おまけ》
どどいつ文庫
https://twitter.com/dobunko/status/468941768567042048
スターングラス博士「海水で薄まると期待していた放射性物質が波に運ばれ返って来て、雨にも混ざって、また土の中にも入ってくる」
http://blog.livedoor.jp/ygjumi/archives/67311416.html
何度も言いますが、それでも原子力発電所は、海への放出をフィルタして、ちゃんとモニタしていると言いますが。
S博士「だから、そんなフィルタがあれば、固形の廃棄物の心配だけで済むから嬉しいよ。でも現実的には、一部の放射性物質しか取り除けないことは、実績で分かっているのだ。しかも、事故や人為的ミスの可能性も計算にいれてなくても、この状況だ。過去には放出しなくて済んだ放射性物質も、大量にあった訳だ。スリーマイル、チェルノブイリ、これらは、世界中に多大なるインパクトを与えたのだ。我々はチェルノブイリが起きた翌年のアメリカでも、統計データとEPAによるストロンチウム、ヨウ素、セシウムの測定量から、数万人規模で過剰な死者が出たと考えている。」
(略)
S博士「だから、発電所が出す液体廃棄物は、始めは誰もが海は広いし、とても深いので、人間社会にはまったく影響がないと計算していた。しかし、先ほどから言っているように、微量だから大丈夫ということは決して有り得ない。また、Busby氏らの発見が論文で細かく発表されたように、海に放出した放射性物質は、必ず波に乗って浜に返ってくる。イギリス、ウェールズ、スコットランドの原子力発電所付近の砂浜でもこのことが確認されたのだ。日本でもきっと同じことが起きているだろう。海水で薄まると期待していた放射性物質が、波に運ばれて返って来て、それが雨にも混ざって、また土の中にも入ってくるのだ。」
それでも、魚からは放射性物質が検出されてないと言われますが。
S博士「だから、まずそれは安全値がニ、三桁ずれたままだからだよ。もちろん遠洋の魚の方が、放射線を受ける量が少ないし、日本は遠洋漁業が多いから、まだ安全な方かもしれない。それでも、50年前の安全基準が残っていることが問題だ。たいていのガイガー・カウンターは分かり易いガンマ線を計っているだけで、アルファ線やベータ線のことは計れないので、これにはもっと複雑な機械が必要なのだ。」
そうなんですか。
S博士「ガイガー・カウンターは、砂浜にたまったガンマ線を読むことはできるが、魚のアルファ線やベータ線などの正確に計るには、魚の肉や骨をとって、化学的に調べる必要がある。これには大変な技術と計算力が必要になるのだよ。化学的に分離させた液体を放射線検出用のシンチレーション計数管に通すのだから。つまり、骨にたまるストロンチウム90のように、いちばん強力で、いちばん厄介な放射性物質ほど、かんたんな計器では探知できないのだ。」
《備考(英文)》
クリストファー・バズビー氏
「汚染された海にある放射性核種は、いずれ海岸や河口の砂や沈泥へ吸着する。その結果、日本の東海岸の波打ち際の土砂は、かなり放射性物質を帯びることになる。」
http://rt.com/op-edge/tepco-fukushima-sea-water-reactor-194/
'Anyone living within 1km of the coast near Fukushima should get out'
(略)
Nevertheless, the sea-to-land effect is real. And anyone living within
1km of the coast to at least 200km north or south of Fukushima should
get out. They should evacuate inland. It is not eating the fish and
shellfish that gets you - it’s breathing.