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2014年5月27日火曜日

茨城県つくば市の「街路樹」に“成長不良”や“枯死(こし)”が目立つ

☆つくば学園都市で謎の「街路樹枯死」が続出中
(週プレNEWS)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140527-00030647-playboyz-soci 

http://web.archive.org/web/20140527082724/http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140527-00030647-playboyz-soci

「一住民として長期間にわたって観察してきた私の感想では、今の現象の原因は単なる虫害ではなく、樹木を弱らせる環境の変化が強まっているように思えてなりません」



《おまけ:その1》

チェルノブイリ原発事故による
環境への影響とその修復:
20年の経験

(注:PDF)
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/kiroku/3-250325.pdf

211ページ

汚染密度が 0.1-2.6GBq/m2の畑地や、植物の被曝線量率が事故初期に 300 mGy/d に達していたと推測される畑地では、成長や発育の問題が見られた。分裂組織細胞の染色体異常の発生率が上昇したほか、葉の斑点状の壊死や先端の萎縮、さらに、光合成、蒸散、代謝産物の合成の抑制が観察された。

冬コムギの各種異常は、1986 年から 1987 年にかけては 40%を超え、異常の種類によっては、その後数年間続いたものもある。

針葉樹が放射線感受性の高い植物であることは以前から知られていたが、チェルノブイリ原子力発電所の 1.5~2km西にある針葉樹林は、20Gy/d を超える線量率により、枯死を引き起こすに十分な線量(80Gy以上)を被曝した。原子炉に極めて近いところにある針葉樹が放射線障害を受けた最初の兆候は黄変と針葉の枯死で、これらは事故発生後 2、3週間以内に現れ始めた。

1986 年の夏のあいだに、放射線障害の範囲は北西方向 5km まで広がった。7km離れた地点で深刻な障害が観察された例もあった。枯死した針葉樹の木立の色から、森は「赤い森」と呼ばれるようになった。




《おまけ:その2》

ウクライナにおける事故影響の概要

ドミトロ・M・グロジンスキー

ウクライナ科学アカデミー・細胞生物学遺伝子工学研究所(ウクライナ)

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Grod-J.html

現在までに行なわれた一連の実験の範囲では,チェルノブイリによる継続的な被曝をうけてきた樹木の現世代の花粉は,遺伝子の正確な修復ができなくなっている.

(略)

細胞内のDNA修復機構が正確さを失う.われわれは今日まで,予定外のDNA合成(unscheduled DNA synthesis)を調べてきたが,チェルノブイリ事故後第1世代の花粉の場合,シラカバの木の花粉ではDNA修復機能が完全に失われていることをみいだした.

同じ場所から採取したシラカバの木の第2世代の花粉では,予定外DNA合成の阻害は減少していた.

しかしながら,それ以降の世代の花粉では,適切なDNA修復を行なえなくなっている.そのことは,低線量率での慢性被曝の場合,隠された障害が,DNA修復機構のどこかに依然として残っていることを示唆している.



やきとりのいない八月

飛び地A

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