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2014年5月26日月曜日

ドイツ紙「日本の裁判所が大飯原発再稼働の差し止めを命じる判決‏」

Japanisches Gericht blockt Wiederanfahren von Atomkraftwerk

http://www.focus.de/finanzen/news/wirtschaftsticker/konjunktur-japanisches-gericht-blockt-wiederanfahren-von-atomkraftwerk_id_3860844.html

Atomkraftgegner in Japan haben vor Gericht einen viel beachteten Sieg errungen.



以下は在独邦人 emi kiyomizuさん
https://twitter.com/kiyomizu5
による暫定訳

      ↓

福井地裁が関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に対して運転差し止めを関電側に命じた。日本の反原発の市民たちは勝利を獲得したのである。

3年前に福島で悲惨な原発事故が起きて以来初めて、水曜日に189人の日本の市民達が大飯原発3、4号機の再稼働に対し、反対して福井地裁に訴訟をおこない,福井地裁が大飯原発3、4号機の再稼働に対して運転差し止めを関電側に命じた。

訴訟した住民たち189人は、大飯原発の4つの原子炉のうち、2つの原子炉は安全性が保証されていないのに再稼動をした事に対し反対していた。

福島原発事故を起こした東京電力は、汚染水をこれ以上保管できないため、汚染水を数百トンを海に放出する事を始めた。

大飯原発の3、4号機は昨年9月に定期検査のため運転を停止していたが、関電は再稼働に向け原子力規制委員会に審査を申請して再稼動を始めた。

日本は48機の原発があるが、原発の定期検査を行った後、日本政府は、福島第1原発事故に対する反省もなく、原発再稼動をおこなうとしている。

原子力規制委員会は、大飯原発の3、4号機の検査を行い、再稼動をさせようとしている.

大飯原発3、4号機をめぐって、近畿の住民たちが再稼働させないよう求めた仮処分の申し立てで、大阪高裁が9日、「原子力規制委員会の結論より前に、裁判所が稼働を差し止める判断を出すのは相当ではない」などとして却下していた。この大阪高裁の却下は、日本の市民に対して、原発事故の危険性を考慮しない、間違った司法判断であると言える。

日本政府はできるだけ早く原発の再稼動させたいと考えているが、新規制基準に基づく安全審査を十分に満たす必要がある。

福井だけで14機の原発があり、さらに地震が発生する危険性がある。

3年前に地震と津波で福島第1原発事故が起こり、福島第1原発は破損した。

東電は、1号機から4号機の地下水と、溶解した核燃料棒を冷却する水が混合しないためと、原子炉建屋内に地下水を流入させないために560トンの地下水を太平洋に放出した。この事は、福島第1原発の最大の重要な問題である。

東京電力は、汚染水の放射線値は規定値以下であると保証している。

東電は原子炉の建屋にはひび割れがあり、そのひび割れから、毎日400トンの地下水が原子炉建屋内に流出している。この部分から、汚染水が常に太平洋に流出している。

東電は、この地下水と汚染水の数億リットルを原子炉からタンクに回送し、放射線除染を行ない、原子炉に再度戻す方法をおこなっているが、放射線を除去するシステムは常に問題が起きて、火曜日以来停止した状態である。

東電は、汚染水タンク建造の費用を節約するために安価なタンクを作り、そのタンクに穴があき、過去に繰り返し汚染水が漏れていた。

東電は地下水を太平洋に放出したので、地下水は100トンに減少した。冷遮水壁を設置して,地下水が原子炉に流出するのを止めようとしている。

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