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2013年3月9日土曜日

〔暫定訳資料〕IPPNWドイツ支部「福島原発事故の健康への影響について」


在独邦人 EMI KIYOMIZU さん
https://twitter.com/kiyomizu5
よる暫定訳

           ↓

核戦争反対国際医師団体IPPNW
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E6%88%A6%E4%BA%89%E9%98%B2%E6%AD%A2%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E4%BC%9A%E8%AD%B0
ドイツ支部「福島の健康影響について」

IPPNW-Presseinformation vom 6.3.2013

Gesundheitliche Folgen von Fukushima

http://www.ippnw.de/presse/presse-2013/artikel/5c295cd947/gesundheitliche-folgen-von-fukushima-2.html


福島原発事故から2年後の、驚くべき健康調査結果を報告したい。

ニュルンベルクの研究者Alfred  Körblein博士は,福島原発事故9カ月後に、日本での出生の大幅な減少を発見した。

2011年12月には4362人の出産が減少しており、そのうち福島県だけで209人が減少している。

福島原発災害後、9ヶ月で乳児の死亡率が増加しており、福島の原子力災害による健康の影響が、どのくらい大きいかを示している.

特に憂慮すべきことは福島県だけで55,000人以上の子供たちが甲状腺嚢胞や結節が見つかっていることである。

人口密度の高い日本の47の都道府県の中の1県がこのような状態である。

福島原発事故で,放射性核種が大気中に放出されたのは20%であり、80%は海に放出され汚染された。

ドイツHerforder 小児病院主任Winfrid Eisenberg博士は「大人と違って、子供の甲状腺異常は癌になる前の疾病である」と述べている.

IPPNWの医師団体は、日本全国の子どもたちの甲状腺検査が緊急に実行されることを要請する.

日本では高い放射線による影響で癌が発生すると予想される。また、同様に放射能に汚染された食品の摂取が原因で多くの病気が発生すると予想される。

反核戦争国際医師団体IPPNWドイツ支部は、福島原発事故で公表された今までのデータと、2012年の秋に,科学雑誌が発表した土壌汚染の線量値のデータを世界に公表する必要があると考える。


2012年秋に科学雑誌が発表した土壌汚染(放射線セシウム)の放射線量から、IPPNWのHenrik Paulitz博士・Winfrid Eisenberg博士・Reinhold Thiel 博士の3人は、(福島原発事故による)放射線による外部被ばくが原因で、日本で20,000人から40,000人が,癌になると推定している。

世界保健機関(WHO)は放射線量0.1 / Svが健康に影響を与える危険なリスクであることを認めなければならない。

最近の研究による科学的な証拠で,日本では外部被ばくによる原因で、80,000人(2倍の危険性)が癌になると推定されている。

日本の環境省が汚染された食品133,000種類の内,17,000種類だけ実際に測定し,公表したデータから,IPPNWドイツ支部は科学的に計算して,放射線の影響により,18000人から37000人が癌になると推定する。

東電の原発労働者については,評価できる十分なデータがないが、IPPNWドイツ支部はチェルノブイリ後の経験から、福島の原発労働者において,深刻な病気になる人は17,000人以上であると推定する。

2月28日に世界保健機関(WHO)が福島の「健康リスクの評価」を提出したが,IPPNWの報告結果は著しく異なる。

IPPNWのメンバーであるアレックスローゼン博士は、WHOの健康影響の報告を分析し「福島県内での選択された地域だけの健康リスクの報告であり、間違っている報告だ」と指摘している。
(WHOが福島原発事故による,放射線の健康影響に対して過小評価していることを指摘している)

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