☆ラッサ熱疑い9人死亡=ベナン
(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160203-00000078-jij-m_est
http://www.webcitation.org/6f1v76PFC
西アフリカのベナンの保健当局者は2日、ウイルス感染症のラッサ熱への感染が疑われるケースが20件確認され、9人が死亡したことを明らかにした。
☆ラッサ熱
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B5%E7%86%B1
ラッサ熱(らっさねつ、Lassa fever)は病名。出血熱のひとつ。アレナウイルス科ラッサウイルスによる。マストミス(Mastomys natalensis,en:Natal Multimammate Mouse)とよばれる齧歯類が自然宿主である。
感染者のおよそ80%が軽症であるが、約20%が重症となり致死率は感染者の1~2%程度。
毎年10万人以上が感染し、5000人程度が死亡している。
妊婦は重症化し易く、胎内死亡、流早産を起こしやすい。
1969年、ナイジェリアのラッサ村にて最初の患者が発生。1970年代にウイルスが分離され、村名にちなんでラッサウイルスと命名された。
その後、サハラ以南西アフリカの国であるナイジェリア、リベリア、セネガル、ギニア、シエラレオネ等で毎年流行し、特に雨期より乾期に流行することが多い。この地域での年間死者数は約5000人。
日本では1987年にシエラレオネからの帰国者が発症している