(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014061001002304.html
東京電力福島第1原発事故の放射線による影響を調べている福島県は10日、子どもの甲状腺検査に関する評価部会を福島市で開いた。甲状腺がんの子どもが50人に上ることに関し、出席した専門家は過剰治療ではないかと指摘、検査を進める福島県立医大に対し、がんの転移があった人数などのデータを出すよう求めた。
甲状腺検査は、震災時18歳以下の約37万人が対象。これまでにがんと診断が確定した子どもは50人、がんの疑いは39人に上る。
渋谷健司東京大教授は、検査は自覚症状のない子どもも調べているとして「リンパ節への転移や声が出ないなどの症例数を明らかにしてほしい」と求めた。
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321 名前:地震雷火事名無し(愛知県)
投稿日:2013/02/25(月) 18:56:43.08 ID:Ga+lbN+a0
山下俊一
「大人と異なって小児甲状腺がんの約4割には、この小さい段階(1センチ以下や数ミリの結節)で結節が見つかっても、既に局所のリンパ節に転移がある」
日本臨床内科医会会誌 第23巻第5号 2009年(平成21)年3月
https://web.archive.org/web/20120315112610/http://einstein2011.blog.fc2.com/blog-entry-570.html
【重要】山下俊一
同時に、大人と異なり、小児甲状腺がんの約4割は、この小さい段階(超音波で甲状腺結節を見つけて、1センチ以下、数ミリの結節の事)でみつけてもすでに局所のリンパ節に転移があります。
(2009年3月)
Health Effects of Chernobyl
25 years after the reactor catastrophe
チェルノブイリの恐ろしい健康被害
原子炉大惨事から25年の記録
http://isinokai.churaumi.me/2012/03/07/chapter5/
WHOの専門家であるキ-ス・バヴェルストックによれば、事故からがんが増加するまでの時間が「驚くほど短かった」。しかも、発症したベラル-シの子どもたちではがんの増殖スピ-ドが予測以上に速く、そして全身に転移した。
(略)
甲状腺がんを発症した大多数の子どもは事故当時6才未満で、更にその半数以上は4才未満であった。ベラル-シでは0~14才の小児甲状腺がんの発症率は1995年がピ-クであった(図3)。小児甲状腺がんの増殖スピ-ドが速く他の臓器、特に肺への転移をきたしやすいことが明らかになった。このことは事故後早い時期に判明した。こうした症例はほとんどが甲状腺乳頭がんであった。
(略)
ベラル-シの子どもで甲状腺がんの悪性度が高いことは、その転移の速さから明らかである。TNM分類でステ-ジpT1(訳注:悪性腫瘍の病期分類に用いられる指標の1つ)に分類される初期のがん-甲状腺の片葉のみに直径10mm以下の結節が1個-であっても、その43%が所属リンパ節に転移し、3%が他臓器へ転移した)。
《英文医学資料「子供の甲状腺癌の再発率は40%」》
268 名前:地震雷火事名無し(千葉県)
投稿日:2013/02/22(金) 16:36:21.06 ID:Gk7oaJTa0 [7/13]
子どもの甲状腺癌の再発率は40%
Mazzaferri and Kloos in a series with 16.6 years of followup, found a
recurrence rate, in patients with less than 20 years old, around 40%,
while those with more than 20 years of age had 20% recurrence rates
[24]. In contrast, survival is greater than in adults.
In a study done in Minsk with a large cohort of 741 patients, the
survival rate was 99.3% in 5 years and 98.5% in 10 years in a
pediatric population [56].
However, Lazar et al. showed that patients with less than 10 years,
mainly prepubertal, had a worse prognosis than the older and more
advanced pubertal stages patients [34].
http://www.hindawi.com/journals/jtr/2011/845362/
・Mazzaferri and Kloosの16年間の調査によれば、20歳以下の甲状腺癌の再発率は40%、20歳以上の再発率は20%である。
・741人を調べたミンスクの研究では、子供の甲状腺ガンの場合5年生存率は99・3%、10年生存率は98・5%である。
・ただし、 Lazar等の研究では、10才以下の子供、思春期前の子供の場合は、思春期の青年に比べて生命予後がよくないとされている。
269 名前:地震雷火事名無し(千葉県)
投稿日:2013/02/22(金) 17:14:39.80 ID:Gk7oaJTa0
ステージ1 最初の臓器での発症
ステージ2 所属リンパ節への転移
ステージ3 隣接する臓器への浸潤
ステージ4 遠く離れた臓器への転移
鈴木真一は「すべてステージ1」だったと発表しているが、ウソついてるね
子どもの甲状腺癌は発見時で6割がリンパ節に転移、3割が遠隔転移しているから、全員ステージ1というのは確率的にありえない。
274 名前:地震雷火事名無し(千葉県)
投稿日:2013/02/22(金) 18:39:40.66 ID:Gk7oaJTa0
二つの論文(2008、2010年論文)
Josefson, J.a , Zimmerman, D, Thyroid nodules and cancers in
children,Pediatric Endocrinology Reviews, Volume 6, Issue 1, September
2008
Fine Needle Aspiration Cytology of Pediatric Thyroid Nodules, 2010
http://www.turkjpath.org/text.php3?id=1429
解像度1~2 mmの超音波診断装置を使用
要旨
・臨床検診による子供の甲状腺nodule(のう胞・シコリ)保有率は、約1~1.5%程度
・一般人口におけるのう胞・シコリ保有率は19~35%程度。そのうち悪性の率は5%以下
・子供の場合、のう胞・シコリ保有者の25%は悪性の可能性をもっている。
275 名前:地震雷火事名無し(千葉県)
投稿日:2013/02/22(金) 18:50:13.43 ID:Gk7oaJTa0
In a study performed by our group with 65 children and adolescents,
the occurrence lymph node metastasis at diagnosis was 61.5%,
local invasion 39.5%, and distant metastases 29.2%, all of them being
in the lungs
http://www.hindawi.com/journals/jtr/2011/845362/
「診断時で」(at diagnosis) リンパ転移が61・5%、近隣臓器への逡巡は39・5%、遠隔転移が29・2%
281 名前:地震雷火事名無し(千葉県)
投稿日:2013/02/22(金) 23:57:25.35 ID:Gk7oaJTa0
福島の子どもは甲状腺疾患を患う子供よりもnodule保有率が高い
若年性の自己免疫性甲状線炎(juvenile autoimmune thyroiditis)を患う子供365人にエコー検査・臨床検査を行った研究(2008年)。
年齢は3・5才から17才。1年から2年に1度超音波検査、細胞診などを行い、23人が手術を受けた(このうち11人が甲状腺ガン)。
365人のうち甲状腺のう胞・結節が発見されたのは115人(31・5%)であった。
Thyroid Nodules and Cancer in Children and Adolescents Affected by
Autoimmune Thyroiditis, June 2, 2008
http://archpedi.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=379675
(2008年の論文)
自己免疫性甲状腺炎の子ども → 31・5%
「健康」な福島の子ども → 43%
282 名前:地震雷火事名無し(千葉県)
投稿日:2013/02/23(土) 10:04:08.97 ID:Dld1Jw/G0
福島の子供の異常はもうゴマカセない
・36人に1人が甲状腺ガンという超ハイリスク・グループの自己免疫性甲状腺炎
の子供365人(年齢中央値10才)のシコリ・のう胞保有率(2008年超音波検査・細胞診)=31・5%
http://archpedi.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=379675
・放射線全体照射を受けた血液悪性疾患の子供76人(年齢中央値は14才)のシコリ・のう胞保有率(1989から2009年超音波検査)=28%
http://www.eje-online.org/content/early/2012/05/22/EJE-12-0073.abstract
・健康なはずの福島の子供(年齢中央値は11才)のシコリ・のう胞保有率(2012年超音波検査)=43・8%
【甲状腺noduleの保有率】
福島の子供=43% > 自己免疫性甲状腺炎の子供=31% >放射線照射を受けた血液疾患の子供=28%