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2014年5月17日土曜日

「美味しんぼ」が休載となった(だが、事実上の「打ち切り」になると思う) 

☆「美味しんぼ」一時休載へ 「表現のあり方を今一度見直す」と編集部見解 (産経新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140516-00000582-san-soci

https://web.archive.org/web/20140516210203/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140516-00000582-san-soci

併せて、美味しんぼを次号からしばらく休載することが明らかにされた。編集部によると、休載は以前から決まっていたという。

               ↓

26 名前:地震雷火事名無し(静岡県)
投稿日:2014/05/17(土) 01:10:19.87 ID:oysH9k5S0
むー
美味しんぼ、休載か 。。。 今暫く頑張って欲しかったんだがな。
が、今は よくやった!と労うべきであらろう。
お疲れ様でした。
個人的には、海外にやっと配信されたばかりだから、あと少し、今暫く堪えて
世界で大論争巻き起こしてからの休載だったら御の字だったんだが。
その点においては残念無念であるわ;;




《歴史メモ》

☆天皇機関説事件

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E6%A9%9F%E9%96%A2%E8%AA%AC%E4%BA%8B%E4%BB%B6

美濃部議員の釈明演説が新聞に掲載されると、軍部や右翼の攻撃はかえって増幅した。これに乗じて、野党政友会は、機関説の提唱者で当時枢密院議長の要職にあった一木喜徳郎や、金森徳次郎内閣法制局長官らを失脚させ、岡田内閣を倒すことを目論んだ。

一方政府は、陸軍大臣からの要求をのみ、議会終了後に美濃部を取調べることを警察に指示、出版法違反を理由に美濃部議員の著書『憲法撮要』『逐条憲法精義』『日本国憲法ノ基本主義』の3冊を発禁処分とした。

また文部省は「国体明徴訓令」を発し、これにもとづいて政府は、1935年(昭和10年)8月3日と同年10月15日の2度にわたり、「国体明徴に関する政府声明」(国体明徴声明)を出して統治権の主体が天皇に存することを明示し、天皇機関説の教授を禁じた。

さらに美濃部議員自身も内務省警保局長・唐沢俊樹によって不敬罪で告発され、検事局で取調べを受けた。しかし、この取調べに当たった検事さえもが美濃部議員の著書で天皇機関説を学び、美濃部が試験官を務めた高等試験司法科試験に合格して検事になっていた有様だった。

結局、美濃部議員は起訴猶予処分となったが、同年9月18日に貴族院議員を辞職した。翌年、美濃部は右翼暴漢に銃撃され重傷を負っている。

1937年(昭和12年)、文部省は先の国体明徴声明を踏まえた『國體の本義』を制定して全国の教育機関に配布した。その内容は、天皇機関説は西洋思想の無批判導入であり、機関説問題は西洋思想の影響を受けた一部知識人の弊風に原因があると断じたものだった。

2006年(平成18年)になって、天皇機関説を唱えた憲法学者ら19人に対して文部省思想局が報復の警告を行い、転向や修正を強要した旨を記した文書がアメリカ議会図書館で見つかった。アメリカが終戦直後に日本で接収した『各大学における憲法学説調査に関する文書』で、およそ450ページ。個人名や具体例とともに政府による思想統制の過程が記されている。



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