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2013年1月8日火曜日

日本航空の最新鋭機の火災とスイス航空111便墜落事故は似ていると思う


☆着陸後の日航機で火災 同型機を全て点検
(日本テレビ)

http://www.news24.jp/articles/2013/01/08/10220855.html

日本航空によると、ボストンの空港に到着して乗客・乗員184人全員が降りた直後に、清掃員が客室で煙を発見した。整備士が床下の電気室を確認したところ、煙が充満していて、補助動力装置用のバッテリーから発火していたという。火は約40分で消し止められ、ケガ人はいなかった。




☆スイス航空111便墜落事故

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E8%88%AA%E7%A9%BA111%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

スイス航空111便墜落事故 (Swissair Flight 111) とは、大西洋を横断飛行しようとしていたスイス航空 (Swissair) のMD-11(マクドネル・ダグラス社製)で電気系統のショートによる火災が発生し、緊急着陸の途中で操縦不能に陥りカナダのノバスコシア州沿岸の大西洋上に墜落した事故である。

(略)

高度33,000フィート(およそ10,060メートル)を巡航中であった大西洋標準時 (AST) 午後10時10分(UTC:午前1時10分)に運航乗務員がコックピットで異臭がすることに気付いた。「空調システムからの軽微なにおい」との認識により、通常の処置として空調システムの吹き出し口を客室乗務員に命じて閉じさせたことで一旦は異臭がしなくなった。ところがその4分後には、異臭に加えて目視できるほどの煙が発生した。このため、最寄の空港への緊急着陸を決意し、AST午後10時14分(UTC:午前1時14分)、管轄するモンクトン航空路管制センター (ACC) に国際緊急信号 "Pan-Pan" を送信した。

(略)

事故調査委員会の報告では、火の回りが速かったため、初めに異臭に気付いた時点でハリファックス国際空港に直行するコースをとっていたとしても、辿り着く前に墜落していたであろうと結論付けられた。報告によると、最寄のハリファックス空港へ最適な緊急降下を始めるにはAST午後10時14分18秒がリミットであり、その場合午後10時27分に着陸することができた。しかし、この時間はちょうど国際緊急信号 "Pan-Pan" を発信していた時刻であり、緊急着陸を決断していなかったこと、実際には管制関係を考慮すると2 - 3分余分に時間が必要であることから、緊急着陸降下を開始するタイミングは遅れ、間に合わなかったと予想されるためである。この報告書は、機体システムの機能低下を考慮していない理論的参考値と断っているが、いずれにしても111便の生還は火災が発生した時点で、ほぼ絶望的であったとされている。



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