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2012年5月12日土曜日

〔医学資料の仮訳〕広島と長崎:原爆による健康障害が過小評価されてきた


《在欧邦人からの情報》


IPPNW.反核戦争国際医師団体ドイツ支部の報道を訳しました.

下記の論文は,得に重要だと思います. 

http://www.ippnw.de/presse/presse-2010/artikel/6afbcfbcd4/gefahr-radioaktiver-strahlung-drasti.html

"放射線のリスクがかなり過小評価されている"

第六十五周年. 広島と長崎の原子爆弾による後の健康障害.

広島と長崎のデータ-統計分析に間違いがあるため、放射線の危険性は劇的に長年にわたり過小評価されている。

IPPNW(反核戦争国際医師団体ドイツ支部)は原爆の長期的な健康への影響について,日本からのデータを分析し議論し要約し結論した.

日本の放射線研究所 (RERF)の,原爆投下による放射線の影響で起こる癌の数の発表において疑問がある.

健康者として検査されたグループもまた放射線被爆していたので、癌の数ははるかに多いはずである。

検査された人達のグループは非常に健康状態が良かったが,その後,検査の時点で弱い人々(特に子供や高齢者)は,すぐに死んでいった.これらの生存者の人達の統計は(すぐに死んでいった人達の事)癌の発生数の結果を歪めている。

国際放射線防護委員会ICRPは,日本からのデータで放射線被曝規定の基本とした.

これは,偽りの規定である.又,正当な科学的データは放射線曲線に基づいて作成される.

危険な放射線被曝をした人達の事や,低放射線被爆の軽視が長年された.

初めて,5年の間に,放射線により癌を引き起こすことが,一般的に認められている。

IPPNWはこれらの報道で、放射線がどのような量でも健康に危険であることを証明したい.

低放射線量でも健康に危険である.

原子力発電所の長期延長についての議論で考慮されるべきである.



下記に2つの研究論文.

1. 広島と長崎の原子爆弾による後の健康障害.

2.低放射線による健康リスク.


1.Überblickspapier: Gesundheitliche Spätfolgen der Atombombenangriffe
(注:PDFファイル)
http://www.ippnw.de/commonFiles/pdfs/Atomwaffen/Medizinische_Spaetfolgen_von_Hiroshima_und_Nagasaki.pdf

2. [BEIR VII Report]
(注:PDFファイル)
http://dels-old.nas.edu/dels/rpt_briefs/beir_vii_final.pdf



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