[タグ]中曽根康弘。
☆「おしん」が映画に 伝説復活に地元期待 (共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201205/CN2012053101001661.html
NHKが1983年に放映した国民的テレビドラマ「おしん」が映画化されることが31日、分かった。製作会社がキャスト、クランクインや上映の時期などの調整を急いでおり、6月上旬にも発表する見通し。
☆『カーネーション』と『おしん』 (酔流亭日乗)
http://suyiryutei.exblog.jp/17149761/
この大ヒット作が生まれた1983年といえば「土光行革」の時代。それで、ヒロインがひたすら辛抱して刻苦勤労する姿は、臨調の土光会長が旗を振った「行政改革」の宣伝に利用されていると、左翼とか労働運動の活動家の間では評判があまりよろしくなかった。賃上げや労働条件の改善を要求するより一生けんめい働いて成功者になれ、と説教しているんじゃないか。
▼ 第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第3号
昭和五十八年十一月二十二日(火曜日)
午前九時三十分開会
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/100/1760/10011221760003c.html
○国務大臣(中曽根康弘君)
私は今度の行革国会、あえて行革国会という名前をつけましたが、この国会はおしん国会である、いかなる艱難辛苦をしても法律を通そう、そして政策を遂行しよう、特に減税と行革法案等々はどんなことがあっても、石にかじりついても地に伏しても成立させなければならぬということをまず国民にも党員にも申し上げまして、それで必死になって一生懸命やってきておるところでございます。
(略)
○国務大臣(中曽根康弘君)
判決以来、国会は空転の状況になって非常に残念でございます。われわれは、ともかく行革法案を成立させ減税法案を成立させ、そして国民の皆さんに対する公約を実行しよう、こういうわけで臨時国会をお願いしておるわけでございますから、また私は臨時国会前から、今度は行革国会でおしん国会だ、どんながまんをしても法案を成立させて公約を実行するのだ、そういうことを申し上げてきたわけです。