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2016年6月13日月曜日

【歴史点描】あまり知られていないことだがリヒャルト・ゾルゲは当時の日本の外交方針を変えることに成功している

☆ゾルゲ諜報団 ~ 日本が対ソ開戦するか否か

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BE%E3%83%AB%E3%82%B2%E8%AB%9C%E5%A0%B1%E5%9B%A3#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E3.81.8C.E5.AF.BE.E3.82.BD.E9.96.8B.E6.88.A6.E3.81.99.E3.82.8B.E3.81.8B.E5.90.A6.E3.81.8B

ただし、ゾルゲの手記によればモスクワからは政治的性質を持った宣伝や組織的機能に従事することは厳禁されており、グループはどんな個人・団体に対しても政治的な働きかけはほとんどおこなわなかったが、独ソ開戦で日本の対ソ参戦の可能性が高まった1941年には尾崎の提言により対外政策を南進論に転じさせる働きかけを積極的におこなったと述べている。

『ゾルゲ事件 獄中手記』P230~233。
南進論への活動の際、モスクワにその意向を確認したところ「不必要」という回答であったが、ゾルゲは自分の権限内の行為として差し支えないと考えたという。またその行動もモスクワから課された制限内でおこなったと述べている。

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