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2015年10月20日火曜日

【疑惑の報道】福島原発作業員が白血病→NHKニュースは“楽観論の巨魁”長瀧重信氏の見解のみを報じた

☆原発事故の作業員が白血病 初の労災認定 (NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151020/k10010276091000.html

https://web.archive.org/web/20151020094922/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151020/k10010276091000.html

今回の労災認定についてチェルノブイリ原発の事故の際、被ばくの影響を調査した長崎大学の長瀧重信名誉教授は「労災の認定基準は、労働者を保護するために僅かでも被ばくをすれば、それに応じてリスクが上がるという考え方に基づいて定められていて、今回のケースは年間5ミリシーベルト以上という基準に当てはまったので認定されたのだと思う。福島第一原発での被ばく量は15.7ミリシーベルトとそれほど高くはないので、福島での被ばくが白血病の発症につながった可能性はこれまでのデータからみると低いと考えられるが、今後も、作業員の被ばく量については、十分注意していく必要がある」と話しています。



《備考》

☆チェルノブイリ事故との比較
(日本国首相官邸ホームページ。2011年4月15日)

http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka_g3.html

チェルノブイリ事故の健康に対する影響は、20年目にWHO,
IAEAなど8つの国際機関と被害を受けた3共和国が合同で発表し、25年目の今年は国連科学委員会がまとめを発表した。これらの国際機関の発表と福島原発事故を比較する。


原発内で被ばくした方

*チェルノブイリでは、134名の急性放射線傷害が確認され、3週間以内に28名が亡くなっている。その後現在までに19名が亡くなっているが、放射線被ばくとの関係は認められない。

*福島では、原発作業者に急性放射線傷害はゼロ、あるいは、足の皮膚障害が1名。



事故後、清掃作業に従事した方

*チェルノブイリでは、24万人の被ばく線量は平均100ミリシーベルトで、健康に影響はなかった。

*福島では、この部分はまだ該当者なし。


周辺住民

*チェルノブイリでは、高線量汚染地の27万人は50ミリシーベルト以上、低線量汚染地の500万人は10~20ミリシーベルトの被ばく線量と計算されているが、健康には影響は認められない。例外は小児の甲状腺がんで、汚染された牛乳を無制限に飲用した子供の中で6000人が手術を受け、現在までに15名が亡くなっている。福島の牛乳に関しては、暫定基準300(乳児は100)ベクレル/キログラムを守って、100ベクレル/キログラムを超える牛乳は流通していないので、問題ない。

*福島の周辺住民の現在の被ばく線量は、20ミリシーベルト以下になっているので、放射線の影響は起こらない。

一般論としてIAEAは、「レベル7の放射能漏出があると、広範囲で確率的影響(発がん)のリスクが高まり、確定的影響(身体的障害)も起こり得る」としているが、各論を具体的に検証してみると、上記の通りで福島とチェルノブイリの差異は明らかである。



長瀧重信 長崎大学名誉教授
(元(財)放射線影響研究所理事長、国際被ばく医療協会名誉会長)

佐々木康人(社)日本アイソトープ協会 常務理事
(前 放射線医学総合研究所 理事長)




554 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(福島県)
投稿日:2011/05/23(月) 09:39:05.03 ID:WoddEAJd0

首相官邸
原子力災害専門家グループについて
http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka.html

グループの構成員は以下の8名(五十音順)です。

・遠藤 啓吾  京都医療科学大学 学長
・神谷 研二  広島大学原爆放射線医科学研究所 所長
・児玉 和紀 (財)放射線影響研究所 主席研究員
・酒井 一夫 (独)放射線医学総合研究所
          放射線防護研究センター長
・佐々木 康人 (社)日本アイソトープ協会 常務理事
         (前 放射線医学総合研究所 理事長)

・長瀧 重信  長崎大学名誉教授
(元(財)放射線影響研究所理事長、国際被ばく医療協会名誉会長)

・前川 和彦  東京大学名誉教授((独)放射線医学総合研究所
緊急被ばくネットワーク会議委員長、放射線事故医療研究会代表幹事)

・山下 俊一  長崎大学大学院医歯薬学総合研究科長



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