IPPNW-Pressemitteilung vom 6.6.2014
http://www.ippnw.de/startseite/artikel/710da4c1bf5cf76cb6071456f2c89365/zahl-bisher-entdeckter-schilddruesen.html
Ausführliche IPPNW-Analyse zum UNSCEAR-Bericht veröffentlicht
以下は在独邦人 emi kiyomizuさん
https://twitter.com/kiyomizu5
による暫定訳
↓
IPPNWドイツ支部から。
福島第1原発事故による放射線の影響で
「今後数十年間に、1千人の人たちが甲状腺癌になり、4300人から16800人が他の癌になると思う」
とIPPNWの医師たちは報告した。
現在までの福島の子供の甲状腺検査結果。甲状線癌になった子供が非常に多い状態である。
国連科学委員会UNSCEARの報告書に対して、IPPNWの医師達は詳細な分析をした。
福島県で甲状腺癌になった子供。50人も手術が行われている。
これは2014年5月19日に福島県庁が報告している。さらに39人の子供も、甲状腺癌になる疑いがあるとの検査結果が報告されている。この子供たちも、甲状線癌の手術をする必要があるだろう。
現在までに福島第1原発事故により健康への悪影響を受けた子供たちのうち78パーセントの子供たちの検査結果が報告されている。
最初の検査で約40人の子供達が甲状腺癌になる疑いがあると報告されたが、甲状線癌になる数は今後も上昇し続けると思われる。
IPPNWの医師たちは、福島の子供たちの被曝による健康への悪影響を非常に心配している。
福島第1原発事故の健康への影響を調査した国連科学委員会UNSCEARの報告書を詳細に分析した結果。国連科学委員会UNSCEARは、福島第1原発事故で、放射線による健康への悪影響を体系的に軽視して、過小評価している。
国連科学委員会UNSCEARの報告書に基づいて計算すると、福島第1原発事故で放出した放射線降下量で、今後数十年間に1千人の人たちが甲状腺癌になり、4300人から16800人が他の癌になると思うとIPPNWの医師たちは報告している。
IPPNWドイツ支部のアレックス・ローゼン博士は、データを基礎として国連科学委員会UNSCEARの報告書を分析した。国連科学委員会UNSCEARは、福島第1原発事故の放射線による健康への悪影響を体系的に軽視して、過小評価していると指摘した。
(1)UNSCEARの報告書に記載されている福島第1原発事故の放射線放出量は疑問である。
(2)内部被曝の放射線量に対して大きな疑問がある。
(3)福島原発で働く労働者に関しては、信頼できる放射線量が計算されていない。
(4)UNSCEARの報告書は、動物や植物の放射線の影響を無視している。また、胎児は放射線に対して敏感である。その胎児が受ける放射線の悪影響も考慮していない。
(5) 非癌疾病や遺伝的影響に関しては、UNSCEARは無視している。
(6) 自然界の放射線量と、福島第1原発事故で放出した放射線降下量の比較はすべきではない。
(7)UNSCEARが利用したデータは疑問である。
(8)福島県庁は住民に対して、原発事故防護対策について間違った事を示している。
(9)福島の人たちが被曝した放射線量の結果が示されていない。
UNSCEARは、多数の住民や福島第1原発の労働者達が福島第1原発事故による健康への悪影響はない、被曝は原因ではないと報告している。
アレックス・ローゼン博士は
「1人の人が癌になった場合には、癌の原因はどこから来ているか判断することは困難である。しかし、現在までに、福島県で甲状腺癌になった子供たちが非常に多い状態であり、健康への悪影響はないと言う事は、不可能である」
と述べた。
「福島第1原発事故による健康への悪影響の結果がでているが、UNSCEARは統計を書くだけで、福島の被災者たちが健康被害で、精神的に受ける非常な悲しみや苦しみを無視している」
とローゼン博士は述べた。
▼ 参考動画~福島第1原発事故の放射線による健康への悪影響に関するUNSCEARの報告書に対してのアレックス・ローゼン博士の批判。
(音声はドイツ語)
http://youtu.be/MJOP0vJmeWA