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2014年1月24日金曜日

〔東京都知事選〕細川護熙陣営はイメージ戦略(衣服の選択)を大失敗しているとの指摘

☆細川元首相を「ファッションだって、まるで気合が入ってない」とドン小西が批評 (週刊朝日)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140124-00000001-sasahi-life

https://web.archive.org/web/20140123223003/http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140124-00000001-sasahi-life

だいたいこの寒空に、なんでノーネクタイなのよ。人の老いを感じさせる場所といえば、首と手。熟年の女優さんなんて、どんなときでも手をグーにして、絶対に手を人に見せないようにしてる人も多いんだからさ。男性ならネクタイ一本するだけでも、首隠しに一役。いっそタートルなんかのほうが、若々しく見えたんじゃないかね。




《米国の選挙においては「外観コンサルタント」が活躍している》

☆ジョン・F・ケネディ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BBF%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3

選挙では初めてテレビ・ディベートが取り入れられ、選挙に大きな影響を与えた。ケネディはマクレラン委員会の活動により名を高めていたとはいえ、現職副大統領のニクソンの知名度にははるかに及ばなかった。この事実を反映するように、テレビ・ディベートの直前に行われた支持率調査ではニクソンの支持率が勝っていた。しかし選挙後に出版された多くの書物内で、「ケネディはテレビ演説で好印象を残したことが幸いしてニクソンに勝利できた」とされる。

(略)

ケネディの好印象の理由の一つは、彼が着ていたスーツの色と言われる。演説の時、ケネディは濃い色のものを、それに対してニクソンは薄い色のものを着ていた。当時のアメリカ国内にあったテレビはモノクロであったから、ケネディは濃いグレーで表示され力強く見え、反対にニクソンは薄いグレーで表示され、たよりなく見えたと言う。事実、ラジオでケネディ対ニクソンのテレビ・ディベートを聞いていたケネディ陣営は「(討論内容だけ聞く限りでは)負けたと思った」、と後に証言している。

更にケネディは、俳優でテレビにも出演していたローフォードのアドバイスを受けて、綿密にテレビ用のメーキャップをした上に、持病の治療のために服用した薬品の副作用で肌の色が浅黒くなったために「日焼けしたスポーツマン」に見えた。それに比べ、ニクソンは直前に怪我を負っていたために顔色が悪かったにもかかわらず、「議論の内容が重要である」と言いテレビ用のメーキャップを拒否した上に、選挙戦の疲れからやつれて見えた。

これ以降、大統領選では両党の候補者がテレビ・ディベートを行い、さらにメーキャップを行うことが定着化している。また、カラーテレビが普及したにもかかわらず、候補者が着るスーツの色も、ほとんどがケネディが着ていたのと同じ、濃い紺色に近いものとなっている。



☆リチャード・ニクソン

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3

夕刻でひげが伸びた状態の上、スタジオへ行く途中で膝を怪我して顔色が悪かったにもかかわらず、ニクソンは「議論の内容が重要である」としてテレビ用のメイクアップを拒絶した。テレビ討論前には完全に優勢であったニクソンは、その勢いを保ったまま、外交政策への専門知識を持った思慮深い投票者を勝ち取るつもりでいた。

しかし当時のアメリカでは白黒のテレビしか普及しておらず、多くの視聴者には、「背景に溶け込んではっきりしない灰色のスーツを着用した、病弱に見える人が多くの汗をかいている」ようにしか見えなかった。なお、前述のようにこの時ニクソンは膝を怪我しており、そのことがニクソンの表情をひときわ気難しく見せる結果になった上、テレビ用のメイクアップを拒否したことも外観を貧弱に見せることになった。

一方のライバルであるケネディは、服飾コンサルタントが選んだスーツを身に着け、テレビ用のメイクアップをこなしていたこともあり、若く健康的に見えた。

討論をラジオで聞いた人々は「討論の内容はニクソンが勝った」と考えたが、結果的には、討論内容には劣るものの、テレビ的な見栄えに勝るケネディに引き込まれたテレビ視聴者の票がニクソンからケネディに動き、選挙不正もあり最終的にケネディに僅差での勝利を与えたと言われる。

これ以降、アメリカの各種選挙においては、本格的に服飾やメイクアップなどの外観のコンサルタントが導入されることになる。



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