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2013年3月10日日曜日

【字幕付きロイター通信動画】福島原発事故から2年~見えざる癌のリスクにおびえる母親たち


福島県は圏内の子供を対象に甲状腺の検査を実施している。しかしその判定結果に不安を抱く母親もいる。


スズキ・マキコさんいわく
「県の検査は20ミリ以下ののう胞ですよ。民間のお医者さんの検査が7ミリのしこりがありますよ。全く違う結果だったので、検査結果を県に取り寄せたら右と左で場所も全く違う。もう一回は受けなくちゃいけないなと思ってるんですけどただ、甲状腺の専門のお医者さん、詳しく分かるってお医者さんが他県で遠い所にしかいない」

福島県では18歳以下の4割超に何らかの甲状腺異常が見られるという。

二次検査が必要とされるのは20.1mm以上の「のう胞」や、5.1mm以上の「結節」がある場合だが専門家によれば、それにあたるのは全体の0.5%に過ぎないという。


自主的に二次検査を行っている関根俊二医師いわく
「その場で、全然何の説明もないんです。それで貴方のお子さんはA1ですよ、A2ですよという判定だけで、A2でのう腫があるけれども精密検査するほどの大きさでないんで、二年とか二年半後に一度でいいですよという返事が行くだけなんですね」

http://youtu.be/bE4jUK-Cvh4

http://jp.reuters.com/video/2013/03/08/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%8B%E3%82%892%E5%B9%B4-%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%96%E3%82%8B%E7%99%8C%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%B3%E3%81%88%E3%82%8B%E6%AF%8D%E8%A6%AA%E3%81%9F%E3%81%A1%E5%AD%97%E5%B9%95%E3%83%BB8%E6%97%A5?videoId=241529391



《関連記事》

☆不信募る「小児甲状腺検査」 別機関の診断結果と違い
(東京新聞・こちら特報部)

http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/599.html

県の検査への姿勢に粗さが目立つからだ。

例えば、時間だ。県の検査で甲状腺に超音波を当てる時間は異常な所見がない限り、一人当たり短いと数十秒。たいていは2~3分だ。広報担当は「詳細な検査が必要な人を見つけ出す『スクリーニング』」と話す。

一方、島さんが再検査に利用した診療所は、10分以上かけて調べた。その診療所とは別に再検査を受け付けている「ふくしま共同診療所」(福島市)所長の松江寛人医師(放射線科)は「県のやり方は完全に間違っている」と言い切る。

「たった数十秒では、がんにつながる重要な病変を見落とす可能性がある。一見、異常な所見のない子どもでも15分はかけて調べるべきだ」



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