☆東日本大震災:福島第1原発事故 ストレス、長期化で昨年より高まる--福島大が親子調査 /福島 (毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120607-00000112-mailo-l07
http://backupurl.com/x5clf5
福島第1原発事故による親と子どもの心身への影響を調べるストレス調査で、福島大(福島市)は6日、子どもについて「頭痛が増えた」「集中するのが困難」と答える親が増加したとの結果を発表した。
(略)
子どものストレスは小学低学年、高学年で微増。「恐怖・不安」「甘え・退行」は減少したが、「抑うつ」や「イライラ・集中困難」が増加した。特に、頭痛や吐き気が「時々起こる」「よく起こる」は、6%から38%へと急増した。
《おまけ》
▼ Health Effects of Chernobyl
25 years after the reactor catastrophe
チェルノブイリの健康被害
原子炉大惨事から25年の記録
http://isinokai.blogspot.jp/2012/03/7-12_07.html
2.4 精神疾患
1993年1月13日発刊のモスクワタイムズの報道によれば、サンクトペテルブルクにあるクリニックで汚染除去作業員1600人を検診したところ、その80%が深刻な精神的問題に苦しんでいるという結果であった。
また、医療的援助を求めている作業員たちの40%は記憶喪失などの精神神経疾患に苦しんでいることがわかった。
数千人の汚染除去作業員のうち数十人は失語症や抑うつ状態、記憶障害、集中力の喪失に苦しんでいる)。
放射線障害モスクワセンタ-に勤務する精神科医ジュリア・マロ-ヴァは作業員の健康問題にとりわけ関心をもち、次のように説明している-私たちの理論は、何らかの理由で、脳への血流が以前に、またおそらくは今でも減少しつづけているというものである。このようなタイプの疾患は作業員では他の被害者よりも多くみられる。
汚染除去作業員にみられる他の症状としてとりわけ多いのが慢性疲労症候群である。
(略)
P.フロ-ル・ヘンリ-の報告によれば、さまざまなうつ状態、あるいは統合失調症や慢性疲労症候群のような症状は汚染除去作業員に非常に多く見られ、脳の器質的変化(右ききでは主に左半球の)を伴っており、脳波検査によって客観的に診断できる。彼らの考えでは、これは、さまざまな神経的、精神的疾患が0.15~0.5シ-ベルトの放射線ひばくで引き起こされるということを示しているようだ。
放射線被ばくの症状は早期老化という形でも現れてくる。そしてこれらの神経的老化症状は被ばくの時期が若ければ若いほど、より早く、より深刻に現れる。
彼はまた、脳波検査で脳の左半球に異常を示す疾患は、急性の放射線障害の作業員にも見られたと報告している。また、驚いたことに、これらの精神的疾患や脳波変化は、アフガニスタン侵攻に参加したロシアの退役軍人には見られなかった。その理由は、これらの兵士たちが大きな外傷的ストレスにさらされたが、放射線被ばくを受けなかったためであろう。
(略)
ロシア科学アカデミ-の神経生理学研究所のL.A.ザボロンコバと公衆衛生省放射線研究所のN.B.ホロドヴァは汚染除去作業員たちに神経学的調査をしたところ、高次認知機能や精神機能が損なわれていた。それらは、思考の遅延、疲労の増大、視覚性・言語性記憶障害、高次運動機能障害などである。これらの症状は早期老化によるものと類似していた。
▼〔被曝資料〕記憶力・集中力の低下(放射線誘発の脳損傷)▼
702 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(茸)[sage]
投稿日:2011/11/01(火) 00:31:13.12ID:2/7iA4qi[1/2]
気のせいだと思い込んできたけどやっぱり明らかに集中力がなくなった10分もまともに集中できない@都内勤務
709 返信:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[sage]
投稿日:2011/11/01(火) 02:27:24.80 ID:eZKATdUy [1/2]
女性・子供なら甲状腺の問題の可能性が思い当たるけど、中央神経系の問題の可能性もあるかもしれない。
ヤブロコフ・ネステレンコ報告(注:PDF)
http://www.strahlentelex.de/Yablokov%20Chernobyl%20book.pdf
>Neurological and psychiatric disorders among adults weresignificantly higher in the contaminatedterritories (31.2 vs. 18.0%).Impaired short-term memory and attention lapse were observed amonghighschool students aged 16 to 17 and the seriousness of theseconditions correlated directly with the levelsof contamination(ベラルーシ、105頁パラ7)
・大人の神経精神障害は、汚染地域において著しく高かった(31.2% 対18.0%)。
短期記憶障害及び集中力散漫(attentionlapse)は16-17歳の高校生の間に見受けられ、これらの状態の重症度は、汚染水準と直接に相関していた。
>Autonomic nervous system disorders among liquidators who worked in1986-1987 differed fromdisorders in liquidators from 1988-1989 instability, expressiveness, paroxysmal variants, presence ofvestibularI-III dysfunction, and peripheral hemodynamic disturbances. Autonomicnervous systemdisorders are closely connected to disorders ofneuropsychiatric behavior such as asthenia,disturbedmemory, attentiondeficits, emotional disturbance, neuroses,hypochondriasis, anddepression
(ウクライナ、108頁パラ19)
・1986-1987年に従事した作業員の自律神経系障害は、1988-1989年の作業員の障害とは、その安定性、発現性(expressiveness)、発作性の変型、前庭系I-III型障害の存在及び末梢部位の血行動態障害に関して異なっていた。
自律神経系障害は、精神神経行動の障害(例えば、無力症、記憶障害、集中力欠如(attentiondeficits)、情緒障害、神経症(neuroses)、心気症(hypochondriasis)、うつ病)と密接に関連している。
>Impaired short-term memory and attention deficit in pupils 16 to 17years of age in the contaminatedterritories correlated with the levelof
contamination (ロシア、109頁パラ6)
・汚染地域の16-17歳の生徒の短期記憶障害及び集中力欠如は、汚染水準に相関していた。
>Liquidators demonstrate impaired task performance, a shortening ofattention span,and problems withshort-term memory and operativethinking. These features correspond to skill levels typical of10- to11-year-old children and cannot be attributed to social factors - theyclearly testify toradiation-induced brain damage
(ロシア、111頁パラ26)
・作業員は、作業遂行障害、集中力期間(attention span)の短縮並びに短期記憶力及び生産思考力(operativethinking)に関する問題を明示している。これらの特徴は、10-11歳の子供に典型的な技能水準に対応するものであり、社会的要因に起因させるとこはできない―それらは、放射線誘発の脳損傷によるものであることの証拠となっている。