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2012年3月6日火曜日

〔史料〕神浦元彰氏「日本は心理戦や戦時世論操作を学べ」


2004年10月。軍事評論家・神浦元彰氏いわく「もし今回のイラク日本人人質事件で教訓を得るとしたら、戦時に使う心理戦を応用した対応術を準備することだ。」

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http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/msg/470.html

それでは日本政府はまったく打つ手が」なかったのか。ある。それはイラクのTVやラジオ(これを心理戦では電波と呼ぶ)、それにイラクの新聞や雑誌(これを心理戦では紙と呼ぶ)を密かに買収し、「日本と米国は違う」、「米軍と自衛隊は違う」、「自衛隊と香田さんは違う」といった情報を大量に流さすのである。

直接交渉を拒む相手にはこれしかない。そしてもし香田さんが殺害されれば、犯人側に市民の強い批判が向かうように仕掛けるのである。またこれは同時にサマワに駐屯する自衛隊の安全を高めることができる。これは心理戦という戦時に行う世論操作である。戦時という緊急事態で許される世論操作である。

今の日本政府にそのような知識と指揮力を持った人間がいるのだろうか。もし今回の人質事件で教訓を得るとしたら、そのような戦時に使う心理戦を応用した対応術を準備することだ。


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世論操作。世論誘導。

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