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2012年3月6日火曜日

〔史料〕イラク日本人人質事件「自作自演説」の発信源は首相官邸


世論操作。世論誘導。


イラク日本人人質事件。自作自演説・狂言説の情報源が実は総理官邸であったとの週刊誌報道がなされている。
http://groups.yahoo.co.jp/group/TV-media/message/148


この「自作自演説」の情報源が、実は総理官邸であるという記事が次の3誌で取り上げられています。

●週刊文春4月22日号P28〜29「自作自演ではないか」との疑念

●週刊新潮4月22日号P34〜35「官邸」にまで達していた「自作自演情報」

●FRIDAY 4/30 P10〜11 小泉&官邸「許されざる家族への暴言!」オフレコ言行録

週刊新潮によると、警察庁から出向中の小野次郎首相秘書官と飯島勲秘書官との間で、当初から自作自演の可能性が話し合われていたとのこと。週刊新潮ですら「被害者に対して失敬な憶測」と評しています。

週刊文春によると、事件発生当夜「自作自演」の疑念が官邸で蔓延し、事件翌日、疑念を裏付ける証拠のごとくネット上に飛びかった書き込みが「捏造物」だったことが明らかになった後も疑念は根強く残り、このために初動が遅れたことは否めないと官邸記者が語っているそうです。

FRIDAYでは、小泉首相の側近や公安担当部門が、記者たちに「調べてみろ」と圧力をかけていた形跡があるという全国紙政治部記者の発言を紹介しています。




☆「週刊現代」記事:「いまだから書ける 聞くに耐えなかった 解放された人質家族への誹謗中傷」→

http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/134.html

「どうせ共産党でしょ」「解決したら家族のことを徹底的に暴いてやる」「自作自演だろ」「自業自得」「自己責任」「税金のムダ使い」「殺されても仕方ない」「何様のつもり」…



☆今井さんの父親は日教組活動もせず:高遠さんの弟は保守系支持者:郡山さんの母親はイラク行きも知らず [週刊現代5・1]→

http://www.asyura2.com/0403/war53/msg/291.html




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《おまけ》

「『小泉言語』混乱に拍車」 
(2004-04-16の東京新聞・特報)

http://www.creative.co.jp/top/main1321.html

政治評論家の森田実氏は「人質の家族が会ってほしいと言ったら、会って『できる限り一生懸命やります』の一言で皆が救われる。どんな理由であれ政府が国民を見捨てることがあってはいけないのに、小泉内閣は歴代で一番冷たい」と小泉首相の言葉に誠意がないことを批判。さらに「今回の事態は、小泉内閣の過剰な自己防衛。自分の政治生命が一番かわいいというのは最低なことだ」と取材規制の理由が人質の人命優先ではなく、内閣延命のためと言い切った。

(略)

静岡県立大学の宮田律・助教授(イスラム地域研究)は「イラクの人たちは米軍による占領の枠組みを変えたいと思っている。小泉首相が『情勢が安定すれば自衛隊は撤退させる』という言い方をしていれば、犯行グループを納得させられたかもしれない。せめてファルージャ情勢について『多くの死者が出ていることを遺憾に思う』と言えば、イラク人の心の機微に触れる。何の譲歩も見せないのでは交渉する余地もない」と話す。

(略)

「本来なら、国民に安心感を与えながら人質解放に努める。いわば複雑な方程式を解くような取り組みが必要になるのだが、小泉内閣にはできなかった。『テロに屈せず』『自衛隊は撤退させず』では、戦争をやっている国と同じ対応にしか見えない。人道支援だというのならば、国民への説明を含めてオープンにできるはずだ」




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