http://www.ippnw.de/startseite/artikel/078694d2f8806776fdd65c759da5e9d1/zahl-der-schilddruesenkrebsfaelle-st.html
Gesundheitliche Folgen der atomaren Katastrophe von Fukushima
以下は在独邦人 emi kiyomizuさん
https://twitter.com/kiyomizu5
による暫定訳
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IPPNWドイツ支部。2015年1月6日の記事。
福島第1原発事故の放射線で福島の子供達に健康への影響が出た。福島の子供たちに甲状腺癌が増加し続けている。
福島県は甲状腺検査の最新のデータを公表した。
福島の子供たちの甲状腺癌の発生数は明らかに増加した。
スクリーニング検査で84人の子供達が甲状腺癌である。1部の子供達はすでに他の体の部分に癌が広がっていた(転移していた)ので、手術して癌を除去した。
他の24人の子供たちは甲状腺組織を検査した結果、「このあと癌になる疑いがある」と判定された。
福島県は子供達の甲状腺癌を発見したのはスクリーニング検査の効果であると説明した。「スクリーニング検査をしなかった場合、後になってから甲状腺癌が発見されたはずだ」と福島県は述べている。
新しい検査(二巡目の検査)で6万505人の福島の子供のうち57.8%の甲状腺から、結節や嚢胞が発見された。
最初の(一巡目の)検査で1万2967人の子供たちの48.5%は甲状腺で結節や嚢胞を発見されなかったが、二巡目の検査では子供たちの結節や嚢胞を発見した。127人の子供たちは結節や嚢胞が大きい。福島県は緊急に検査する必要がある。
最初の(一巡目の)スクリーニング検査で206人の子供から小さな嚢胞や結節を発見した。
この2年間で嚢胞や結節が大きくなり、引き続き検査する必要がある。
206人の子供達のうち11人の子供の甲状腺組織に針を挿入して精密検査した結果、4人の子供が甲状腺癌であると確認された。この4人が癌であるなら、新たに発見された癌である。
福島県はスクリーニング゙検査の効果であると正当化する事はできない。4人の子供はこの2年間で癌になったと考えられる。
IPPNWドイツ支部のAlex Rosen博士は
「福島原発事故の長期的な健康への影響を予測する事は不可能である。福島原発事故の放射線による最初の健康被害(子供たちの甲状腺癌の増加)の結果が非常に心配な状態である」
と述べた。
国連機関はチェルノブイリの原発事故の経験から
「福島の子供達の甲状腺癌の数は長期間にわたり増加する。甲状腺癌になる子供は1,000人以上である」
と報告したが
「国連機関は他のデーターを使用しているので、福島で甲状腺癌になる子供はこれより数倍も増加する」
とAlex Rosen博士は述べた。
福島第1原発事故の放射線による健康被害。甲状腺癌はその一端である。白血病、リンパの腫瘍や、体の他の箇所の癌も発生する。
過去の原発事故の経験から
「心臓血管疾患、ホルモンの異常、精神障害の病気が増加するであろう」
とAlex Rosen博士は述べた。
日本政府と福島県は、福島の被災者達に福島第1原発事故の真実を伝えなかったので、被災者たちに心理的な影響が出ているが、日本政府と福島県は被災者たちを無視して放置していた、とIPPNWのドイツ支部は述べている。
「日本政府と福島県は、福島県の被災者たちと他の汚染地域に住む人たちに緊急に医師の助言を提供することが必要である。そして、適切な検査を受けさせる事が重要である。福島原発事故の放射線による病気を早期に発見して被災者の健康を守るために、被災者たちを検査して、医療支援をする事は必要である。これにより、被災者たちは被曝による健康被害を知る事ができる」
とIPPNWのドイツ支部は述べた。
日本政府と福島県は現在も全てにおいて、被災者たちへの医療支援や医師による助言提供が不足している。
IPPNWのドイツ支部は
「福島の被災者たちに対し、原発事故の責任がある日本政府と福島県は被災者の健康を守るために必要な医療検査をする責任がある。それを緊急に開始する事を要求する」
と述べている。