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2014年7月7日月曜日

少年記コウさん「最近、歯磨きしたら、尋常じゃないくらい血が出る」

「それはそうと、最近歯磨きしたら、尋常じゃないくらい血が出るんやけど…笑」
http://ameblo.jp/cloudy-bay/entry-11889032317.html



☆壊血病

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A3%8A%E8%A1%80%E7%97%85

脱力や体重減少、鈍痛に加え、次のような症状が見られる。

皮膚や粘膜、歯肉の出血およびそれに伴う歯の脱落、変化
創傷治癒の遅れ
低色素性の貧血
感染への抵抗力の減少
古傷が開く

ただし、これらの症状は3~12か月に及ぶ長期・高度のビタミンC欠乏でないと生じない。

(略)

16世紀から18世紀の大航海時代には、この病気の原因が分からなかったため、海賊以上に恐れられた。ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見の航海においては、180人の船員のうち100人がこの病気にかかって死亡している。

1753年にイギリス海軍省のジェームズ・リンドは、食事環境が比較的良好な高級船員の発症者が少ないことに着目し、新鮮な野菜や果物、特にミカンやレモンを摂ることによってこの病気の予防が出来ることを見出した。

その成果を受けて、キャプテン・クックの南太平洋探検の第一回航海(1768年 - 1771年)で、ザワークラウトや果物の摂取に努めたことにより、史上初めて壊血病による死者を出さずに世界周航が成し遂げられた。




《ヤブロコフ報告書(注:PDF)
http://www.tucradio.org/Yablokov_Chernobylbook.pdf
より》

☆ヤブロコフ他 『チェルノブイリ』追補② 
第Ⅱ章5節 血液・リンパ系疾患・心臓血管系疾患
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/537.html
投稿者 爺さん 日時 2011 年 11 月 19 日


5.1. 血液とリンパ系の疾病

5.1.1. 血液と造血器官の疾病

5.1.1.1. Belarus

5.血清補体の活性と有効的な補体C4の数が、Cs-137に汚染されたBelarus地域出身の児童350名の間で、有意に低かった。さらに汚染された地域では(15Ci/km2以上、80換算6937.5Bq/kg)、補体C3のレベルが有意に低かった。
(Zafranskaya et al.,1995)

7. 好塩基性細胞の割合としての、リンパ球の絶対的および相対的数値が、Cs-137汚染レベル15Ci/km2(6,937.5Bq/kg)から40Ci/km2(18,500Bq/kg)のGomel州に住む成人と10代の間で、有意に高かった。
(Miksha and Danylov,1997)



5.1.1.2. Ukraine

2. 汚染地域に住むリクイデーターの子供たちは、非汚染地域の子供たちと比べて、血液と造血器官の疾病率が2倍から3倍高かった。
(Horishna,2005)

3. 血液と循環器系の疾患は、汚染地域に住む人々の内で、破局後最初の12年間に11倍から15倍増加した。
(1988-1999;Prysyazhnyuk et al.,2002)

4. 1996年、汚染地域での造血器官の疾病率はウクライナの他地域より2.4倍高かった。
(10,000人あたり12.6と3.2)


6. 破局後10年間、汚染地域に住む成人と10代の血液および造血器官の疾病率は、2.4倍増加した。
1987年に10,000人あたり12.7から、1996年に30.5人へ。
ウクライナの非汚染地域住民では、このレベルは破局以前のレベルに留まった。
(Grodzinsky,1999)


8. 1987年から1988年にかけて、血液細胞の質的変異が、放射線レベル5Ci/km2から15Ci/km2(2,312.5Bq/kg-6,937.5Bq/kg)の地帯出身児童の78.3%に見られた。
(Stepanova and Davydenko,1995)



5.1.1.3. Russia

1. 血液と造血器官の疾病が、汚染地域出身児童に非常に際立った全般的疾病率増加を引き起こした。
(Kulakov et al.,1997)

2. 血液と循環器系の異常による疾病率は、破局前の期間と比較して、Tula 州汚染地域の児童で2倍以上になり、すべての汚染地区で増加した。
(Sokolov,2003)

3. 1998年、血液・造血器官・循環器系の年全般的疾病率は、Bryansk州の汚染地区の児童で、州レベルを有意に超えた。(1,000人あたり19.6対13.7; Fetysov,1999a)

4. リクイデーターでは、血液と造血器官の疾病率は1986年から1993年に14.5倍増加した。
(Baleva et al.,2001)

7. 汚染地域の住民は、適応反応を伴うリンパ球がより少なく、リンパ球の放射線感受性がより高い住民数が増加した。
(Burlakova et al.,1998)

8. リクイデーターの末梢血では、白血球・赤血球・リンパ球・血小板の数が通常とは著しく異なっていた。
(Tukov et al.,2000)
大型顆粒リンパ球の数が、リクイデーターが作業を始めた1ヵ月後と、汚染がより低い場所で最低1年間過ごした後とで、60%から80%減少した。
(Antushevich and Legeza,2002)

10. Kursk州の汚染地域では、10歳から13歳の児童と妊婦の血液に、リンパ球数および循環免疫複合体の数と機能的活動の変異が見られた。
(Alymov et al.,2004)


12. リクイデーターの間では、次に述べる血液とリンパ系のパラメーターが対照群と有意に異なっていた。
・血漿の核磁気共鳴緩和(NPMR)の平均持続期間。
(Popova et al.,2002)
・赤血球膜のリセプター・ロイコトリエン反応。
(Karpova and Koretskaya,2003)
・ポリメラーゼ副産物の量(マロン酸アルデヒド濃度と膜粘性と脂質非飽和性の度合いによる)。
(Baleva et al.,2001a)
・血小板・赤血球・血清の中間サイズ分子の不均衡。
(Zagradskaya,2002)
・リンパ球核の顆粒要素拡散の減少、囲顆粒ゾーンの面積と周囲長の減少、このゾーンの歯状突起の増加。??(原文 Decreased scattering of the granular component of lymphocyte nuclei reduction of the area and perimeter of the perigranular zones;---)
(Aculich,2003)
・血管内血小板凝集の増加。(Tlepshukov et al.,1998)
・血清中の血液繊維素溶解性活動と繊維素原(フィブリノゲン)濃度の上昇。
(Tlepshukov et al.,1998)



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