http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201305253
http://www.webcitation.org/6Gt0Xg72W
全住民を検査対象としている市町村の中にも、4歳未満の子どもは、おおむね身長約80センチ以上とする検査機器の規格に合わないとして申し込みを受け付けていないケースが目立ち、4歳未満の検査を実施していない市町村は実際には、さらに多いとみられる。
《おまけ》
☆福島県 子どもの放射能 尿検査せず 秘密裏に「困難」結論?
(2012年10月25日。東京新聞特報部)
http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/326.html
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-11832
http://livedoor.blogimg.jp/heart_ikki-hirose/imgs/8/e/8e4cff83.jpg
福島原発事故を受けた県民健康管理調査で、子どもの内部被ばくを把握できる尿検査が行われていない。
(略)
WBCはホールボディーカウンターの略で、体内にある放射性セシウムから発せられるガンマ線を測る装置。じっとできない幼児は受けられず、体が小さい子どもの検査には不向きとされる。
尿検査の方が子供の被ばくを正確に測ることができるが、検査できる精度の高いGe(ゲルマニウム)半導体検出器が、牛肉などの食品検査を優先して不足しており、尿を検査するのは無理という意味だ。
(略)
だが内部被ばくに詳しい矢ケ崎克馬琉球大名誉教授は「WBCはガンマ線のみなど内部被ばくを正しくつかむことはできない。尿検査を導入するべきだ」と異を唱える。
矢ケ崎氏によると、1リットルあたりの尿からセシウムが検出された場合、体内には約150倍のセシウムがあると推定され、「尿に混じって排出されるほかに、セシウムは臓器や筋肉に蓄積される」と言う。
(略)
矢ケ崎氏は「内部被ばくの検査で一番大切なのは、たとえ少量でも被ばくしたかどうかを確認すること」と続ける。
「WBCは検出に限界があり、尿検査はWBCの40倍から50倍精度が良く、確認される人数で2桁も3桁も多い」と指摘して、こう訴える。
「より多くに、早期の予防や治療を施せる体制が大事。WBCにこだわる国や県は、潜在的な被ばく者の大半を切り捨てようとしているとしか思えない」