☆日本が中国の大気汚染の「元凶」? 専門家が主張(1)=中国報道
(サーチナ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130207-00000026-scn-cn
http://www.webcitation.org/6EJQDDZ50
西日本各地で微小粒子状物質「PM2.5」の高い濃度が観測されており、中国北部を覆う汚染された大気が原因と見られている。中国経済網の評論家、張捷氏は中国の大気汚染は日本にも責任があると主張し、「日本人も誠意を示して、大気汚染問題の解決に手を貸すべきだ」と主張した。
(略)
張捷氏は「華北平原は気圧が低いため、気圧が高い周辺地域の汚染物質がすべて飛来してくる。特に日本は地震後、原発から石炭火力発電に切替え、ゴミも焼却処理していることから、中国の環境への影響が非常に大きく、大気汚染問題で中国だけを非難できない」と主張した。
☆日本が中国の大気汚染の「元凶」? 専門家が主張(2)=中国報道
(サーチナ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130207-00000024-scn-cn
http://www.webcitation.org/6EJQKYYXE
東アジアの風は強く、韓国の済州島でさえ大気警報が出されている。
《独立行政法人・産業技術総合研究所のホームページより》
風に乗って長い距離を運ばれる放射性セシウムの存在形態
http://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/nr20120731/nr20120731.html
両者の比較により、放射性セシウムは硫酸塩エアロゾル中に含まれた形態で大気中を輸送されている可能性が高いことが分かった。
(略)
これらの結果から、放射性セシウムが付着した土壌粒子の再飛散による大気中の放射性セシウム量は2011年4月末~5月中旬の時点では少ない、また、放出された放射性セシウムを大気中で長距離を輸送する担体は硫酸塩エアロゾルである可能性が大きい、との結論を得た。
(略)
つまり、事故で放出された放射性セシウムを含む初期粒子(水酸化セシウムやヨウ化セシウムが想定されている)は、何らかの機構により硫酸塩エアロゾルの形成初期に取り込まれ、気体状の硫酸の凝縮・粒子相互の凝集を経て大気中での寿命が長い粒径0.1~2μm程度のサイズ(微小粒子領域)に成長、長い距離を輸送される。放射性セシウムを含む硫酸塩エアロゾルは乾性沈着、または落下中の雨・雪と衝突することにより地表に到達し、硫酸塩エアロゾルを核として雲粒・霧粒が形成された状態では重力沈降により地表に沈着する。さらに、このような雲から降水が生じると雪・雨に含まれた状態で大量に地表面に落下する、と考えられる。
http://www.jaast.jp/hanashi/
-エアロゾルとは-
気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子をエアロゾル(aerosol)といいます。エアロゾルは,その生成過程の違いから粉じん(dust)とかフューム(fume),ミスト(mist),ばいじん (smokedust) などと呼ばれ,また気象学的には,視程や色の違いなどから,霧(fog),もや(mist),煙霧 (haze),スモッグ(smog)などと呼ばれることもあります。
(略)
エアロゾル粒子は,重金属粒子やディーゼル黒煙,たばこ煙,アスベスト粒子,放射性粒子など,以前には環境汚染や健康影響など,主として悪玉としてのエアロゾル粒子が議論されてきましたが,
(以下略)