225 名前:無党派さん[age]
投稿日:2012/04/26(木) 00:19:36.44 ID:n79olM6s [3/9]
ソクラテスの時代からもう2300年以上たっているのに、
この国で今起こっている裁判をみるとまったく進化していないことが
わかるわな。まあだからこそ『ソクラテスとの弁明』がいまだに読みつがれているのかもしれない。逆説的に。
小沢裁判も歴史的冤罪事件として2000年の後世まで語り継がれるかもな…。
229 名前:無党派さん[sage]
投稿日:2012/04/26(木) 00:22:45.02 ID:u9M0uIDk [3/21]
ちなみにソクラテスを訴えた悲劇作家もその後訴えられて
毒を飲んで死んだ、だったはずな
全ては倒壊していく古代ギリシア社会の中で起きた事
245 名前:無党派さん[age]
投稿日:2012/04/26(木) 00:30:00.61 ID:n79olM6s [4/9]
あの時も(ソクラテスの時も)いくらソクラテスが丁寧に論理的に
説明しても、大衆はバカの壁というか、聞き入れられず、
ソクラテス=悪という刷り込みはかわらないわけだね。
しかも(死後の世界は神のご利益があるということは)わからないことは
わからない(無知の知)といっただけなのに、わからないのがおかしい、
とか言われてだな。
ほんと小沢裁判と酷似しているわな。やってないから証拠がないのに、
(やっていない)証拠がないからおかしいとなるわけだ。
ほんとこの国民って昔のアテネ大衆と同じだわな…。
250 名前:無党派さん[sage]
投稿日:2012/04/26(木) 00:31:42.24 ID:bwzQwFVu [1/2]
悪法も法なり、ルールだから従います
ってな話がメインじゃなくて、
阿呆には付き合いきれんわって話なんだよねアレは
259 名前:無党派さん[sage]
投稿日:2012/04/26(木) 00:35:59.65 ID:u9M0uIDk [7/21]
まあソクラテスの場合も結局弟子のプラトンだのが書物書いて
その顛末を綴っていた事で後の世に伝わったわけでな
軍人ソクラテスがいた当時のアテネ市は内戦でボロ負け状態だので
非常になんか閉塞感漂う状態ってのはあるかもしらん
☆ソクラテス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%B9
ソクラテスは当時、賢人と呼ばれていた政治家や詩人達、さらには手工者をはじめとして、様々な人を次々にたずね、「アポロンの宣託の通り自分が最も知恵があるのかどうか」を検証するために対話をおこなった。その結果、彼らの無知に対する無自覚ぶりと、無知を自覚してる自分の優越性、神託の正しさを確信し、決意と使命感を持ってその活動にのめり込んでいくこととなり、ソクラテスが賢者であるという評判が広まる一方で、無知を指摘された人々やその関係者からは憎まれ、数多くの敵を作ることとなり、誹謗も起こるようになった。更に、暇を持て余した富裕市民の息子達はソクラテスを面白がって追い回し、その試問を傍聴し、その中からは影響されて試問を模倣する者達も現れ、そんな青年達の試問の餌食となった人々もまた、ソクラテスへの憎悪を募らせることとなった。
また、そんなソクラテスを、喜劇作家のアリストパネスが『雲』において「地下ならびに天上の事象を探求し、悪事を曲げて善事となし、かつ他人にもこれらのことを教授する」といった、自然哲学者とソフィストを混ぜ合わせたような怪しい人物として描いて揶揄し、大衆にその印象を広めたり、ペロポネソス戦争で講和を破って戦争を再開した挙句、敵国スパルタに亡命し、アテナイの敗北を招いたアルキビアデスや、その後の三十人政権の指導者となったクリティアスなどが、ソクラテスに教えを施された弟子であったとみなされていたことも、ソクラテスを非難する絶好の口実となった。
☆ソクラテスの弁明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%BC%81%E6%98%8E
結果としてソクラテスには死刑が宣告され裁判は終結する。ソクラテスは「私とあなたがたと、どちらが正しいのでしょうか」と問い対話篇は終わる。