このブログを検索

2012年3月7日水曜日

〔史料〕日照不足に悩む村が山に「巨大鏡」を設置する計画を発表


日照不足に悩む村、山に巨大鏡を設置する計画を発表(122)

1 イカ即売会φ ★ sage 2006/01/28(土) 12:53:50

あなたが住む村が谷間にあり、冬に太陽の光が差し込まず、薄暗いところだとしたら……。
どうしますか?

ヴィガネラ村の村長は、
「山に鏡を置いて、太陽の光を町の中心部に反射させればいい」
と述べ、ピエモンテ州にこのプロジェクトの承認を求めている。
ピエルフランコ・ミダリ村長は、
「きっと承認されると思います。次の問題はお金ですね」
とコメントした。

ヴィガネラ村は人口わずか70人の小さな村で、谷間に位置するため、『暗闇期間』と呼ばれる毎年11月11日から2月2日まで間、ほとんど日光が当たらない。

ミダリ氏は建築家の友人からアドバイスを受け、太陽を追跡する縦5メートル、横8メートルの鏡を山に設置する計画を練ったという。

計算によると、『暗闇期間』でも最低6時間は日の光を得ることができる、とミダリ氏は言う。

また、このプロジェクトの費用は10万ユーロ(約1,420万円)と見積もられている。

「現在、町の中心部は閑散とした状況です。冬の暗闇時期、太陽の光を得ることができるオアシスを作りたいのです。貧乏な我が村に観光客を呼ぶきっかけになると思います」
と村長は語る。

「それに、直射日光を浴びる量が減るとうつ病になる、という研究結果もあることですから、ある意味治療に繋がるとも言えます」

最初はこのプロジェクトに懐疑的だった村民たちも、今では全員が計画を熱心に支持しているという。

計画が発表された後、同じ問題を抱えるアメリカやカナダの地方自治体から、ミダリ村長に連絡があったそうだ。

ブレンバーナ谷にある村の村長は、もっと思い切ったプランを発表している。

日光を遮る山を約25メートル切り崩してしまう計画だ。

やきとりのいない八月

飛び地A

ブログ アーカイブ

The Daily Star(レバノン)

Rudaw(イラク)