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2012年2月8日水曜日

〔秘密保全法案〕西山太吉・元記者「特別秘密が恣意的に設定される」


Teddy Tokita
https://twitter.com/#!/buchikoneko/status/167171930603003904
本日、参議院議員会館講堂で開かれた「日弁連・情報保全法」院内集会では、民主党、辻めぐむ、今野東議員等から提出検討では「C」(優先度の低い)ランクであるとの説明がありました。私見ですが「情報共有」とは、主にFX製造に関わる米国の情報保全要求を指すと思います。



☆秘密保全法案に反対する集会 情報公開に反すると西山氏
(デイリースポーツ)

http://www.daily.co.jp/society/human_interest/2012/02/08/0004800633.shtml

http://backupurl.com/g9b5jo

集会で講演した元毎日新聞記者の西山太吉さん(80)は「行政当局者の間で特別秘密が恣意的にどんどん設定され、最後は情報公開法が空文化してしまう」と指摘。




☆西山事件

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B1%B1%E4%BA%8B%E4%BB%B6

1972年、社会党の横路孝弘と楢崎弥之助が西山が提供した外務省極秘電文のコピーを手に国会で追及した。この事実は大きな反響を呼び、世論は日本政府を強く批判した。政府は外務省極秘電文コピーが本物であることを認めた上で密約を否定し、一方で情報源がどこかを内密に突き止めた。佐藤首相は西山と女性事務官の不倫関係を掴むと、「ガーンと一発やってやるか」(3月29日)と一転して強気に出た。西山と女性事務官は外務省の機密文書を漏らしたとして、4月4日に国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで逮捕、起訴された。

当初は他紙も、西山を逮捕した日本政府を言論弾圧として非難し、西山を擁護していたが、佐藤は「そういうこと(言論の自由)でくるならオレは戦うよ」「料理屋で女性と会っているというが、都合悪くないかね」(4月6日)と不倫関係を匂わせてはねつけ、さらに4月8日には、参議院予算委員会で「国家の秘密はあるのであり、機密保護法制定はぜひ必要だ。この事件の関連でいうのではないが、かねての持論である」と主張した。『週刊新潮』によって不倫関係がスクープされ、さらに、東京地検特捜部の検事佐藤道夫(のちに政治家となった)が書いた起訴状に2人の男女関係を暴露する「ひそかに情を通じ、これを利用して」という言葉が記載されて、状況が一転したといわれる。起訴状が提出された日、毎日新聞は夕刊に「本社見解とおわび」を掲載、以後この問題の追及を一切やめた。

その後は『週刊新潮』が「“機密漏洩事件…美しい日本の美しくない日本人”」という新聞批判の大キャンペーンを張った他、女性誌、テレビのワイドショーなどが、西山と女性事務官が双方とも既婚者でありながら、西山は肉体関係を武器に情報を得ていたとして連日批判を展開し、世論は一転して西山と女性事務官を非難する論調一色になった。裁判においても、審理は男女関係の問題、機密資料の入手方法の問題に終始した。



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