宜野湾市長選挙の争点は基地問題ではなく「明日のメシ」だった?
関西在住者からの情報
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朝日放送のおはようコールABC
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%82%88%E3%81%86%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%ABABC
のナットク!ニュース塾、今朝は政治アナリストの伊藤惇夫さんのお話でした。
宜野湾市長選、わずか900票差で伊波氏が破れましたが、これ、伊藤さん、伊波氏が一昨年知事選に出てその返り咲きであり、用意が遅かったこと、宜野湾市では26年間革新政権が続いたのに何も変わらなかったこと、そしてグアム移転が設定されたことがあるとのことでした。さらに、政権与党の民主党がどちらの候補にも推薦せず自主投票とは何事とのことであり、しかし伊藤さん、これは本当に普天間のことが争点であったのか、マスコミはそう書くが、宜野湾市の人たちは自分たちの生活を優先したのではないかという指摘がありました。
《「反米嫌日戦線」による2006年11月の沖縄知事選の分析》
☆日本一オンナが安い沖縄で「基地問題」はどうでもよい
(反米嫌日戦線)
http://anarchist.seesaa.net/article/27884801.html
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/367.html
今年の9月で失業率が7.8%
そんな土地で行われた知事選だ。
(略)
朝日の出口調査で、「新知事に力を入れてほしい点」として、「経済の活性化」が56%、「基地問題」が28%という結果が出ていた。
「基地反対」では飯が食えない、というのが大衆の本音であったことを、糸数陣営は見抜けなかったのではないか。
民主党は暮らし・福祉を前面に選挙戦を戦おうとしたが、選対は「基地を前面に出すべきだ」と異論が相次いだという。素人集団の社民党と、お笑い共産党だと俺は想像するが……。逆に、自公推薦の仲井真は「基地問題」を前面に出すことを意図的に避け、当選した。
糸数さんが当選するためには、沖縄駐留の海兵隊による県民への「暴行」や「レイプ」しかなかった、というのは言いすぎだろうか?
そもそも、完全失業率が約8%にもなる沖縄で、「基地反対」を訴えて当選しようなどというのは、インテリの発想ではなかったか。
(略)
そんなに「本土」に擦り寄って、「名誉日本人」になりたいのか、と言いたくなってしまうが、大衆にとって大切なのは「明日の飯」だ。優雅に生活しているインテリ市民は、そこに気がつかない。
☆しつこく沖縄知事選惨敗 (反米嫌日戦線)
http://anarchist.seesaa.net/article/28715704.html
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/762.html
「基地問題で実現可能性の低い公約を掲げても投票してくれない。革新勢力が根強い沖縄でも、旧来型の『反基地』の主張は否定されるようになってきた」
まさに、バカ左翼の無能ぶりを鋭く指摘した言葉ではないか。
対立候補の仲井真氏が前会長であった沖縄電力は、「後援会の入会カードを社員一人あたり10枚のノルマを課す」ほど徹底した企業選挙に打って出た。(週刊金曜日)
これは、選挙ならあたりまえのこと。革新側の労組は何をやっていたのか?敵は創価学会もいるのだから、泥臭いほどの選挙活動をしないと勝てませんよ。選挙は戦争なんだから。
自民湯を見てみろって。郵政造反組を参院選勝利のためにあっさり復党だ。いろいろモンクはあるだろうが、良くも悪くも、この柔軟性が欠けているんじゃないのかい?