このブログを検索

2014年10月13日月曜日

【沖縄県知事選】喜納昌吉候補「自衛隊の存在は容認するが、自衛隊が(国土防衛戦以外の)戦闘をすることに反対する」

https://twitter.com/MIZOROGI777/status/521615329068208128 



《「老子」も自衛目的での武装は容認あるいは黙認している》

「老子」第八十章
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%AE%B9%F1%B2%C9%CC%B1

小国寡民。什伯の器ありて而も用いざらしめ、民をして死を重んじて而うして遠く徒らざらしむ。舟輿ありと雖も、之に乗る所無く、甲兵ありと雖もこれを陳ぬる所無し。人をして復縄を結んで而うして之を用いしめ、其の食を甘しとし、其の服を美とし、其の居に安んじ、其の俗を楽しましむ。隣国相望み、鶏犬の声相聞こえて、民は老死に至るまで、相往来せず。


国は小さく住民は少ない(としよう)。軍隊に要する道具はあったとしても使わせないようにし、人民に命をだいじにさせ、遠くへ移住することがないようにさせるならば、船や車はあったところで、それに乗るまでもなく、甲や武器があったところで、それらを並べて見せる機会もない。もう一度、人びとが結んだ縄を(契約に)用いる(太古の)世と(同じく)し、かれらの(まずい)食物をうまいと思わせ、(そまつな)衣服を心地よく感じさせ、(せまい)すまいにおちつかせ、(素朴な)習慣(の生活)を楽しくすごすようにさせる。(そうなれば)隣の国はすぐ見えるところにあって、鶏や犬の鳴く声が聞こえるほどであっても、人民は老いて死ぬまで、(他国の人と)たがいに行き来することもないであろう。



「老子」第三十一章
http://a5allion.web.fc2.com/1roushi/r/031.html 

夫れ佳だ兵は、不祥の器、物或に之を悪む。
故に有道者は処らず。
君子、居れば則ち左を貴び、兵を用うれば則ち右を貴ぶ。
兵は不祥の器、君子の器に非ず。
已むを得ずして之を用うれば、
恬淡を上と為し、勝ちて美とせず。
而し之を美とすれば、是れ人を殺すを楽しむなり。
夫れ人を殺すを楽しめば、則ち以て志を天下に得べからず。
吉事には左を尚び、凶事には右を尚ぶ。
偏将軍は左に居り、上将軍は右に居る。
喪礼を以て之に処るを言うなり。
人の殺すことの衆き、哀悲を以て之に泣み、
戦い勝つも喪礼を以て之に処る。



いったい武器というものは不吉なしろもので、
誰もが常に嫌がるものである。
だから有道者は、そこに身をおかないのだ。
平常の生活では左を貴ぶ君子人たちも、
武器を使うとなると右を貴ぶのもこのためである。
武器というものは不吉なしろもので、
君子の手にすべきものではない。
どうしても使わねばならぬときには、
無欲恬淡であるのが最上で、
勝利を収めても、それを賛美しないのだ。
もし勝利を賛美するならば、
それこそ人殺しを楽しむというものだ。
いったい人殺しを楽しむようでは
志を天下に得ることなどできないのだ。
一般に祝儀の場合には左を貴ぶが、
不祝儀の場合には右を貴ぶ。
軍隊では将軍が左側に位置し上将軍が右側に位置するが、
戦争を葬式なみに扱うという意味だ。
大勢の人間を殺戮するから悲しみをこめて戦場にのぞみ、
勝利が得られても葬式なみに対処してゆくのだ。

やきとりのいない八月

飛び地A

ブログ アーカイブ

The Daily Star(レバノン)

Rudaw(イラク)