このブログを検索

2014年10月28日火曜日

独誌シュピーゲル「東京電力は福島第1原発のカバーの解体工事を開始した」

Fukushima: Japan startet Abriss von Katastrophenreaktor

http://www.spiegel.de/wissenschaft/technik/fukushima-rueckbau-des-atomkraftwerks-in-japan-beginnt-a-998554.html

Ein ferngesteuerter Kran durchlöchert das Dach - der Rückbau des Atomkraftwerks von Fukushima hat begonnen. Im Innern des AKW müssen Hunderte strahlende Brennstäbe geborgen werden.

                 ↓

以下は在独邦人 Emi Kiyomizuさん
https://twitter.com/kiyomizu5
による暫定訳

                 ↓

ドイツSPIEGEL誌。2014年10月20日の記事。


東電は福島第1原発の1号機の解体工事を開始した


福島第1原発事故で1号機の原子炉の核燃料がメルトダウン(核溶融)した三年半後に作業員たちが1号機の屋根カバー解体工事を始めた。

遠隔操作ができる特殊なクレーンを使用し一時的にカバ-で覆った1号機の屋根に穴をあける工事を東京電力は水曜日に開始した。
屋根の穴に4000リットルの飛散防止剤を注ぎ、放射腺物質の飛散を防止して、来年3月に1号機の解体工事を開始する。
1号機の健屋にある瓦礫の撤去をおこない、使用済み核燃料棒を2018年3月末に冷却プールから運び出す。

しかし、東京電力は1号機の原子炉内の溶融した核燃料棒がどこにあるか正確にわからない状態で、核燃料棒の取り出しは非常に危険な作業である。

 東電の現在の計画は、溶解した核燃料棒の取り出し作業は2022年に東京でオリンピックを開催するので、2020年の前に核燃料棒の取り出し作業を終了する計画をしているが、非常に困難で危険な状態である。

日本の安倍首相は、オリンピックを開催するために、世界の国に対して福島第1原発の状態はコントロールしていると述べている。

しかし、福島第1原発の状態は放射線汚染した地下水が1号機の健屋内や地下の土壌に流入し、コントロールできない状態で非常に危険である。

東京電力が今までおこなった福島第1原発の作業は疑問であり失敗している。

東電は福島第1原発の地下水対策の為に凍土壁を建築した。2号機と3号機の健屋から海側に伸びる地下トンネルを建設したが凍土壁はトンネルに流入する地下水を止める事ができない。

数千トンの地下水と原子炉を冷却する為の汚染水は、地下トンネル内に流入して海に流出する危険な状態である。

東京電力にとって地下水の流出問題は、最も重要な作業である。


1号機から4号機のまわりに作る凍土壁の建設は、原子炉を冷却するための高放射能汚染水と地下水を流入するのを停止する為であるが失敗している。

毎日1千トンの地下水が、損傷した福島第1原発の敷地内に流れている状態である。
そのうち400トンの地下水が1号機から3号機の地下室に流入している。


東京電力はトンネル内で原子炉の核燃料を冷却をする為の汚染水と地下水が混合してる状態である。
東京電力は50万トンの、高放射線汚染水は、汚染水タンクに保管している。
地下水の流入を防ぐ為の1.5キロの長い凍土壁の建設は成功できるかSPIEGEL誌は疑問を持っており不信感を持っている。

1号機と2号機と3号機の原子炉の内部にある核燃料棒は現在も高い放射線量を放出している状態である。

福島第1原発事故で、非常な高熱で数百本もある核燃料棒が溶融し、 原子炉圧力容器の底を突き抜け溶融した核年料棒は原子炉圧力容器を防護する鋼鉄や建物の土台のセメントも混合して危険な状態で溶融溶融した核年料棒は非常に高い放射線量である。

破壊した福島第1原発の1号機の原子炉内で溶融した核燃料の状態は誰にもわからない。

原発の労働者たちも高放射線量で、防護服を着ても作業ができない状態である。


現在も、福島第1原発の1号機の原子炉にある核燃料は毎日数トンの水で冷却しないとコントロールができない危険な状態が続いている。

日本政府の安倍首相は世界各国に対して、福島第1原発の状況は現在コントロールできていると述べたが、コントロールができない危険な状態が続いている。

やきとりのいない八月

飛び地A

ブログ アーカイブ

The Daily Star(レバノン)

Rudaw(イラク)