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2014年4月14日月曜日

【被曝】ドイツ紙「福島で癌は増加しないと主張する国連科学委員会報告書は疑問」

Jede Strahlungserhöhung hat Folgen

http://www.taz.de/Kritik-am-UN-Bericht-ueber-Fukushima/%21136050/

UN-Experten erklären, die Atomkatastrophe in Fukushima führe nicht zu einem erhöhten Krebsrisiko. Kritische Ärzte nennen die Studie „unseriös“.


以下は在独邦人 emi kiyomizuさん
https://twitter.com/kiyomizu5
による暫定訳。

         ↓

ドイツTAZ紙

国連科学委員会の福島第1原発事故の報告書に対しての批判
放射線量の増加で,人体に及ぼす害が増える


福島第1原発事故により、放射線による健康影響はないと主張する国連科学委員会の報告書に対して、IPPNWの医師たちは批判した。


国連科学委員会の専門家たちは
「福島第1原発事故の影響で癌になるリスクは増加しない」
と報告書で説明したが、 IPPNWの医師達は
「信用できない。疑問な報告書だ」
と批判した。

2011年の福島第1原発事故による健康への影響について水曜日に提出した国連科学委員会の報告書に対して批判した。

国連科学委員会の専門家達は、福島第1原発事故で3つの原子炉がメルトダウンが起こしているが、日本の国民の癌のリスクは増加しないと報告した。

さらに、小児甲状線癌の急激な増加に対しても,福島第1原発事故で放出された放射線の影響ではないと報告している。

福島県で、合計25万人の子供たちと青年達が甲状線スクリーニング検査をした。甲状線癌は非常にまれに起こる病気だが、75人が甲状腺癌になる(だろう)と診断されている。

甲状線スクリーニング検査で、甲状線嚢胞、甲状線結節、甲状線癌になる、高い増加率が示された。

国連科学委員会の専門家たちは、特に福島の幼児や子供たちの甲状腺癌のリスクの増加も認めなければいけない。

多くの子供たちが、実際どのくらい高い放射線量にさらされ、被曝したかも明確にしていない。


福島第1原発事故の収束のために働いている、172人の原発労働者たちは高い放射線量にさらされ被曝しており、癌になるリスクが増加している。

国連科学委員会の報告書では、日本の国民と、破損した福島第1原発の周辺地域の住民に対しても
「事実上、健康のリスク(危険性)はない」
と報告している。

国連科学委員会は
「福島第1原発事故により放出した放射線量は自然界の放射線量とほとんど同じ放射線量だ」
と報告している。


核戦争反対国際医師団体のIPPNWの医師たちは、
「国連科学委員会は、東京電力やウィーンの国際原子力機関IAEAと日本の原子力当局から得た放射線データを使用しており、科学的に信用できない、疑問な報告だ」
と述べている。

チェルノブイリ原発事故では、健康のリスクは矮小化され、秘密にされ、隠蔽された。普通では、甲状腺癌は10万の子供に対して0.35人が発生するが、福島では甲状腺癌が10万人に対し、13人増加して、40倍にもなっている状態である。


放射線は低線量でも健康に悪影響があるが、この低線量被爆に関しては議論すらされていない状態である。


ドイツ放射線防護協会の会長Sebastian Pflugbeil氏は、福島第1原発原発事故から3年しか経過していないのにもかかわらず、国連科学委員会が
「放射線による危険性はない」
と報告しているのは余りにも無謀だと批判した.

Pflugbeil氏Pflugbeil氏は
「福島第1原発事故の影響で起こる,放射線による病気は今から始まる」
と述べた。

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