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2014年3月8日土曜日

【ジャパン・カタストロフ】ドイツ紙「福島原発事故による発癌リスクの増加に恐怖を感じる」

☆Fukushima: „Beängstigendes“ Krebsrisiko
Japans Katastrophe
(フランクフルトを拠点にするドイツ紙「フランクフルター・ルンドシャウ」)
http://www.fr-online.de/japans-katastrophe/fukushima--beaengstigendes--krebsrisiko%2c8118568%2c26458974.html
Die internationale Ärzte-Organisation IPPNW wirft der Regierung in Tokio vor, die Folgen der Atomkatastrophe von Fukushima zu vertuschen.


以下は在独邦人 emi kiyomizuさん
https://twitter.com/kiyomizu5
による暫定訳

        ↓

福島第1原発事故の影響で起こる癌のリスクの増加に恐怖を感じる。


IPPNW(注:核戦争防止国際医師会議)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E6%88%A6%E4%BA%89%E9%98%B2%E6%AD%A2%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E4%BC%9A%E8%AD%B0
ドイツ支部は「福島原発事故で放射線による健康への影響を隠蔽した」と、日本政府を批判した。

壊滅的な福島原発事故から3年。IPPNWドイツ支部は「日本政府と東京電力に対して深刻な疑念を持っている」と批判した。

「日本政府と福島県庁は福島原発事故による健康への影響を体系的に軽視して過小評価している。必要な調査もしないで、明らかに癌の死亡率を(低めに)操作している」と月曜日にベルリンでドイツのIPPNWドイツ支部の専門家 Angelika Claußen博士は述べている。


IPPNWの組織は、核兵器や原発のない世界を創るために戦い、評価され、ノーベル平和賞を受賞している。


福島第1原発は2011年3月11日の地震と津波の後、複数の原子炉がメルトダウン(核燃料の溶解)を起こした。

そのため、福島第1原発の周辺の広大な地域が放射能で汚染され、福島の住民たちは避難しなければならなかったのである。

東京電力は福島第1原発の状態を現在もまだコントロールできない状態である。

クラウセン博士は「福島原発事故をなんとかするために働いている現場作業員のうち、東京電力に雇用された労働者はわずか15%で、残りの労働者は下請け業者がかき集めた労働者だ」と述べている。

「彼らは悪い労働条件で働かされており、労働者のために規則的な健康診断も行われなく、彼らが病気になった場合、解雇される状態である。多くの場合、長期間失業した日雇い労働者である」と述べている。

「労働者の疾病に関する公式な統計は発表されてはいるものの、それは東電に直接雇用された労働者だけである」と述べている。


クラウセン博士は「医師として福島における小児の甲状腺癌の増加数に恐怖を感じる」と報告した。

「通常10万人の子供に0.35人の甲状腺癌が発生するが、福島の汚染された地域では、10万人の子供に対して13人の子供が既に甲状腺癌を発症している。福島原発事故直後に、一部の地域を除いてヨウ素錠剤が全く配布されていないので、さらに子供の甲状腺癌は増加すると予想される」とクラウセン博士は述べた。

「甲状腺のスクリーニング検査は許可されているが、白血病の調査や、乳児死亡率の増加や、他の放射線疾病に対しての調査などが日本政府によって阻害されている。医師たちは巨大な圧力をかけられ、医療保険会社は被災者の治療費の支払いを拒否している」とクラウセン博士は述べた。

日本のジャーナリスト「おしどりマコ」さんは、
「日本政府と東京電力は福島原発事故の影響を報告するメディアに対して巨大な圧力をかけている。日本国民に 福島原発事故について自由な報道をする事は、これからは(秘密保護法の施行後は?)保証されない」と話した。

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