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2014年3月15日土曜日

〔イメージ戦略/インドネシア大統領選〕貧困家庭出身のジョコ・ウィドド候補は「庶民派」をことさらに印象づける演出

☆インドネシア大統領選 野党が庶民派擁立 (NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140315/k10015994861000.html

https://web.archive.org/web/20140314204935/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140315/k10015994861000.html

ジョコ氏はジャワ島中部の貧しい家庭に育ち、家具の輸出業などを手がけたあと、地元の市長になり、おととしジャカルタの知事に就任しました。

住民との対話を重ね、親しみやすい姿勢から「庶民派」として人気が高く、「ジョコウィ」の愛称で知られ、最近の世論調査でも大統領候補として常に上位に位置づけられ、有力な候補として注目が集まっています。

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★このジョコ・ウィドド(Ir. H. Joko Widodo)候補

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%89%E3%83%89

は、庶民の普段着のような「赤いチェック柄のシャツ」

http://youtu.be/wdM1O1ip-3M

http://world.time.com/2012/07/10/the-man-in-the-madras-shirt-an-outsider-campaigns-for-jakartas-top-job/

で演説を行う事が多い。


貧困家庭の出身で、なおかつ風貌もパッとしないことを逆手にとり「自分は庶民派である」と無言のうちに強調する、アクの強いイメージ戦略である。



★ホー・チ・ミン

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%B3

が、庶民の服やサンダルを常用することによって、庶民の心をつかんだというのも、アクの強いイメージ戦略である。



★明治維新後の西郷隆盛が、単衣の着物に兵児帯を締めて草履を履いて外出することがあったというのも、イメージ戦略の一種だったのかもしれない。

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