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2014年3月20日木曜日

神奈川新聞が「人為的に盛り上げられる愛国心」を考察する良記事を掲載した

☆「西部戦線異状なし」と愛国心 乗り越えたドイツ、 右にかじ切る日本 (神奈川新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140320-00000021-kana-l14

https://web.archive.org/web/20140320083609/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140320-00000021-kana-l14

故郷や祖国への愛着は、自然発生的なものだろう。為政者は、それを利用してきた。愛国心に排他主義、敵愾心(てきがいしん)を抱き合わせて。

英国の詩人サミュエル・ジョンソンは、こんな箴言(しんげん)を残した。「愛国心は悪党の最後の避難場所である」



☆西部戦線異状なし

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E9%83%A8%E6%88%A6%E7%B7%9A%E7%95%B0%E7%8A%B6%E3%81%AA%E3%81%97#.E7.99.BB.E5.A0.B4.E4.BA.BA.E7.89.A9

ウェストフウス,ハイエ (Haie Westhus):
西部戦線でのパウルの戦友の一人。本職は泥炭掘り。顔にそばかすがある。仕事で鍛えられたためか、手が大きい。泥にまみれて労働者として酷使されるよりも、軍隊で暮らす方が楽だと考えている。中盤で背に傷を負い、それが原因で死亡する。


デュヴァル,ジェラアル (Gérard Duval):
戦場でパウルに刺し殺された、敵国フランスの青年兵士。本職は植字工。傷を負ってからも数時間ほど塹壕の中で余喘を保っていた。パウルは突如自責の念に駆られて塹壕に身を隠しつつ介抱するも、それも空しく結局は死亡。故郷に妻と娘を残している。



☆中国戦線、沖縄戦を戦った元兵士の体験談

https://web.archive.org/web/20091004235819/http://www.news.janjan.jp/living/0910/0909280877/1.php

戦場で沢山の兵士が亡くなるのを見たが、みんな亡くなる時には「おかあさん」と言ったり、子供の名前を言う。天皇陛下万歳と言ったのを、自分は見たことが無い。

(略)

戦闘の結果、アメリカ兵の何人かが倒れて、上のほうで『ママ』という声が聞こえて、やっぱり同じ人間なんだと分かりました。



☆アドルフ・アイヒマン

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%92%E3%83%9E%E3%83%B3#.E3.82.A2.E3.82.A4.E3.83.92.E3.83.9E.E3.83.B3.E8.A3.81.E5.88.A4

この公判時にアイヒマンは「一人の死は悲劇だが、集団の死は統計上の数字に過ぎない」という言葉を残した(ソ連の指導者で数十万から数百万人とも言われる政敵を粛清したことで知られるヨシフ・スターリンも同じような言葉を残したとされるが、実際にはこの言はスターリンではなく、ドイツの反戦作家のエーリッヒ・マリア・レマルクの言葉だった事が近年証明された)。



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