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2014年3月11日火曜日

【動画】ドイツARDテレビ「福島第1原発は今なお危険な状態が続いている」

Fukushima: Die Katastrophe dauert an
http://www.ardmediathek.de/br-fernsehen/capriccio/fukushima-die-katastrophe-dauert-an?documentId=20042346


以下は在独邦人 emi kiyomizuさん
https://twitter.com/kiyomizu5
による暫定訳。

         ↓

ドイツARDテレビ「福島第1原発の危険な状態は、今も継続している。」


ドイツARDテレビドキュメンタリーフイルム。
2011年3月11日に恐ろしい福島第1原発事故が起こり、福島県の住民達に何が起こり、 福島第1原発事故の影響を受けた人々の生活がどのように変化し、福島第1原発事故により彼らが受けた悲惨な状況を 福島の被災者たちがどのように感じているか、このフイルムは報じている。

松村直人さんは、福島第1原発事故が起きた時、親戚の叔母の家に避難しようと思い叔母の家に行ったが、叔母の家には、子供がいるので、お前は相当被曝しているからと言われ、避難も受け入れてくれなかったと話した。
叔母から、緊急避難場所を教えてもらいい、そこにも行ったが、受け入れてくれなかったと松村さんは話した。
松村直人さんは避難地域の死の町で、ただ1人で戻り、避難した人達に放置された動物達に餌を与えて毎日生きている。
「今すぐに死ぬ事はないだろうが、5・6年後に癌か白血病で私は死ぬと思う。諦めた。割り切った」と松村さんは話した。

福島第1原発の周辺の避難地域は死の町になったのである。


2011年3月11日に、地震、津波が起こり、福島第1原発の複数の原子炉がメルトタ゛ウンを起こし、数十万人の人達が避難させられたのである。

ドイツARDテレビのPATLICK、LAUさんは、2012年と2013年に福島県を訪れ、福島第1原発の周辺の避難地域を撮影したが「家だけがあり、人間が誰一人いない。今まで見た事もない、恐ろしい死の町の状態だ」と話した。

「福島第1原発の周辺の避難地域は、ドイツの放射線安全基準値の10倍から100倍の高い放射線量で汚染されているので、人間が指で触れる事もできない状態だ」とLAUさんは話した。

「日本政府は、早く他の原発の再稼動を望んでいるので、福島第1原発について悪い報道を流さないようにしている。日本政府の報道管制は酷い状態だ」とLAUさんは話した。


福島のテレビ局の男性は「いくら泣いても、誰も我々を、助けてくれない」と話した。

東電は、100トンの放射線汚染水を流出し、常に福島第1原発では問題が起きており、日本政府も東電も、どうする事もできない状態が続いている。

福島第1原発の状態は、全く危険な状態が、現在も続いているのである。

福島のテレビ局の男性は「福島原発事故の影響が、体に出てくるのは、5年か10年かかるだろう」と話した。


「福島の子供たちは放射線の線量計(ガラスバッジ)を首に下げさせられている。福島県立医科大学が健康検査のデーターを集め、モルモットにされている」とLAUさんは話した。子供たちが犠牲になっている悲惨な状態である。

日本政府は、福島の子供たちの甲状腺のスクリーニングや定期的な健康検査を行う必要がある。

福島県では、除染のために、屋根の洗浄や土壌を削る除染作業が行われているが、これらの放射線で汚染された土壌は、一体どこに運ぶ事ができるのか。どこにも運ぶ場所がない状態であり、方策も無い状態である。

福島の人たちは、福島第1原発事故の真実の情報も知らされない。日本政府は棄民しようとしており、福島の人たちは世界の人たちからも忘れられようとしている。

政府と福島県庁は、避難した30万人の人たちを、高い放射線で汚染された地域に戻そうとしているが、健康への悪影響がいつ出るか、誰も分からない状態である。

福島第1原発事故が起こり3年間で、福島第1原発の周辺の町は死の町になったのである。

福島第1原発は、現在も危険な状態が継続しているのである。

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