☆放射性物質「健康に影響なし」 県有識者会議が報告書
(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120215t13018.htm
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/132.html
福島第1原発事故で拡散した放射性物質が健康に与える影響を探る宮城県の有識者会議(座長・久道茂県対がん協会長)は14日、「科学的、医学的に健康への悪影響は考えられず、健康調査の必要性はない」とする報告書を公表した。
丸森町筆甫、耕野両地区で行った甲状腺超音波検査、ホールボディーカウンターによる内部被ばく検査についても「甲状腺がんの心配はなく、食品中の放射性物質も多くの品目で定期的に測定している」と指摘。両検査の継続は不要と判断した。
報告書は「100ミリシーベルト以下の低線量被ばくの場合、発がんへの影響は他の要因に隠れるほど小さい」とする広島と長崎の原爆被爆者の追跡調査結果を提示。県内で比較的線量が高い福島県境付近の被ばく線量が年間5ミリシーベルト程度であるとして「健康に及ぼす影響はない」と結論づけた。
《アーカイブ》
☆“原発事故の健康影響なし”
(NHK仙台放送局1月24日)
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/470.html
http://backupurl.com/w8piwi
原発事故による宮城県内の住民の健康への影響を検討する有識者の会議が県庁で開かれ、現時点では健康への影響はみられないと結論づける一方で、今後も長期的に調査を行うよう県に要望しました。この会議は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、宮城県が、放射線被ばくや原子物理学などの専門家を集めて開いているものです。
2回目の24日は、先月から今月にかけて県内で比較的、放射線量が高い地域として丸森町の筆甫地区と耕野地区で県が行った健康調査の結果が報告されました。
それによりますと、放射性ヨウ素の影響を調べる甲状腺の超音波検査では、検査を受けた64人のうち、12人にしこりが見つかりましたが、悪性のものではなく、治療の必要もないと判断されたということです。
また、体内の放射性セシウムの被ばく量を調べる検査では、検査を受けた70人全員から放射性セシウムは検出されなかったということです。
この調査結果を基に会議では、現時点で「健康への影響はみられない」と結論づける一方で、今後も長期的に調査を行うよう県に要望しました。
☆宮城・丸森2地区被ばく検査 「健康へ影響みられず」
(1月25日の河北新報)
http://backupurl.com/quxj1b
昨年12月4日と今月14、15日、甲状腺の超音波検査とホールボディーカウンターによる全身の内部被ばく検査を実施した。
甲状腺検査は64人が受検し、精密検査が必要と診断された子どもはいなかった。12人に小さなしこりが認められ「経過観察が必要」とされたが悪性の可能性はなく、治療の必要もないという。
(略)
今回の検査でも健康への影響は確認されなかったとして、久道議長は終了後「調査はこれで十分。拡大する必要はない」と述べた。
↓
反戦な家づくり (1月25日)
https://twitter.com/#!/sensouhantai/status/162104189336563712
丸森町の子どもたちに「悪性じゃない。異常なし」と宣言したのは、以下の面々。(末尾に名簿)
(注:PDF)
http://www.r-info-miyagi.jp/site/wp-content/uploads/2011/11/35a7034d3c2f259039656bf9117fba3b.pdf
反戦な家づくり
https://twitter.com/#!/sensouhantai/status/162112866554613760
丸森町の子どものしこりをエコー検査だけで「異常なし」と決めた5人を紹介。石井慶造東北大学大学院教授・日本原子力学会東北支部長。福島のFM放送で100mSvしきい値を主張し、あろうことかホルミシスまで得意げに紹介
(注:WMV)
http://media.fmclip.jp/fukushima-shinsai/pocp-ishii2.wmv
かなりトンデモ
反戦な家づくり
https://twitter.com/#!/sensouhantai/status/162114057736957953
丸森町の子どもに安全宣言した石井慶造。今回の福島の事故では100万人調査しても異常はないだろう と。
こんなのに「調査」されたら、しこりがあろうと何があろうと「異常なし」になるだろう。
反戦な家づくり
https://twitter.com/#!/sensouhantai/status/162115548375818240
丸森町の子どもに安全宣言した石井慶造。さんざん安全だといった挙げ句、除染はしろと言う。何かと思ったら、自分が開発した除染技術を売り込み。5mmだけ土を削って、それを水洗いして元に戻すとか
(注:PDF)
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2011/siryo34/siryo1.pdf
反戦な家づくり
https://twitter.com/#!/sensouhantai/status/162119051034890240
丸森町で安全宣言した学者その2。 久道茂
(財)宮城県対がん協会長。県内の医療機関集約化を進めてきた。「集約化」とは医療圏の医師を中核病院に集め、地域から診療科が消えるため医療現場や住民から反発。
松下政経塾の知事とは、いかにも相性がよさそうな感じ
反戦な家づくり
https://twitter.com/#!/sensouhantai/status/162121684449640449
丸森町で安全宣言した学者その3。 藤盛啓成 東北大学病院准教授。この人は「マーシャル諸島住民の放射線被曝線量についての国際共同研究」に関与。
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/12897004
もっとも期待できそうなのだが・・・ 上記のリンクを見ると共同研究者に 山下俊一の名が。
反戦な家づくり
https://twitter.com/#!/sensouhantai/status/162122578297761792
丸森町で安全宣言した学者その4。 山田章吾 (財)杜の都産業保健会理事長。 何も言いません。「放射線ホルミシスを応用した新放射線治療法に関する研究」
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/04807075
反戦な家づくり
https://twitter.com/#!/sensouhantai/status/162125002416717824
丸森町で安全宣言した学者その5。 辻一郎
東北大大学院教授。『病気になりやすい「性格」』(朝日新書)の著者。読んでいないのでノーコメント。まさか 笑っている人には放射能は来ない
ではないと思いたいが、気質や生活習慣と癌の研究が、放射線の影響を薄めるために使われる可能性はある
反戦な家づくり
https://twitter.com/#!/sensouhantai/status/162126203283718145
以上、5人の学者が宮城県丸森町で20%子どもに見つかった甲状腺のしこりに「安全宣言」をした。
こうして顔ぶれを見てみれば、よほどの証拠がないかぎり「安全」と言うに決まっている顔ぶれを最初から並べていることが推測できる。
しかも報道で見る限り、証拠を調べるための穿刺検査もしていない