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2012年1月14日土曜日

脱原発派が「原発国民投票」のルールを自分たちに不利にしろと働きかけ


kaorik
https://twitter.com/#!/hananiga/status/157814376596897792

知らなかった! 原発国民投票は『今すぐ廃炉』じゃなくて『10年間動かす』って可能性あり ↓

①現在ある原子力発電所について、これをどうすべきだと考えますか?

□ 運転、稼働を認める

□ 段階的に閉鎖していき、2022年までにすべて閉鎖する

http://kokumintohyo.com/kokumintohyo/proposal


              ↓


kimononohituji
https://twitter.com/#!/kimononohituji/status/157843451453513728
原発国民投票は、「即時停止」が選択肢にありません!これでは投票が行われれば2022年まで必ず原発が稼動してしまいます!推進派の思う壺です!国民投票に賛成ならば、「即時全原発停止」を選択肢に入れるよう主張してください!


               ↓


bcxxx(原発国民投票の熱心な支持者)
https://twitter.com/#!/bcxxx/status/157849348028366850
Q.「質問項目に即時撤廃の選択肢はないのですか。」A.「即時」という表現は時限を切っていないため、どうすれば結果が尊重されたと言えるのかという判断が非常に難しくなります。」短い期限を切って撤廃でいいだろ。
http://kokumintohyo.com/genpatsu-kokumintohyoqa/public_design#q3-1



bcxxx(原発国民投票の熱心な支持者)
https://twitter.com/#!/bcxxx/status/157849734801915904
即時停止、全廃炉を断固盛り込ませる。


              ↓



▼ しかし原発国民投票においては、投票の「選択肢」を増やせば、脱原発派がかえって不利になる ▼



吉澤和芳 原発都民投票!
https://twitter.com/#!/tomintohyo_nuke/status/149400895661150208
スウェーデンの国民投票。グレーな文面の選択肢を3つ用意。・・・社会が二項対立的な政治モードから建設的な対話モードへと変わった・・・エネルギー進化論 飯田哲也より



高橋裕行
https://twitter.com/#!/herobridge/status/156333446061502464
スウェーデンでは1980年に原発に対する国民投票が行われた。推進、容認、廃止の3つの選択肢で、推進、容認が60%、廃止が40%だった。結果的には廃止は過半数は取らなかったが、この結果を受けて2010年に現在の12機の原発を廃炉にする事が決まった。


高橋裕行
https://twitter.com/#!/herobridge/status/156334506188619777
しかし、スウェーデンでは現在も10機の原発が動いている。さらに2011年に入り現在の10機を保持するために限り、廃炉にした原発の代わりに新造を認める法案が成立した。それは世論が原発推進に傾いているという事らしい。我々はどのような選択をするのか?国民一人一人が考えたい。



Hibikilla
https://twitter.com/#!/hibikilla30/status/156419018469806081
今日聴いた1980年、スウェーデンの原発国民投票事例(推進案+段階的脱原発案が即時停止案を合計で上回り、結果原発は保全された)はとても参考になりました。



Hibikilla
https://twitter.com/#!/hibikilla30/status/156355455172620288
個人的に総括。脱原発のための原発国民投票は回りくどさがあることは確か。また、国民性を鑑みるに、即時停止には抵抗があり、段階的脱原発案によって原発が保全される可能性は高かろう。しかし、市民の直接政治参加体験により民意を得た政治家の誕生や意識の向上等間接的メリットもあろう。




☆直接民主制が解決しないもの (千日ブログ)

http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-883.html

現代における直接民主制の一つの形である国民投票(住民投票、レファレンダム)ですが、これにも「いろんな問題点があります」とのこと。

その例としては、まずスウェーデンで1980年に行われた原発についての国民投票。(この投稿の下書きを書いたのは2月26日のことであり、原発が出てきますが他意はありません)



選択肢は「原発容認」「12の稼働中原発のみ容認」「原発反対」の3項目で、

●原発容認 904,968票 18.9%
●稼働中原発のみ容認 1,869,344票 39.1%
●原発反対 1,846,911票 38.7%

といった結果に。スパッとした結果になりません。


 そのせいかなかなか決まらず、1988年になってようやく「2010年メドに原発を廃棄」を決定。これは国民投票の結果を汲んでいるのか、汲んでいないのか難しいところです。

 しかも、スウェーデンはその後1997年に閉鎖期限を撤廃して、政策転換へと徐々にかじを切っていき、既存の原発の原子炉建て替えを認める法案を賛成174、反対172の小差で可決したそうです。(スウェーデン、脱原発政策を転換 30年ぶり、小差で可決 共同通信より。日付未記載ですが、おそらく法案可決は2010/6/17)

 ちなみに「スウェーデンの電力の原発依存度は約48%」とのことで、転換するにしても相当時間がかかりそうです。

 このまま原発の話を書くと話が逸れるので切り上げますが、国民投票では選択肢作り、あるいは投票結果の評価などを考えると、複雑な意思決定には向かないということなのかもしれません。

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