(アサヒ芸能)
http://www.asagei.com/excerpt/41495
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「ヤクザを辞めてでも生き延びたい。かっこいいのはどんどん消されて、山守とか打本とか悪党は生き延びる。現実を見ると、あの原発事故にも当てはまるんじゃない? 現場の作業員は放射能と戦い、上の者はおびえて視察にも行かないような状況がね」
《備考》
☆仁義なき戦い~登場人物
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%81%E7%BE%A9%E3%81%AA%E3%81%8D%E6%88%A6%E3%81%84#.E7.99.BB.E5.A0.B4.E4.BA.BA.E7.89.A9
第三部『代理戦争』、第四部『仁義なき戦い 頂上作戦』に優柔不断なヤクザの代表格として登場する加藤武演じる打本昇のモデル・打越信夫は、実際は事業家として先見の明があった人物で、解散危機にあった広島カープ存続にも貢献している。プロ野球が庶民の娯楽になることを見越し、1950年(昭和25年)に発足した広島カープの後援会(鯉城後援会)を作り広島カープのタニマチとなって、広島市民球場(1957年開場)の警備、自転車預かり所、売店などの運営を一手に引き受け新たなシノギを開拓した。
鯉城後援会には広島の財界人がみんな入っていたという。
有名な「たる募金」を組員によくやらせていたという。「カープのためによろしくお願いします!」と球場前でお客さんに頭を下げていたのは打越の組員だったのである。
劇中に出てくるタクシー会社の設立も同時期の1954年(昭和29年)である。ただしモデルになった会社、及び後継会社も現在は廃業しており現存しない。
加藤武は、この打本昇役を、今まで演じた中で最も気にいっていると述べている。