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2014年4月14日月曜日

「水道の民営化」により大阪市は「ローマ帝国のように衰退する」との観測

☆大阪市水道事業 30年運営権の最低売却 2300億円に
(4月9日の毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140409-00000036-mai-bus_all

https://web.archive.org/web/20140413200943/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140409-00000036-mai-bus_all

大阪市は9日、来年度中の民営化を目指す水道事業について、30年間の運営権の最低売却額を約2300億円とする基本方針をまとめた。市が全額出資する新会社に売却する。

               ↓

23 名前:名無しさん@13周年@\(^o^)/
投稿日:2014/04/12(土) 18:31:11.20 ID:KuEA78Am0.net
ローマ帝国を疲弊させた徴税請負人を思い出すな
あれも一応入札でやってたんだろ



☆属州

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%9E%E5%B7%9E

それら各税は、属州内の自由市や自治市では各都市が、直轄地では徴税請負人(プブリカニ、publicani)が徴収を担当した。徴税請負人はしばしば総督と結託若しくは総督の名を騙り単独で属州民を搾取した。税額は法によって決められていたので上乗せ徴収はできないが、納税が遅延した場合にそれを徴税請負人が立て替えて貸し付けたものとして、利子を加算して徴収する事で収益をあげた。この他シキリアなどでは穀物の強制買い付けの制度も属州民の負担となっていた。

属州総督の地位は住民からの搾取により多大な利益を期待できるものであった。このため共和政中期から末期のローマでは多額の借金をしてコンスルに就任し、その後の属州統治の任で負債の返済だけでなく一財産を築くような者も少なくなかった。こうした属州総督の苛斂誅求に対して属州は総督の不正を元老院に訴えることができた。ただし弾劾は任期中には免除されるために搾取は経年して続くことになった。当時キケロを有名にしたウェッレスの弾劾もこうした不正追及の裁判であった。そのキケロは、自らが属州総督に赴任した際の私財の蓄積の"少なさ"によって、自らを廉潔の士として自画自賛していたという。

その収奪はすさまじく、新たに属州になった地域は数年のうちに疲弊し、属州民の人口は数十年のうちに十分の一に減少してしまう例すら見られた。属州民の人口が減少したと言っても、死に絶えた訳ではなく、奴隷の境遇に落とされたのである(すなわち属州民として、課税対象者として戸籍に登録された者の数が激減したということ)。

古代ローマには、借金の返済ができなくなった場合に、自らを奴隷として売却する事で返済する、債務奴隷の制度があった。

多くの国有地は、代わってローマの貴族などの富裕層が借りる事となった。彼らは奴隷を酷使する事によって、3分の1税を収めてもなお、多大な収益を得て、ラティフンディウムの成立を見る。酷使される奴隷には、当然ながら奴隷の境遇に身を落とした元属州民も多くいたであろう。



☆プブリカニ publicani

http://wikimatome.com/wiki/%E3%83%97%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%8B

古代ローマの公共事業請負人。公共建築,鉱山採掘,塩田事業,石材切出し,ある種の税の徴収などを国家に対して請負った。特に税の徴収を請負った取税人は,おもに奴隷出身の金融業者で,請負額をこす巨額な税を属州から搾取し,多額の資本を蓄積するにいたった。のちには会社組織をも形成し,また国家に貸付けを行なった。これらの制度は前3世紀に確立し,やがて前2世紀までには騎士身分 (エクイテス ) がこれらの業務に進出,資本家層を形成した。前2世紀末以来彼らの属州搾取ははなはだしいものがあった。ユリウス・カエサルはこれら請負人に規制を加え,帝政期には彼らの業務の多くはコンドゥクトルさらには専門の役人に奪われ,わずかに鉱山開発,関税徴収などを行なったが,帝政後期には消滅した。



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