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2014年2月24日月曜日

福島の子供の甲状腺癌の多発に関する“国際会議”に疑問の声

☆福島、「事故の影響考えにくい」 甲状腺がん
(共同通信)

http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014022301002359.html

研究会で、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故では、4~5年後から周辺の子どもたちの甲状腺がんが増加したことや、事故時に0~4歳の小さい子どもほどがんになるリスクが高かったと報告された。

                ↓

田島なおき
https://twitter.com/ni0615/status/437718056173703168
これは、可笑しな(注:「おかしな」であろう)いいわけ。


田島なおき
https://twitter.com/ni0615/status/437719463371108354
→ワークショップでのチェルノブイリ報告、「スクリーニング調査は4~5年後から始まった」
→したがって、最初数年のあいだ増加が見えなかったのは当然
→もし、早くからスクリーニングが行われていたら、福島と同じ傾向がチェルノブイリでも現れたかもしれない。


田島なおき
https://twitter.com/ni0615/status/437720721611968512
「放射線の影響は考えにくい」理由として
→2「チェルノブイリでは事故時0~4歳の小さい子供ほどがんになるリスクが高かったが、福島ではその傾向が全く現れてないのでチェルノブイリとは違う」というが
→これも、たいへん可笑しな弁明→


田島なおき
https://twitter.com/ni0615/status/437722206148120576
→チェルノブイリでも、事故後3年間は福島の現在と同じように、事故時0~4歳の小さい子どものがんは見つかっていない
→このグラフを見てください。 




田島なおき
https://twitter.com/ni0615/status/437723845621846016
福島の現在(2/7県民健康管理調査検討委員会の報告グラフ)、
これと同じパターンです。




田島なおき
https://twitter.com/ni0615/status/437726545956724736
では、チェルノブイリではその後どうなったかというと(3年後までの集計
→12年後の集計)、変化は?




田島なおき
https://twitter.com/ni0615/status/437728391018463232
こうした変化(0~4歳の小さな子どもに甲状腺がんが多発する)が、福島で起こるかどうかは、事故後4年目、5年目を迎えようとしている、これからの調査の結果次第です。調査をする前から予断をすることは、政治家の人心誘導ではあるまいし、科学者がすべきことではありません。


田島なおき
https://twitter.com/ni0615/status/437730140089364480
「放射線の影響は考えにくい」理由として
→3「検査装置が進歩したので、今まで見つからなかった1cmより小さな微小がんが数多くみつかってしまっだけ、「増加は見かけ」の現象であって、甲状腺がんが多発したわけではない」といいますが→


田島なおき
https://twitter.com/ni0615/status/437733049816477696
今月7日、最新の福島県検討委員会データ
(注:PDF)
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/260207siryou2.pdf
…によれば、
「甲状腺ガンないしガン疑い75名」ガンの平均直径は「14.3±7.6 ㎜(5.2-40.5 ㎜)」です。これを見れば、直径1cm以下の微小ガンは75名のなかではわずか、だと分かります。


田島なおき
https://twitter.com/ni0615/status/437747608937713664
直径14.3mmが平均値で7.6mmが標準偏差δです。これを正規分布で近似しますと、6.7mmから21.9mmの間に68.3%が含まれています。6.7mm以上が84%ということになります。10mm以上は70%になるでしょう。





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《福島県における特定検診でなんと9割の人が「要医療」の判定》

白石草(OurPlanetTV代表)
https://twitter.com/hamemen/status/437172523982393344
いわき医師会の木田先生が、医師会が県に、眼底検診と心電図を求めていると発言。後で確認したところ特定検診で9割の人が要医療となっているという。 スライド貼っておきます。
http://ow.ly/i/4G8GC
福島はもともと心筋梗塞が多い土地柄とはいえ9割にはびっくり。


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☆かつて水俣を、今福島を追う アイリーン・美緒子・スミスさんに聞く
(毎日新聞。2012年2月27日) 

https://web.archive.org/web/20130617032131/http://mainichi.jp/feature/news/20120227dde012040007000c4.html


■水俣と福島に共通する10の手口■

 1、誰も責任を取らない/縦割り組織を利用する

 2、被害者や世論を混乱させ、「賛否両論」に持ち込む

 3、被害者同士を対立させる

 4、データを取らない/証拠を残さない

 5、ひたすら時間稼ぎをする

 6、被害を過小評価するような調査をする

 7、被害者を疲弊させ、あきらめさせる

 8、認定制度を作り、被害者数を絞り込む

 9、海外に情報を発信しない

10、御用学者を呼び、国際会議を開く




☆補足「水俣と福島に共通する10の手口」
(奥田みのり氏のブログ。2012年2月28日)

http://yummyseaweed.seesaa.net/article/254519904.html

9)国際会議を開く
(毎日新聞掲載の10:御用学者を呼び、国際会議を開く)
御用学者を集めて会議を開催する。
意味のない調査をする。(これは、毎日新聞に掲載の6:被害を過小評価するような調査をする、のことかもしれません)
精神的ストレスによる影響について調査を始め、「結局、みなさん、勝手に病気になったんでしょ」といえる土台をつくる。

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