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2012年10月6日土曜日

【速報】英国で「クリミア・コンゴ出血熱」の発病者が病死


☆Congo Fever: Man Dies In Hospital
(英国スカイニュース)

http://news.sky.com/story/994109/congo-fever-man-dies-in-hospital

A 38-year-old man being treated for Crimean-Congo haemorrhagic fever at the Royal Free London NHS Foundation Trust has died.



☆クリミア・コンゴ出血熱

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B4%E5%87%BA%E8%A1%80%E7%86%B1

クリミア・コンゴ出血熱(クリミア・コンゴしゅっけつねつ、Crimean-Congo hemorrhagic fever (CCHF))はブニヤウイルス科ナイロウイルス属に属するクリミア・コンゴ出血熱ウイルスによる感染症である。患者発生地域は宿主となるダニの分布に一致し、アフリカ大陸、東ヨーロッパ、中近東、中央アジア諸国、南部アジアとなっている。クリミア・コンゴ出血熱ウイルスはダニ間およびダニとヒツジやヤギなどの動物との間で生活環を形成している。このウイルスに感染したダニに咬まれたり、感染動物の組織や血液に接触したりすることで感染する。また、動物からヒトへの感染だけでなく、患者の血液や体液に触れることにより、ヒト-ヒト間での感染も起こる。一類感染症に指定されている。

3 - 12日間の潜伏期の後、突然の40℃以上の高熱、頭痛、筋肉・関節痛、上腹部痛が出現する。口蓋の紫斑、結膜炎、徐脈、下痢などの症状が現れることもある。発病後3 - 5日で各粘膜からの紫斑が出現する。肝・腎機能障害を伴う事が多い。致死率は15 - 30%。牛、めん羊などの家畜では感染しても無症状である。

検査所見では、末梢血血液検査において血小板・白血球(特にリンパ球)の減少、尿検査において血尿・蛋白尿がみられる。ウイルス抗原・抗体の検出により確定診断される。治療は、患者の隔離、輸液・電解質補正、輸血などの対症療法のほか抗ウイルス剤(リバビリン)の投与、2次感染の予防として抗生物質の投与が行われる。



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