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2012年10月19日金曜日

〔日本史の論点〕元正天皇は「女系継承による女性天皇」か?


24 名前:日本@名無史さん
投稿日:2012/10/01(月) 17:51:49.68

天智・天武を兄弟とする系図に基づいて、純粋に男系視点で元明-元正の継承を見た場合、従伯母から従姪(いとこの子)へという、今で言えば5親等の遠縁継承になってしまうんだよ。元明は天智の子、元正は天武の内孫だから。

でもそんな遠縁がもとで譲位されたわけじゃないでしょ。母と娘だから継承されたわけでしょ。これを女系継承というわけ。

もっとも、元明を早世した文武(或いは夫の草壁)と同体に擬すれば、元正への兄弟(弟姉)継承・父子継承とも見做すことも可能だが、そうは言ってもこの時代、母と子、祖母と子といった女系がらみの継承が多く行われているのは事実であって、



☆元正天皇

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E6%AD%A3%E5%A4%A9%E7%9A%87

父は天武天皇と持統天皇の子である草壁皇子、母は元明天皇。文武天皇の姉。

(略)

日本の女帝としては5人目であるが、それまでの女帝が皇后や皇太子妃であったのに対し、結婚経験は無く、独身で即位した初めての女性天皇である。



☆元明天皇

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E6%98%8E%E5%A4%A9%E7%9A%87

715年には郷里制が実施されたが、同年9月2日、自身の老いを理由に譲位することとなり、孫の首皇子はまだ若かったため、娘の氷高(ひたか)皇女(元正天皇)に皇位を譲って同日太上天皇となった。



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