(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140328-00000079-jij-soci
https://web.archive.org/web/20140328063240/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140328-00000079-jij-soci
中部電力は28日、浜岡原発3、4号機(静岡県御前崎市)で、原子炉に給水するポンプを動かすタービンの動翼取り付け部分に、ひび割れが計4カ所見つかったと発表した。
(略)
タービンの回転による力や湿気が多い環境などによって腐食したとみられ、同社で対策を検討する。
▼ プレスリリース ▼
浜岡原子力発電所3、4号機 給水ポンプ駆動タービンの点検完了について (注:PDF)
http://www.chuden.co.jp/resource/ham/260328kyuusuitb.pdf
《浜岡原発4号機の骨材試験で虚偽報告》
☆内部告発!浜岡原発の骨材試験で虚偽報告
(2004年7月30日。高田士郎氏)
http://voicejapan2.heteml.jp/janjan/area/0407/0407297388/1.php
https://web.archive.org/web/20140122232833/http://voicejapan2.heteml.jp/janjan/area/0407/0407297388/1.php
巨大地震の発生によって放射能災害を併発する「原発震災」が心配されている静岡県御前崎市の浜岡原子力発電所(中部電力株式会社)の建設時に、コンクリート骨材(砂利、砂)を納入した会社の元従業員が、骨材の試験結果を偽造し「無害」との虚偽の報告を続けていたことを内部告発した。
☆浜岡原発の告発続報!悪夢に心苦しむ
(2004年7月31日。高田士郎氏)
http://voicejapan2.heteml.jp/janjan/area/0407/0407307429/1.php
https://web.archive.org/web/20140123004558/http://voicejapan2.heteml.jp/janjan/area/0407/0407307429/1.php
A氏が原子力安全・保安院に知らせた事実は、自らが虚偽申告に関わった浜岡原発4号機(113.7万KW)の建設(1989~93年)に関する部分だけで、着工の5年ぐらい前から準備に入った。そのころはすでにアルカリ骨材反応が問題になっており(1982年頃から阪神高速道路で被害が発見された)、着工1年ぐらい前に、建設省(現国土交通省)の指針に従って試験をした結果は基準値を大幅に上回っていた(ひどいものでは10倍ぐらい)が、いまさら設計変更をしていると工事が大幅遅れになると、公的試験機関が実施した試験結果を改ざんすることになり、4回ぐらい文書偽造をしたという。
1989年の着工以降は、建設省の試験指針もだんだん改ざんが難しい方法に改まったことから、サンプルそのものを別の骨材とすり替える方法がとられるようになった。したがって、小笠開発→安倍川開発が納入した浜岡原発4号機のコンクリート骨材のすべて(約100万トン)がアルカリ骨材反応性試験は「不合格品」だという。
A氏の話によると、3号機(110万KW)の建設(1982~87年)についても、4号機と同じ採取地の骨材を使用しており、同様の問題を抱えている。また試験運転中の5号機の建設(1999年~2004年)でも同じ骨材が納入された可能性が高いという。
《設計者「浜岡原発は制御不能になる」》
☆設計者からの諌言「浜岡原発は制御不能になる」
(2005年4月15日。林信夫氏)
http://voicejapan2.heteml.jp/janjan/area/0504/0504145797/1.php
https://web.archive.org/web/20140123003242/http://voicejapan2.heteml.jp/janjan/area/0504/0504145797/1.php
2つのことを申し上げたいと思います。
第1は、浜岡2号炉の耐震計算結果は地震に耐えられなかった
第2は、直下型地震が起こると核燃料の制御ができなくなる可能性がある
ということです。
《浜岡原発3・4・5号機の「耐震設計」は疑問》
☆浜岡原発は自爆テロにさらされている?
(2005年6月10日。林信夫氏)
http://voicejapan2.heteml.jp/janjan/living/0506/0506090143/1.php
https://web.archive.org/web/20140328064429/http://voicejapan2.heteml.jp/janjan/living/0506/0506090143/1.php
したがって、3、4号機の耐震設計は疑問である(その後造られた5号機も)。
東海地震説と耐震設計審査指針が出る前に造られた1、2号機は、S2に相当するものが3号機の3/4しかなく、老朽化も進んでいるのでさらに耐震性が低い。
[Tags]安倍川開発株式会社。小笠開発株式会社。