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2014年2月2日日曜日

太宰治が生前に通い作品にも登場する三鷹駅前のウナギ料理店の二代目店主(58歳)が心筋梗塞で突然死

☆太宰治が愛したウナギ店、次代へ 2代目店主急逝
(朝日新聞)

http://www.asahi.com/articles/ASG1Y6TCQG1YUTIL03Q.html

http://www.peeep.us/39dd7d6e

三鷹市に住んでいた太宰が足しげく通い、隆司さんとも懇意だった。

長崎県知事選挙は自民・公明両党が推薦する現職が再選確実 

長崎県知事選は、自民、公明両党が推薦する無所属現職の中村法道氏(63)の再選が確実となった。
2014/02/02 20:03  【共同通信】
http://www.47news.jp/FN/201402/FN2014020201001910.html

〔東京都知事選〕共同通信情勢調査では舛添要一候補が事実上の当選確実

都知事選は舛添氏が優位に立ち、細川氏、宇都宮氏が続く。共同通信の電話世論調査や情勢取材で。
2014/02/02 17:59  【共同通信】
http://www.47news.jp/FN/201402/FN2014020201001802.html

             ↓

173 名前:無党派さん
投稿日:2014/02/02(日) 18:55:00.08 ID:8VdiORPM

【優位、先行】…当選確実な情勢。〈Aが先行〉なら「Aは当選確実」。

選挙結果は舛添で決まったね
あとは得票差がどれくらいになるか
舛添>宇都宮+細川なら再稼動が認められたことになる

昨年、保育所での睡眠中に突然死した子供のうち半数以上が「原因不明」

☆保育所事故で19人死亡 自治体任せ、検証ゼロ
(東京新聞)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014020202000096.html

https://web.archive.org/web/20140202023919/http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014020202000096.html

死亡時の状況は、睡眠中が十六人と圧倒的だ。そのうち九人は、窒息の危険が高いうつぶせ寝の状態で発見された。しかし、死因を窒息と判断されたのは一人だけで、半数以上の十人は「原因不明」。あとは乳幼児突然死症候群(SIDS)が二人、病死が六人だった。


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《備考》

☆福島の認可外保育施設で8カ月男児が死亡 
(福島民友。2013年1月26日)

https://web.archive.org/web/20130213140054/http://www.minyu-net.com/news/news/0126/news3.html

http://www.peeep.us/a46f8b6a

25日午前2時5分ごろ、福島市の認可外保育施設から「8カ月の男の子が意識不明で呼吸がない」と119番通報があった。同市消防本部によると、救急隊が駆け付けたときには男児は心肺停止状態で、福島医大に運ばれたが死亡が確認されたという。

(略)

男児は24日午後6時25分ごろに母親と登園。施設内では、はいはいするなどしていたが、午後10時ごろからは眠っていたという。



☆児童、生徒の心電図異常増加 茨城 
(読売新聞。2013年1月4日)

https://web.archive.org/web/20130305042019/http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=70617

http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/524.html

取手市の市立小中学校の学校検診で、心電図に異常がみられる児童、生徒の数が、昨年度から増加していることが、生活クラブ生協取手支部など市内3団体の調査でわかった。

(略)

検査は小中学校の1年生に実施し、毎年度5月に1600~1700人が受診。精密検査が必要とされた子供は、2010年度までは最高で1・79%だったのが、11年度は2・38%、12年度は5・26%になった。

また、精密検査で疾患や異常が見つかった子供は、10年度までは最高0・71%だったが、11年度は1・28%、12年度は1・45%だった。ただし、12年度は「要精密検査」とされながらも、公表時点で受診していない子供が3分の1以上おり、3団体は「受診者が増えれば数値が上がる可能性がある」とみている。



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《チェルノブイリ事故後は英国でも「乳幼児の突然死」が多かった》


平野美紀(在豪邦人)
https://twitter.com/mikihirano/status/295327945222914048
ちょうど先日、チェルノブイリ後のイギリスでcot death(ベビーベッドでの就寝中の死亡)が多かった…という話をしてた、


ディーン玲子(在英邦人)
https://twitter.com/xian_nu/status/292411101856034817
私はチェルノブイリ事故の5年後に渡英したが、当時、今TL上で見かける「被爆症状」と言われる病気が英国で確かに今より多かった。すなわち乳児突然死症候群、慢性疲労症候群、心筋梗塞、小児白血病、ダウン症など。英国はチェルノブイリから2千キロ離れていて、がれき焼却もしていない。


平野美紀(在豪邦人) 
https://twitter.com/mikihirano/status/292412201191485442
私もチェルノブイリ事故の6年後の渡英でしたが、隣の子はダウン症だったし、知人は自己免疫疾患でした。おりしも当時は狂牛病全盛期…


ディーン玲子(在英邦人)
https://twitter.com/xian_nu/status/292412932128649216
多かったですよね。heart attack、cot deathという言葉をやたら聞いた。今はあまり聞かない。


平野美紀(在豪邦人)
https://twitter.com/mikihirano/statuses/292414296938401793
はい。cot deathなんて毎日のようだった気が…
産まれたばかりの赤ちゃんがなぜそんなに死ぬのか?と思ってました。。
今は聞かなくなったのですね…



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日本語字幕付き動画
「福島の子供達に心臓病増加の危機~セシウムが影響」
クリストファー・バズビー博士

http://youtu.be/OmTz_VuFovQ



▼ 文字起こし ▼

http://junebloke.blog.fc2.com/blog-entry-38.html

2.心臓病が子供に与える影響について

私の同僚ユーリー・バンダジェフスキー、彼は"ベラルーシにおけるチェルノブイリのセシウム137の子供への影響の研究"で有名ですが、90年代後半に、体重1kg当りでわずか20-30べクレルの放射線セシウム137で汚染された子供たちの心臓に、不整脈が起っていることを発見しました。

そして心臓発作を起こし亡くなっているのです。これは非常に深刻な問題です!

問題なのは、癌や白血病だけでなく、心臓の病気です。通常より高い確率で発病しています。普通は、年を取った大人しかならない病気になるのです。つまり、低線量被曝でどの様な病気を引き起こすのかなのです。

私はこの事について研究を始めました。

2~5歳の子供の心臓の大きさは、キューイくらいです。10歳の心臓の大きさは、トマトくらいです。心臓の細胞が何個あるかわかっています。心臓は、220gの重さで、血液を除くと約85gの筋肉組織があります。子供の心臓には、30億個の筋細胞が存在します。これが心臓のデータです。

どの様に検証するのかと言いますと、50ベクレルのセシウム137をこの心臓組織に入れます。1ベクレルは、毎秒の原子核崩壊の放射線量ですので、どれだけ原子核崩壊、又は、電子の形跡がセシウム137が1年間で出るかがわかります。この計算はシンプルなものですが、どれほどの多くの原子核崩壊による電子が細胞内を飛ぶか皆さんも想像できるでしょう。このセシウム137により、わずか1%の細胞が死滅するだけでも、わずか1%ですが、心臓の筋肉としては25%が失われるのです!

これは大変深刻なことです。なぜなら心臓とその筋肉は、生涯に渡り、常に鼓動をするからです。毎日7000Lの血液が身体に流れるのです。我々は70年生きるのです。この鼓動は一生続くのです。

もちろん、この壊死した細胞は普通は置き換わりますが、1年の内たった1%が置き換わるのです。特に一定数の細胞が損傷を受けると、短時間では置き変われません。セシウム137が、年間50ベクレル/kgでは、セシウムは筋肉を侵すことを実証していますし、ヨウ素は甲状腺に、ストロンチウムは骨や筋肉やDNAを攻撃します。セシウム137は、筋肉を犯します。ですから、心臓の筋肉に濃縮されるのです!

これが子供の心臓だとすると、原発事故から1年後には、セシウムはとても少量ですが、およそ25%の細胞が破壊されるでしょう。ですから、私たちは、このような影響を予想しているのです。


同様の放射線の影響は、バンダジェフスキー氏により以前予想されていました。

ある方からお聞きしたのは、福島原発事故の影響を受けた地域の子供たちが、実際に心臓発作に苦しでいるとのことです。

ですから、2つの重要な事が言えます。これは、大変重要なことです。

まず最初に、福島原発の放射線の影響を受けている地域の子供たちは、E.G.C.、つまり心電図の検査の必要があります。総ての病院が、この心電図の計測機器を持っています。この検査を行えば、心電図にその伝動の問題が表れるでしょう。

これは、バンダジェフスキー氏が、偶然発見した方法です。

(略)

彼は、欧州放射線リスク委員会(ECRR)レスボス宣言のあった会議で子供たちの心臓病が増加していることを報告書で提出していたのです。

ですから、子供たちは、心電図の計測機で、心臓の電気信号に問題があるか計測すべきです。



「疎開については?」

ええ、もちろん、その様な地域からは退避すべきです。

もし、子供たちのなかの誰かに心臓の問題が出た場合は、総ての子供たちが疎開すべきです!

なぜなら、それはセシウム137が、心臓の筋肉をに影響があったことを臨床的に証明したという意味だからです。

心臓は、修復できません。心臓病は、修復できないのです。

子供たちは、心臓病に恐ろしく苦しみ、若くして亡くなるでしょう。

2番目の重要な点は、もし、あなたが心臓発作や心臓病で亡くなっても、あなたは癌では死なない。なぜなら、癌は年を取った人達の病気だからです。遺伝的ダメージが、年を取るにつれてどんどん大きくなり、そして癌になるのです。年齢が高くなれば、発がん率も上がっていくのです。

心臓への影響は、もっと劇的に早く現れます!

福島のように放射能で汚染された地域では、癌の発生率は極端に伸びる事はないでしょうが、心臓病の大きな増加がみられるでしょう!

実際に、ベラルーシでは、癌の増加と、心臓病の極端な増加が見られます。心臓病の極端な増加です!

その結果として、ベラルーシ共和国の人口統計指数をみると、チェルノブイリ事故後に人口増加が極端に減少しています。現在は、その悪影響が出ているのです。

実際、このまま行くとベラルーシの人口は無くなってしまうのです。

そして、これが福島でも起ることだと予想されるのです。

ですから、私は何度も警告するのです。心臓病と心臓発作について注視を始めて、子供たちをその地域から一刻も早く退避させるべきです!



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☆『人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響~チェルノブイリの教訓~セシウム137による内臓の病変と対策 』
http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/907.html
投稿者 mainau 日時 2011 年 10 月 31 日

『人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響―チェルノブイリの教訓 セシウム137による内臓の病変と対策 ―』
元ゴメリ医大学長、バンダジェフスキー博士


セシウムの平均蓄積量30.32±0.66Bq/kg にあるゴメリの三歳から七歳の子供は蓄積量と心電図に比例関係があった。

チェルノブイリ事故後のゴメリ州住民の突然死!の99%に心筋不調があった。持続性の心臓血管病では、心臓域のセシウム137の濃度は高く、136±33.1Bq/kg
となっていた。

ミンスクの子供は20Bq/kg 以上のセシウム137濃度を持ち、85%が心電図に病理変化を記録している。

ミンスクの子供で、まれに体内放射能が認められない場合もあるが、その25%に心電図変化がある。このように濃度が低くても、心筋に重大な代謝変化!!!を起こすのに十分である。

【脳および知能に異変?】練達の建築家たちが初歩的な設計ミス

☆東京・青山の三菱地所「欠陥億ション」 ネットの書き込みで発覚、異例の販売中止に 
(J-CASTニュース)

http://www.j-cast.com/2014/02/01195718.html?p=all

今回の物件の欠陥は、「スリーブ」といわれる、配管設備のための孔が開いていなかったことにある。具体的には、全部で6000あるはずのスリーブのうち、1割にあたる600か所の孔がなかったり、位置が間違っていたりした。そのうえ、配管を通そうと後から開けた孔が、鉄筋を切ってしまった個所が見つかったという。

スリーブは建設工程の比較的初期段階の工事とされ、三菱地所は「通常では考えられないこと」と驚くが、「現時点でわかっていることは、施工の段階で設計図を『施工図』に落とし込み、すり合わせる過程があります。そこでの作業で、(孔が)なくなったようです」と説明。この作業は施工主である鹿島建設が行っているため、「これから協議していきますが、相応の責任は負ってもらいます」と話す。




《宮城県の学生の間では「脳の一部分が萎縮」する病変が発生している》

☆東日本大震災:PTSD症状訴える学生 脳の一部分が萎縮
(毎日新聞。2012年5月22日)

https://web.archive.org/web/20120522195602/http://mainichi.jp/select/news/20120523k0000m040101000c.html

http://www.peeep.us/1ee8e7be

ボランティアや震災情報に接することの多い仙台での生活で不眠やフラッシュバックなどPTSD様の症状があった約2割の学生に、恐怖や不安などを伴う記憶を消去する機能がある左眼窩(がんか)前頭皮質が震災前より減少している傾向が確認された。同グループの関口敦研究員は「体積が小さくなったことで恐怖を処理しきれなくなっている可能性が高い」としている。



《おまけ》

▼ Health Effects of Chernobyl
25 years after the reactor catastrophe

チェルノブイリの健康被害
原子炉大惨事から25年の記録

http://isinokai.churaumi.me/2012/03/07/chapter7/

放射線被ばく後の神経障害と精神障害
                                 
 以前にチェルノブイリ地域に住んでいた多くの成人が精神病性障害に苦しんでいる。その原因として、放射線で神経細胞が損傷されるのではないかといわれている。1992年という早い段階からこの説を唱えていたのが、キエフにあるパラギュイン生化学研究所のナデイダ・グラヤである201)。 別の可能性として、電離作用をもつ放射線が特に血管に障害を及ぼした結果、大脳の血流障害が起き、脳への組織傷害が引き起こされるのではないかとも考えられている。この説は、モスクワにあるロシア科学アカデミ-の神経生理研究所のジャヴォロンカヴァにより提唱された。
 
さまざまな国の科学者たちが指摘していることだが、最大の問題となるのが、チェルノブイリ事故が人々のメンタルヘルスにいかに影響を与えたかということである(ここで問題にしているのはいわゆる“放射線恐怖症”のことではない-“放射線恐怖症”とはモスクワで作り出されたにせの病気で、放射能から国民の目をそらすため、何の証拠もないのにあらゆる健康問題の“真”の原因であるかのように宣伝してきた)。

WHOとIAEA、チェルノブイリ・フォ-ラムの健康に関する専門家チ-ムは、特別に注意を払うべき領域として次の4つを指定した;①ストレスに関係する症状、②小さい子どもの脳発達への影響、③高度に被ばくした汚染除去作業者の器質的脳障害、④自殺率。K.ロガノフスキ-がすでに指摘していることであるが、日本の原爆被爆者では6%もの人が統合失調症になっている。チェルノブイリの汚染除去作業者は、放射線の直接作用だけでなく、事故による他の原因で精神障害になるリスクも抱えていることは疑いようもない202)。
 
ロガノフスキ-は、汚染除去作業者ががん以外の疾患にかかる危険率を出そうと、多くの異なる研究を集め検討した。そして、統計学的に有意な結果が得られた。それによると、被ばくした1グレイ当りのリスクの増加(過剰相対リスクERR/Gy)(訳注:1グレイ被ばくした時、ある病気になる確率がどれくらい増えるか、ということである。0.4であれば100人が140人に増えるということになる)は、以下のようになる。

精神障害はERR/Gy=0.4(95%信頼区間=0.17—0.64)、神経学的感覚障害は0.35(95%信頼区間=0.19—0.52)、内分泌疾患は0.58(95%信頼区間=0.3—0.87)(ビリウコフら2001、ブズノフら2001、2003)、神経症性障害は0.82(95%信頼区間=0.32—1.32)である(ビリウコフら2001)。しかし、全体としてもっとも高リスクのものは、脳の血流障害(脳血管機能障害)で、1.17(95%信頼区間=0.45—1.88)である(イワノフら2000)。

さらに最近、150ミリグレイ(mGy)を超える外部放射線被ばくだけで脳血管機能障害のリスクが高まることがわかった。ERR/100 mGy/day=2.17(95%信頼区間=0.64—3.69)が示された(イワノフら2005)。 しかしながら、これらの結果は、適切にデザインされた精神医学の調査と標準化された診断手続きによってなされたものではなく、精神障害に関する州の健康システムからの情報を単に解析したものに基づいている。
 
しかし、旧ソ連を後継した国々で精神医学の教科書的知識を見てみると、身体疾患との誤解や精神障害のシステムにおける診断の誤り(例;精神病性や器質性とせずに神経症性とする場合)のため、精神障害が行きすぎた過小評価を受けていることがうかがえる。実際、ウクライナ保健省は、1990年、1995年、2000年での精神障害の発症率を、それぞれ2.27%、2.27%、2.43%と計算している。

しかしながら、標準化された手法を用いたWHOの世界精神保健調査(WMH)によると、ウクライナの発症率は20.5%(95%信頼区間=17.7—23.3)とされる。つまり、州の健康システムは、精神障害の発症率を少なくとも10分の1も過小評価していることになる。世界精神保健調査には、恐怖、うつ、心身症やアルコ-ル乱用などのいわゆる精神不安が含まれるが、精神病、器質的障害に基づいた精神障害や精神遅滞といった専門用語の使用は避けられている。



http://isinokai.churaumi.me/2012/03/07/hapter2/

2.3 神経系への損傷
                        
 1990年秋の初めベラル-シの精神科医コンドラシェンコ(ミンスク)は次のように警告した「大惨事の影響で、放射線に被ばくした人々の脳に病理学的変化がみられ、注意が必要である!」28)。また、セミパラチンスク(カザフスタン)の核兵器実験地域周辺からの重要な記録(10年間)がある。それによれば、その地域で生活している村民たちは神経障害や知覚障害、頭痛に苦しんでいた。このような情報があるにもかかわらず西側諸国では真剣に受け取らず、むしろ逆に、チェルノブイリ事故後に起こった多くの健康問題は放射線のせいでなく、ヒステリ-反応と決めつけ、“放射線恐怖症” 29)という病気 をでっち上げた30)。

キエフのパラギュイン生化学研究所のナデイダ・グラヤはチェルノブイリ地域に住む(棲む)人と動物の神経細胞を研究し、神経系にみられる損傷の原因は放射線への恐怖のためではなく、放射線のため組織が実際に深刻な障害を受けたためであると報告している31)。

亡くなった汚染除去作業員たちを検死したところ、その48%は死因が血栓症あるいは循環障害によるものであった。がんは28%の割合で、死因の第2位であった。地域の除染を命じられた旧ソ連軍兵士たちのうち20,000人は治療あるいは研究のプログラムに参加している。彼らの多くは精神的にも肉体的にも重篤な状態にあり、この辛い経験に対処することが困難であると思っている32)。

ベルン大学病院耳鼻咽喉科のアンドレアス・アルノルドによれば、多くの汚染除去作業員たちが苦しんでいる浮動性めまいの症状は中枢神経系の損傷によるものである33)。 また、作業員として働いたあと、多くの者が運転中に睡魔に襲われるため、その後の仕事をあきらめねばならなかった34)。


2.4 精神疾患

1993年1月13日発刊のモスクワタイムズの報道によれば、サンクトペテルブルクにあるクリニックで汚染除去作業員1600人を検診したところ、その80%が深刻な精神的問題に苦しんでいるという結果であった35)。

 また、医療的援助を求めている作業員たちの40%は記憶喪失などの精神神経疾患に苦しんでいることがわかった。

数千人の汚染除去作業員のうち数十人は失語症や抑うつ状態、記憶障害、集中力の喪失に苦しんでいる36)。 放射線障害モスクワセンタ-に勤務する精神科医ジュリア・マロ-ヴァは作業員の健康問題にとりわけ関心をもち、次のように説明している-私たちの理論は、何らかの理由で、脳への血流が以前に、またおそらくは今でも減少しつづけているというものである。このようなタイプの疾患は作業員では他の被害者よりも多くみられる。

汚染除去作業員にみられる他の症状としてとりわけ多いのが慢性疲労症候群である。 ロガノフスキ-(2000,2003)によれば、0.3シ-ベルト以下の被ばくを受けた人の26%が慢性疲労症候群の診断基準に該当する。作業員では、慢性疲労症候群の頻度は、1990年から1995年では65.5%であったが、1995年から2001年では10.5%に減少していた。一方、いわゆるメタボリック症候群Xは同様の比較で15%から48.2%に増加していた。慢性疲労症候群やメタボリック症候群X は他の精神神経疾患や身体的疾患への前症状とみなされている。慢性疲労症候群はまた、環境的な影響を受けやすいと考えられており、また神経変性や認識障害、精神神経障害の前駆症状ともみなされている。大脳の左半球のほうが右半球よりも傷つきやすいようだ。

P.フロ-ル・ヘンリ-の報告によれば、さまざまなうつ状態、あるいは統合失調症や慢性疲労症候群のような症状は汚染除去作業員に非常に多く見られ、脳の器質的変化(右ききでは主に左半球の)を伴っており、脳波検査によって客観的に診断できる。彼らの考えでは、これは、さまざまな神経的、精神的疾患が0.15~0.5シ-ベルトの放射線ひばくで引き起こされるということを示しているようだ。

放射線被ばくの症状は早期老化という形でも現れてくる。そしてこれらの神経的老化症状は被ばくの時期が若ければ若いほど、より早く、より深刻に現れる。

彼はまた、脳波検査で脳の左半球に異常を示す疾患は、急性の放射線障害の作業員にも見られたと報告している。また、驚いたことに、これらの精神的疾患や脳波変化は、アフガニスタン侵攻に参加したロシアの退役軍人には見られなかった。その理由は、これらの兵士たちが大きな外傷的ストレスにさらされたが、放射線被ばくを受けなかったためであろう。ただし、チェリノブイリの作業員と違い、彼らは故郷で英雄とみなされることはなかった。

一方、チェリノブイリの作業員と第1次湾岸戦争やボスニア戦争の退役軍人に、磁気共鳴画像法や脳波検査、ポジトロン断層撮影法などの検査を行ったところ、脳の変化は両者で極めて酷似していることがわかった。P.フロ-ル・ヘンリ-の考えによれば、これは湾岸戦争やボスニア戦争での劣化ウランを含むロケット弾の使用に関係があるという。ロケットは空中にウラニウム238酸化物のほこりを放出し、人々に吸入された。そして、ウラン238に暴露された人たちが日本(1945年)の原爆被ばく者と同じような精神神経学的症候群に進行していった。

ロシア科学アカデミ-の神経生理学研究所のL.A.ザボロンコバと公衆衛生省放射線研究所のN.B.ホロドヴァは汚染除去作業員たちに神経学的調査をしたところ(37)、高次認知機能や精神機能が損なわれていた。それらは、思考の遅延、疲労の増大、視覚性・言語性記憶障害、高次運動機能障害などである。これらの症状は早期老化によるものと類似していた。

“フランス-ドイツ チェルノブイリ・イニシアティブ”での研究(訳注:独・仏で資金を出した研究と思われる)では、標準化された系統的精神科面接法(ロマネンコら)を用い調査したところ、精神的障害は汚染除去作業員の36%にまで増加していた。一方、ウクライナ全人口では20.5%であった。うつ病ではこの頻度増加がさらに著しく、汚染除去作業員では24.5%に対しウクライナ全人口で9.1%だった。(デミッテナイア-ら 2004 )

1986年から1987年までチェリノブイリ周辺の規制区域で仕事をしていた汚染除去作業員-特に、その後も同地に住み続け、合計3年から5年間過ごした作業員たち-では精神神経学的障害が増えつづけている。そして、250mSv以上の被ばくを受けた作業員では80.5%に、250mSv以下では21.4%に障害がみられた。(p<0.001)(ニャ-グら.2004 )ロガノフスキ-は1990年以降統合失調症の頻度が増加していると報じている;一般の人では人口10,000人当たり1.1人なのに比べ、作業員では5.4人であった。別の報告では、チェリノブイリ地域で生活し、労働していた人々のあいだでは統合失調症の発生頻度は他のウクライナ人に比較して1986年から1997年の期間では2.4倍に、1990年から1997年の期間では3.4倍になっていた。(ロガノフスキ-&ロガノフスカヤ 2000 )




《さらにおまけ》

411 名前:地震雷火事名無し(北海道)
投稿日:2011/08/18(木) 09:23:35.49 ID:PbxFI2zm0
チェルノでも「記憶力低下」はあったと記憶していますが。


415 名前:地震雷火事名無し(東京都)
投稿日:2011/08/18(木) 11:08:29.52 ID:phoKXukQ0

重いものでないといいですね。ヤブロコフ・ネステレンコ報告
(注:PDFである)
http://www.tucradio.org/Yablokov_Chernobylbook.pdf
をみた感想ですが、参考まで。


ウクライナでは、事故後5年の時点では、循環器系疾患についで、神経系疾患が問題であった模様。

>In 1991 the prevailing primary physical disabilities in the
contaminated territories were due to circulatory problems (39.0%) and
diseases of the nervous system (32.3%).
(ウクライナ、46頁パラグラフ18)

・1991年、汚染地域での病身者(訳注・この定義は不明)の主疾患においては、循環器系疾患(39%)及び神経系疾患(32.2%)がよくみられた。


その理解の上で、記憶障害(短期を除く)が関連しそうなものを強引に引っ張りだしてみると、

(1)疲労にも関連しているもので目に付いたには、先ず甲状腺機能低下(>>194、poor memory)かな。あとは、慢性疲労症候群。

(2)疲労には関係しないものだと、チェルノブイリ認知症。

>“Chronic fatigue syndrome” (慢性疲労症候群).excessive and unrelieved
fatigue(とれない疲れ),fatigue without obvious cause (理由なき疲労), periodic
depression,memory loss (記憶の喪失),diffusemuscular and joint pains, chills
and fever, frequentmood changes, cervical lymph node
sensitivity,weight loss; it is also often associated with immune
system dysfunction and CNS disorders(中央神経系障害).
(322頁パラ6)


>There are increasing instances of a phenomenon termed “Chernobyl
dementia,”(チェルノブイリ認知症)
which includes disorders of memory, writing
(記憶力・筆記力の障害),convulsions,and pulsing headaches,caused by destruction
of brain cells in adults
(ロシア、109頁パラ8)



読売新聞世論調査「東京都知事選の争点は(やっぱり)医療や福祉政策」

☆舛添氏リード、宇都宮氏と細川氏追う…都知事選
(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140201-00001224-yom-pol

https://web.archive.org/web/20140202003319/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140201-00001224-yom-pol

都知事選の争点で重視する課題を複数回答で聞いたところ、「医療や福祉政策」を選んだ人が84%で最多。

              ↑

★結果論になるが、細川陣営としては「医療や福祉政策」には滅法強い三宅雪子氏

https://twitter.com/miyake_yukiko35

を副知事候補に指名して、選挙戦に帯同しておけばもっと良い結果につながったと思う。戦略的に悔いが残る結果となった。

舛添要一候補が圧倒的に優勢な理由は「小沢一郎方式」の選挙戦術を導入したから

439 名前:無党派さん
投稿日:2014/02/02(日) 05:10:47.48 ID:owqIxpEM

舛添候補は動員は掛けずにひたすら演説回数を稼いでいる。
候補者の存在を一人でも多くの有権者に認知させたいのなら、こっちの方が得策。
都内は安泰と見て多摩地区にまで出向いてどぶ板しています。
細川氏が奥多摩町で第一声を上げたら状況は違っていたかも。

2014年2月1日土曜日

【YouTube動画】今夕の新宿アルタ前での細川護煕候補と小泉純一郎氏の大演説

23分15秒すぎから小泉純一郎氏の演説。



〔次回選挙の課題/動画検証〕老齢の応援弁士が街宣車から降りる時の転倒・転落の防止策の強化が必要

「演説が終わり街宣車から降りてくる菅原文太さんが降りるところが危なっかし­い」

※ ハシゴに滑り止めの「グリップ」を付けるとかそういうことも必要かも。特に降雨や降雪の時には必要。

http://youtu.be/HvVHkqTs7Gk

明日(日曜日)の細川護煕候補と小泉純一郎氏(脱原発最強タッグ)の遊説予定

https://twitter.com/RyoTagaya/status/429554643304083457

【明日の細川都知事候補と小泉元総理の遊説予定】

弁士:細川護熙氏、小泉純一郎氏

15:30~銀座4丁目交差点

18:00~JR秋葉原駅中央口(ヨドバシカメラ前)

明日もユーストリーム放送しますのでよろしくお願いします。


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