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2012年5月26日土曜日

【重要資料】放影研「原爆被爆者の死亡率に関する研究」日本語版


☆放射線影響研究所「原爆被爆者の死亡率に関する研究:1950-2003」日本語版
(原子力発電 原爆の子)

http://besobernow-yuima.blogspot.jp/2012/05/abcc-1950-radiation-research-14-1950.html

厚生労働省と米国エネルギー省共同管轄の公益財団法人「放射線影響研究所」は、その前身の原爆傷害調査委員会(ABCC)の時代の1950年から原爆被爆者の死亡率に関する寿命調査を続けてきました。

このほどアメリカの専門誌 Radiation Research オンライン版で公表された「原爆被爆者の死亡率に関する研究 第14報 1950–2003年:がんおよびがん以外の疾患の概要」において、放影研は「放射線の健康リスクに閾値がない」ことをようやく認めました。それだけではなく、この報告は「被爆時年齢が若いほど、健康リスクは増大する」「健康リスクはがんだけでなく、がん以外の循環系、呼吸器系、消化器系の疾患にもおよぶ」といった事実をも明かしています。

もとより大量の内部被曝者が次々と亡くなった1950年以前のデータは失われているなど、この報告に対して、いくつかの重大な欠陥を指摘することができるでしょう。

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