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2014年5月23日金曜日

〔音楽史メモ〕フレデリック・ショパンの死因は「嚢胞(のうほう)性線維症」であるという説もある

☆フレデリック・ショパン

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%91%E3%83%B3#.E6.9C.80.E6.9C.9F

ショパンの病とその死因は明らかになっておらず、そのため医学的な議論の的となってきた。死亡診断書では死因は肺結核であるとされている。

2008年には死因が嚢胞性線維症である可能性が提唱された。

しかしながら、現代の呼吸器治療と医療的支えのない19世紀において、嚢胞性線維症を抱えながら39歳まで生き延びることは事実上不可能であるという検討もさらになされ得る。

ショパンが長く苦しんだ病についての総説が2011年に出版されている。文脈から事実を読み解くのであれば、ショパンを苦しめた疾病は肺結核である可能性が高い。



☆嚢胞性線維症

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9A%A2%E8%83%9E%E6%80%A7%E7%B7%9A%E7%B6%AD%E7%97%87

嚢胞性線維症(CF症)(のうほうせいせんいしょう、Cystic Fibrosis)は、遺伝性疾患の一種で、常染色体劣性遺伝を示す。

白人に高頻度で見られ、欧米白人では2500人に一人発病し、患者数は30,000人、最も頻度の高いユダヤ人のアシュケナジーでは25人に1人は保因者である。

原因は塩素イオンチャネル(CFTR)の遺伝子異常で、水分の流れに異常をきたし粘液の粘度が高くなる。

鼻汁の粘性が強くなると副鼻腔に痛みを感じ、痰の粘性が強くなると、気道を閉塞し肺炎を繰り返すようになり、ついには気管支拡張症をきたす。

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症も併発しやすい。

胆汁の粘性が強くなると、胆石をおこしたり、膵炎をおこしたり、肝機能障害からついには肝硬変をきたす。

ただし軽い場合は成人後発病することもある。

医療の発達により寿命はのびてきたとはいっても30代である。



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