(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013101801000941.html
下村博文文部科学相は18日、沖縄県竹富町教育委員会が教科書無償措置法に違反しているとして、是正を要求するよう沖縄県教委に指示した。竹富町は採択地区協議会が選んだ育鵬社版中学公民教科書の使用を拒んでいる。
☆育鵬社
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%B2%E9%B5%AC%E7%A4%BE
株式会社育鵬社(いくほうしゃ)は、日本の出版社。
新しい歴史教科書をつくる会から袂を別った「教科書改善の会」が新たに出版する教科書の版元として、2007年8月1日に設立した。扶桑社の100パーセント出資の子会社で、扶桑社の教科書出版部門が独立、発足当時の社長も同社の社長片桐松樹が兼任していた。本社は東京都港区海岸(扶桑社のあるビルに入居)。資本金は3億円である。2007年12月10日に公式サイトが開設された。
現社長・久保田榮一は、親会社フジテレビジョン(旧社、現:フジ・メディア・ホールディングス)からの出向者であり、片桐同様、扶桑社の社長を兼任している。
☆中学公民教科書にみる自衛隊
(2004年5月26日の東京新聞・特報)
http://www.asyura2.com/0403/senkyo3/msg/652.html
「憲法が変わる前に、教科書が変わってしまっている」。
(略)
「友達は戦争でうんと死んでいる。特攻隊にしろ何にしろ、教科書の力は大きかった。教科書ほど恐ろしいものはない。戦争が始まった日に世の中が変わるわけではない。その前に変わっている」
☆「皇民化再現」を警戒 92歳、杖持つ手に決意
(2006年11月17日の琉球新報)
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/291.html
「教え子を戦場に送った者として」。衆院特別委員会で教育基本法改正案が通過した翌16日早朝、元教師の平敷りつ子さん(92)=西原町=は新聞に投稿するためにペンを執ろうとしていた。戦前戦後を通じて40年、教育現場にいた平敷さんは「学校の皇民化教育が再現される。改正案は体を張ってでも阻止しなければ」と参院通過まで、できる限りの行動を起こすことを決めている。
(略)
改正案に盛り込まれた「愛国心」を平敷さんは警戒する。戦前の国民学校では「修身」の授業で、生徒と一緒に目を閉じて「海ゆかば」を歌い、教育勅語を暗唱させた。「国を愛する心と聞けば聞こえはいいが、国に役立つ人間をつくること。国、天皇のために死ぬのが名誉だと教えていた私も愛国人間だった。戦場で命を散らせた子どもたちの顔を思い出すと胸がうずく」